心臓が急に痛いと感じた時に、考えられる病気とは
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心臓が急に痛いと感じた時に、考えられる病気とは

心臓は脳と同様に、人間の身体の中でとても重要な器官であることは言うまでもありません。心臓が急に痛いと感じた時には、どのような病気が考えられるのでしょうか。心臓の急な痛みは、いつ襲ってくるかわかりませんから、適切に対処をするためにも知っておくことが大切です。

心臓が急に痛い時に、確認したいこと

痛みの場所や、痛みの種類など

心臓が急に痛いと感じたら、心臓は命に関わるような重要な器官ですから、誰でも気が動転してしまい、時にはパニックを起こしてしまうようなこともあるかもしれません。

落ち着くのはなかなか難しいかもしれませんが、できるだけ気を確かに持って、痛みの場所と痛みの種類を確認してみましょう。

というのも、胸には心臓の他にも、様々な器官がありますから、その痛みが心臓から来ているのか、それとも他の器官から来ているものなのかを、判断するために大切な情報だからです。

心臓が急に痛い時に、確認したいこと
痛みは胸の中央部分なのか、左右のどちらかなのか、背中側なのか?
肩から首に放散するようなものなのか、表面が痛いのか、奥から痛みが来るのか?
他にも痛みを感じる場所があるのかなどを確認してください。

また、痛みの種類についても、締め付けられるようなものか、刺すようなものか、鈍痛か、ズキズキするようなものか、チクチクするようなものかなど確認しておきたいものです。

さらに、痛みが続く時間についても、どれくらいの時間続いているのか、断続的なものなのかなどを確認します。

これは、自分に痛みが起こった時だけでなく、周囲の人が心臓の急な痛みを訴えた時にも、覚えておいて、本人に確認するようにしましょう。

心臓が急に痛い時に、考えられる病気

心臓や血管の病気

心臓が急に痛いと感じた時に考えられる心臓や血管の病気は、心筋梗塞、狭心症、大動脈解離、急性心膜炎などです。

心筋梗塞である場合は、胸の奥の方で締め付けられるような強い痛みを感じ、痛みが強い場合には、話をすることもできず、冷や汗が出たり、吐き気が起こったり、顔色が蒼白になったりする症状を伴うこともあります。
さらに症状が重い時には、意識がなくなることもあり、このような場合は命が危険な状態であると言えます。

命が危険な状態も
狭心症は、心筋梗塞と似たような症状で、胸の奥の方が締め付けられるような痛みに襲われますが、時間が経つと症状が治まることも多いものです。

急性心膜炎は、心臓を包み込む心膜が、細菌やウイルスに侵されることで炎症を起こすもので、胸の奥の方が圧迫されたような重さや痛みを感じ、発熱を伴うこともあります。

大動脈解離は、身体の中で一番太い血管に、何かの衝撃で亀裂が入るもので、引き裂かれるような激しい痛みが胸から、背中、腰などに移動しますが、数秒で意識をなくし、一刻を争う危険な状態となります。

心臓以外の病気

胸には、心臓以外にも器官がありますから、痛みの原因は心臓以外にあることも多いものです。

呼吸器系では、まず自然気胸という肺に自然に穴があいてしまう病気が考えられますが、この場合は咳や息苦しさを伴います。

また、身体のどこかでできた血栓が、肺の中の血管に詰まる急性肺血栓症も考えられますが、一刻を争う命が危険な重篤な状態になることもあります。

病院できちんと検査をするようにしましょう。
ほかには、ろっ骨の骨折や逆流性食道炎などによって胸の痛みが引き起こされることもありますし、神経系では心臓神経症という、検査では特に異常は見つからないものの、精神的な負担がある時に心臓に痛みを感じるという症状であることもあります。

心臓が急に痛いと感じる場合には、重大な病気であることも少なくありませんから、たとえ痛みがおさまったとしても、自己診断で終わらせず、病院できちんと検査をするようにしましょう。

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