【不眠症】夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」の原因と対策について
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【不眠症】夜中に何度も目が覚める「中途覚醒」の原因と対策について

夜中に何度も目が覚める人は、加齢と共に増加してきます。もちろん、年齢と関係なく、その時の心身の状態によっても、「中途覚醒」というものが起こりえます。今回は、この「中途覚醒」について、原因となるもの、そして、その場合の対策についてまとめました。放っておくと不眠症がひどくなる可能性もありますよ

どうして目覚める?覚醒睡眠とは?

どうして目覚める?覚醒睡眠とは?

どんなに疲れていても、夜中に何度も目が覚めるときってありませんか?

一度も起きることがなく、ぐっすりと眠ることができると、翌朝の目覚めもすっきりするのに、夜中に目が覚めてしまい、それから寝れなくなるとなると、朝どんなに遅く起きても、すっきりしないこともあります。

では、なぜ夜中になども目が覚める「覚醒睡眠」が起こりうるのでしょうか。

睡眠のメカニズムを知ろう!

睡眠のメカニズムを知ろう!

人間の睡眠には眠りの浅い「レム睡眠」と眠りの深い「ノンレム睡眠」のサイクルによって、睡眠のリズムが構成されています。

ノンレム睡眠の間は、人間の脳が休憩している状態で、その間に人間の免疫機能を増加させたり、成長ホルモンの分泌が盛んにおこなわれたりしています。

一方で、レム睡眠は、体を休息させている状態であり、その間に、自分自身の経験や体験、そして学習した内容を脳の中で処理させています。そのため、睡眠には、それぞれのタイミングと役割があります。

覚醒睡眠はどのタイミングで起こる?

覚醒睡眠はどのタイミングで起こる?

夜中に何度も目が覚めるのは、レム睡眠のタイミングで起こります。レム睡眠のときに、脳が何かしらの刺激を受けて目が覚めるのです。レム睡眠の時は、脳が働いている状態であるために、刺激を受けやすい状態になっているのでしょう。

「覚醒睡眠」の原因は?

「覚醒睡眠」の原因は?

「覚醒睡眠」の原因は、実際には限定できるものではありません。

本人によって、脳を刺激する何かは異なっているため、直接の原因を特定することは難しいことです。もしかしたら、いくつもの要因が重なって引き起こされているかもしれません。ただし、大きな原因はいくつか考えれます。ここに、主要な原因をいくつかまとめました。

過度のストレスによるもの

過度のストレスは、自律神経のバランスを崩してしまいます。

自律神経の役目のひとつに、ホルモン分泌をコントロールする役割があります。ただし、ストレスによって、自律神経が乱れると、その分ホルモンの分泌量に影響を及ぼしてしまうのです。人間の睡眠と大きな関わりがあるメラトニンというホルモンが上手に分泌されないと、その分寝つきが悪いという状態になってしまいます。

これは、最初の睡眠導入のタイミングでも必要とされますが、レム睡眠時のちょっとした刺激にも反応してしまい、目が覚めると再び寝付くのに時間がかかるというような原因にもなります。ストレスを抱えている状態であると、脳がそのストレスを上手に処理できずに、悪夢として現れるようなことは決して珍しいことではありません。

睡眠時無呼吸症候群の可能性

大人の男性の多くが、睡眠時無呼吸症候群になっていることがあります。

原因はストレスであったり、運動不足であったり、生活習慣病であったりといろいろとありますが、この睡眠時無呼吸症候群には、無呼吸時に脳を覚醒させてしまうことがあります。

本来ならば、この脳の覚醒は目が覚めてしまう直接の原因にはなりにくいのですが、タイミングが合ったり、この睡眠時無呼吸症候群以外にも複数の原因が重なって、レム睡眠時に目が覚めてしまうことで、中途睡眠を引き起こしてしまうのです。

アルコールによるもの

アルコールによるもの

飲酒をすると、肝臓でアルコールをアセトアルデヒドという物質に分解します。

このアセトアルデヒドは、悪性物質であり、人間にとってあまり良い影響を及ぼしません。その中に、交感神経を刺激させることがあり、睡眠時に肝臓によってアルコールが分解されている過程で、交感神経を刺激して目が覚めてしまうことがあります。

まとめ

中途睡眠には、そのほかにも頻尿などによるものもあります。

いずれにしても、加齢とともに、神経がより敏感になり、中途睡眠を引き起こされるようになってしまいます。ストレスをためないようにすること、普段から適度な運動をすることなどで改善される可能性もありますし、さらに、アルコール摂取後は、2,3時間を空けてから睡眠をとるようにするなどの心がけで、中途睡眠が改善されるでしょう。

あまりにひどい場合には、心療内科などで相談をして、薬などを処方してもらうのも良いでしょう。

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