突然の脈の乱れは甘く見てると危険!不整脈の原因と症状
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突然の脈の乱れは甘く見てると危険!不整脈の原因と症状

心身ともに平常な状態から突然起こるドキドキやドクンドクンとした動悸や脈の乱れ・・・その症状は不整脈かもしれません。不整脈は主に心臓疾患によっておこる症状ですがそれだけではありません。不整脈の原因と症状など正しい知識を知ることで、発症した時に素早く心身の異常に気付くことができます。

不整脈の原因と症状を知ろう

不整脈とは、平常な状態で突然心臓の拍動が遅くなったり早くなったりする症状のことを言います。

健康な人間の脈拍(心拍)数は個人差はありますが、成人なら一分間に50回~90回程度が正常です。
そして通常、脈拍は心身の様々な状態に合わせて変化します。
例えば、激しい運動をした時や焦りや怒りなど心身が興奮した際には、拍動は早くなりドキドキとした動悸を感じやすくなります。

このように、身体や精神の変化に合わせて変化する脈拍は生理現象の一つなので問題ありません。

注意が必要なのは[平常時にいきなり乱れる心拍]です。
心身ともに平常な状態から突然ドキドキと早くなったり、ドクンドクンとゆっくりになる拍動には様々な原因が考えられます。

不整脈の原因と症状を知ろう

不整脈の原因で多いのは心臓疾患や自律神経の異常

不整脈の原因として一番多いのが、心臓の異常による不整脈です。
心臓は、私たちの体の中の血液を循環させ、全身に酸素や栄養を運ぶポンプのような役割をする重要な臓器です。
しかし何らかの原因でそのポンプ機能が正常に動かなくなると不整脈の症状として現れます。

また、心臓や身体の機能に異常がない場合に起こる不整脈は、自律神経のバランスの乱れが原因の場合があります。
自律神経は交感神経という“動”の神経と副交感神経という“静”の神経の総称で、その2つが互いにバランスをとりながら私たちの心身を正常に動かしています。
その2つの神経のバランスが崩れた時、心身に様々な異常が現れるのですが、その中の一つが不整脈です。

不整脈には大きくわけて、ドキドキと脈拍が通常よりも早くなる頻脈性不整脈と、ドクンドクンと脈拍が通常よりも遅くなる徐脈性不整脈があります。
この2つは原因となっている病気や症状によって変化します。

頻脈性不整脈の種類から考えられる病気

頻脈性不整脈の種類から考えられる病気ドキドキとした頻脈が不規則に続く頻脈性不整脈は以下のような病気が原因になっている可能性があります。

・心房細動・・・心房が突然興奮状態になり1分間に約500回~600回という高い頻度で不規則に細動する病気です。突然脈が乱れ胸部の不快感と共に心臓が小刻みに振動しているような症状が起こります。

・発作性頻拍・・・心臓を動かす電気信号の伝達に異常が発生した時に起こります。平常時に突然1分間に200回を超える規則正しく激しい拍動が起こり、しばらく続いた後に突然停止します。また胸部の違和感などが同時に現れることもあります。

・洞性頻脈・・・洞性頻脈は自律神経のバランスが崩れることで起こりやすくなります。また大きなストレスを感じたときや緊張から解放された時などに発症することも多く、ドキドキとした動悸とともに心拍数が高まり、同時に発汗や血圧の上昇などが起こります。

・甲状腺機能亢進症・・・洞性頻脈の症状に合わせて体重の減少や多汗の症状などが現れた場合は、甲状腺機能亢進症の可能性が考えられます。

徐脈性不整脈の種類から考えられる病気

徐脈性不整脈の種類から考えられる病気

ドクンドクンとした通常よりもゆっくりとした脈拍が続く徐脈性不整脈は以下のような病気の可能性があります。

・房室ブロックや洞不全症候群・・・心臓が正常な働きをするためには、心臓に備わっている刺激を伝達し心臓を動かすシステムが、きちんと作動している必要があります。しかし何らかの原因で心臓内においてこの伝達システムに異常が発生したり、伝達の遮断が行われると突然脈が正常時に比べて極端に遅くなったり心拍のスキップなどが起こります。

・徐脈性心不全・・・徐脈性心不全は正常だった脈が突然遅くなりスキップしたり、一時停止を起こす症状です。不整脈が続くとめまいなどの症状が現れ最悪の場合、失神や心肺停止の可能性がある危険な病気です。頻繁に徐脈の症状が現れる場合は、なるべく早く専門家による診察を受けましょう。

このように不整脈には種類と共に様々な原因があります。
中には命にかかわる危険なものもあるので、異常を感じたら放置せずになるべく早く医師による診察を受けましょう。

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