それ、本当に症状に合っている?鼻スプレーの種類と効果について
67views

それ、本当に症状に合っている?鼻スプレーの種類と効果について

鼻スプレーの種類と効果について知って使っていますか? 花粉シーズンになると、ドラッグストアでも手軽に買うことができるスプレータイプの点鼻薬を好んで使っている人も多いことでしょう。 今回はあのいやーな鼻づまりをスーッと解消してくれる鼻スプレーについて、便利だからこそ知っていてほしいこと紹介します。

花粉シーズンが到来すると、ドラッグストアにならぶ鼻スプレーの数々。ほんとうに最近種類も増えましたよね。
今回は、そんな鼻スプレーの種類と効果について紹介します。
知らないとちょっとこわいお話もあわせて紹介しますのでぜひ参考にしてください。

4da8af3275059c48e518fb70e9c27c58_s アレルギー 鼻炎 点鼻薬を使う女性

鼻の中のこと知っていますか?

鼻のことについて、顔のど真ん中にあるのに、その高さはあれこれ思うけれど、鼻の中のことについてあまり知ろうとしませんよね。鼻づまりはかなり苦しくて日常生活に支障がある状況です。

少し、鼻についてお勉強しましょう。鼻は単に穴があるだけではありません。鼻の中は、毛細血管の集まりで、じつに複雑に入り組んでいて、その通り道はとても細いものになっています。左右の鼻を隔てている鼻中隔、そしてその反対側には鼻甲介があり、これが、ゴミの侵入を防いだり、湿気・温度調節ができるよう膨らんだりできるようになっています。

細菌などなんらかの原因により、この鼻甲介が腫れて空気の通り道がせまくなると鼻づまりとなり苦しくなるというわけです。
この鼻甲介の腫れがあって鼻づまりがある場合、鼻水を取り除くと一旦は楽になるように感じますが、溜まった鼻水をかんだだけでは鼻の通りは治りません。

3つのタイプの点鼻薬

そんな鼻に使用する点鼻薬には大きく3つあります。
抗アレルギー薬、ステロイド、血管収縮剤の3つのタイプです。

1つ目の抗アレルギー薬は、アレルギー性鼻炎や他の治療を補完するために使用され、内服薬と同じ抗ヒスタミン薬を液状にしています。

2つ目のステロイドは、重症の場合に奨められ強い抗炎症効果が得られる点鼻薬で、液体のものとパウダー状のものがあります。

3つ目の血管収縮剤のタイプは、鼻づまり改善用のスプレーです。
先ほどの鼻の仕組みから分かるとおり、鼻の血管の腫れに作用するので即効性があり、市販されている鼻スプレーにはメーカーにより多少の違いはあれ、ほとんどこの成分が入っています。

点鼻薬には大きく3つのタイプがあります

知っておきたい鼻づまりスプレーのこと

しかし、このタイプは原因を取り除いているはわけではないので、一時的に鼻づまりがよくはなりますが、薬の効き目がなくなると血管が元に戻ります。そして、また鼻づまりを解消しようと、もう一度スプレーすることになります。

自己判断による間違った使い方をすると、鼻スプレーの使いすぎによる点鼻薬性鼻炎というさらなる鼻づまりをおこすこともありますので慎重に使用しなければなりません。大原則は、よほど重症でない場合や原因への直接治療が上手く行っている場合であれば、血管収縮剤の鼻スプレーは使用すべきではないとも言われていますので、自己判断の使用は慎重に。

 

鼻のかみ方をマスターしよう

75a6cd04d94706ba965966ad55e2cc27_s アレルギー 風邪 ティッシュで鼻をかむ女性 
用法用量を守った鼻スプレーの使用とともに、鼻にやさいいかみ方をマスターすることも大切なので、実際にご自分のかみ方を見直してみてください。

片側の小鼻をきちんと押さえ、片方ずつかんでいますか?
鼻水を押し出すためには、口からたっぷり息を吸いましょう。
一気に力強くかむのではなく、ゆっくりと小刻みに少しずつかんでいますか?

鼻水はすすらならいで、やわらかめのティッシュでこまめにかんで外に出すことが喉や耳にとっても大切なことです。

原因究明と症状に合った治療を

ちょっと脱線しましたが、もし市販の鼻スプレーに頼って症状をごまかしているだけだと感じたら、ぜひ耳鼻咽喉科を受診して、あなたの症状に合った薬を使うようにしましょう。一言にアレルギー性鼻炎といっても、その症状は様々です。あなたの鼻の中をしっかり診てもらい、鼻水、鼻づまり、かゆみなど症状別に対策を考えてもらいましょう。

どの薬があっているのか、時には組み合わせによりつらい症状が軽減されます。
そして、鼻スプレーでごまかすのではなく根本から原因を治療することが大切だと知ってください。

PR