正しい対処で心臓を守れ!不整脈の種類はどれが怖くてどれが怖くないの?
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正しい対処で心臓を守れ!不整脈の種類はどれが怖くてどれが怖くないの?

不整脈の種類を知ることはとても大切です。不整脈には放っておくと突然死や脳梗塞に結びつきかねない怖いものから、特別な治療や心配の必要がなく逆に不安がり過ぎるとひどくなるものまであります。自分の不整脈の種類を知り、正しく怖がって正しく対処しましょう。

不整脈が見つかったら

不整脈が見つかったら

心臓は全身に血液を巡らせるポンプで、脈拍は1日に10万回も打ちます。

不整脈とは、一定のリズムで打たなくてはいけないはずの脈拍が速くなったり、遅くなったり、乱れたりする症状です。

不整脈と言うと突然死に結びつきかねない重篤な心臓病を思い浮かべがちですが、実際には不整脈の原因はさまざまです。

特に心配や治療の必要のない生理的なものや、加齢やストレスなどで起こるものから、心臓疾患、心不全などによるものまでいろいろな不整脈があり、30歳を超えると何かかの原因で不整脈がある人がほとんどなのです。

不整脈の種類

不整脈の種類は大きく3つに分かれます。

その中ですぐに治療をしなければ生命に関わりかねない不整脈から、様子を見ていれば大きく心配をしなくて良い不整脈までがあります。

1.徐脈(遅い脈)

徐脈(遅い脈)

徐脈とは、脈拍が通常より遅くなる不整脈の種類です。

徐脈の症状は、脈拍が遅くなることの他に、だるさやふらつき、体を動かした時の息切れなどです。

程度が重い場合は意識が飛んで倒れてしまうこともあります。

徐脈の原因

徐脈の原因には、加齢や心筋症、心疾患などがあります。

徐脈のメカニズムは、心臓に電気信号を送る洞不全に異常のある洞不全症候群と、電気信号の伝わりに異常のある房室ブロックに分かれます。

徐脈の対処法

本人に症状のない徐脈のほとんどはあまり心配いりません。心配なのは脈拍が非常に低下した場合や失神発作を起こすケースです。薬物治療や、心臓ペースメーカーなどの治療法があります。

2.頻脈(速い脈)

頻脈(速い脈)

頻脈とは、脈拍が通常より速くなってしまう不整脈の種類です。

運動した後や、緊張や恐怖などの後、お酒を飲んで後などに起こる頻脈は不整脈とは言いません。頻脈の多くは無症状です。

自覚できる症状としては本人が気づく動悸があります。症状が重くなると、速過ぎる脈拍でかえって血液が正常に送られず、めまいや吐き気を覚え、意識を失うこともあります。

頻脈の原因

頻脈は不整脈の種類の中で特に注意が必要です。

頻脈の原因には、突然死につながる心室細動や、脳梗塞の発作につながる心房細動があります。

頻脈の対処法

頻脈の対処法

多くはそれほど自覚症状のない頻脈ですが、危険なケースも多いのでとにかく早めの診察や検査を受けてください。

治療が必要な場合の治療法は薬物治療、異常を起こしている部分の心筋を焼くカテーテルアブレーション、埋め込み型除細動器治療などがあります。

3.期外収縮(脈が乱れる・脈が飛ぶ)

期外収縮とは、脈が乱れたり、脈が飛ぶように感じる不整脈です。

脈が飛ぶことを多くの人はその部分の脈拍がなくなったのだと感じますが、実際は本来より速いタイミングで脈拍が起こってしまい、その部分の脈が非常に弱くなるため、脈が飛んだように感じます。

期外収縮の脈の乱れや飛びは本人が気づくことがあります。短い胸痛や不快感が症状として出ることもあります。

期外収縮の原因

期外収縮の原因

3つの不整脈の種類の中でも、期外収縮は特に良性の可能性の高い不整脈です。

全く健康な人でも、1日中心拍が正常に規則的なわけではなく、年齢の数くらいの期外収縮は起こるものです。

自律神経の乱れや疲労や睡眠不足などは期外収縮を増やす原因となります。

期外収縮の対処法

期外収縮の対処法

期外収縮のほとんどは大きな心配はなく、特別な治療を行いません。

悪化させる原因となる過労や睡眠不足、ストレスに気をつけましょう。アルコールやカフェインも良くありません。

しかし、中には治療が必要となるケースもあります。

生命の危険を及ぼしかねない脈へと進行してしまう期外収縮や、自覚症状が強く本人が苦しい場合です。

治療の多くは抗不整脈薬や抗不安剤などの薬物で対処します。

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