「急に動悸がする」場合に考えられる病気や症状
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「急に動悸がする」場合に考えられる病気や症状

心臓がどきどきしたりバクバクする動機というのは恐怖や焦りを感じたときに起こります。しかし何気ない瞬間に急に激しい動機に襲われたことはありませんか?もしかするとその動悸は身体の異常によるものかもしれません。見逃しがちな病気のサイン「急に動悸がする」場合に考えられる病気や症状について知りましょう。

急に動悸がする・・・実は病気や身体の異常を知らせるサイン

急に動悸がする・・・実は病気や身体の異常を知らせるサイン動悸とは、心臓の動きに合わせておこるドキドキやバクバクとした鼓動を自分自身で体感できる状態のことを言います。

心身ともに平常な状態では心臓の拍動(心臓によって行われる律動的な収縮運動)を自分自身で体感することは困難ですよね。
しかし、激しい運動をしたときや、恐怖や焦りなど心の動きに合わせて拍動は激しくなり自覚症状として体感できる動悸となります。動機といっても運動時や精神的な興奮によっておこる動悸は誰にでもあることなので心配はいりません。

しかしそんな動悸が心身ともに平常な状態でいきなりおこる場合があります。
痛みを伴わず数分や数十分で収まってしまう場合も多いため軽く考えがちですが、動悸の強さや頻度にかかわらず“急に起こる動悸”は身体の異常や病気による症状かもしれません。

安心な動悸、心配な動悸

一般的におこる動悸ほとんどは心配ないものとされていますが、動機の起こるタイミングや強さや頻度によって病気の可能性が考えられます。

正常時の動悸は

・激しく運動したとき
・緊張したとき
・恐怖や焦りを感じたとき
・喫煙したとき
・アルコールを摂取したとき
・コーヒーなどのカフェインを摂取したとき
・辛みが強いものなど刺激物を食べたとき

などに起こります。

上記のようなタイミングでおこる一時的な動悸は特に心配することはありません。

一時的な動悸は特に心配することはありません。注意が必要な動悸は、身体や心が平常な状態にもかかわらず突然始まる動悸です。
例としては、ドキドキとした早い動悸、ドクンドクンと波打つような大きい動悸、強弱のある不規則な動悸などがあります。
また動悸の速さや時間、併発している症状なども原因となっている病気や異常を特定する重要な判断材料になります。

要注意な動悸の症状

動悸を感じたらまず落ち着いて自分で脈拍数や脈拍の乱れなどを調べましょう。脈拍は手首や首筋など動脈が通っている場所を血管に沿って軽く押さえながら図ります。
通常、正常な脈拍のリズムは1分間に50回~90回程度です。それ以上やそれ以下の脈拍が急に始まり何度も続く場合何らかの病気の可能性が高まります。

また動悸や脈拍が乱れ胸が躍るような感じやスキップするような感じが続く場合は、高血圧が原因の不整脈の可能性も考えられます。

動悸によって考えられる心臓の病気

不規則に突然始まる動悸に加えて胸の痛みや呼吸困難、咳などをを併発している場合「心不全や心臓弁膜症」の可能性があります。
また、少しの運動をしただけで激しい動悸を感じ、同時に胸の痛みや失神発作が起きた場合「肥大型心筋症、拡張型心筋症」の可能性があります。
ドキドキとした動悸に加えめまいを感じる場合も要注意!「除脈頻脈症候群」の疑いや「発作性上室性頻脈」の可能性が考えられ、動悸が長く続くとめまいに合わせて呼吸困難が起こることもあります。

そして早い動悸だけでなく動悸に合わせてドクンドクンとゆっくりとした脈が現れる病気もあります。動悸の始まりは早めの呼吸と脈拍を感じるのですが、その後だんだんと脈拍が遅くなりふらふらとめまいを感じることがあるならば「除脈頻脈症候群」の疑いがあります。

心臓疾患以外で起きる急な動悸

また急に動悸がする原因は病気だけではありません。

急な動悸とともにおこる冷や汗や、頭痛、倦怠感などは、血液中のヘモグロビンが減少することによって起きる貧血(鉄分欠乏製貧血)が原因であることも。
また自律神経失調症の症状の一つに動悸があります。
自律神経失調症は何らかの原因によって身体の機能を動かす自律神経のバランスが崩れ、心臓や内臓をはじめとする体内器官の働きに異常をきたす神経疾患です。

なるべくはやく専門医による診察を受けましょう。このように急な動悸は様々な病気の可能性が考えられます。
中でも心臓に関する疾患は悪化すると命にかかわることもあるため、定期的に急な動悸に襲われる場合“すぐ収まる、痛みがない”そんな場合でもなるべくはやく専門医による診察を受けましょう。

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