2週間以上長引く風邪にご用心!放っておくと危険な副鼻くう炎で咳
88views

2週間以上長引く風邪にご用心!放っておくと危険な副鼻くう炎で咳

症状は咳ですが、2週間以上長引く場合は鼻の病気、副鼻くう炎かもれません。どうして副鼻くう炎で咳が出るのか、その2つのメカニズムと、副鼻くう炎を放置してはいけない理由、副鼻くう炎の症状や治療法をまとめました。

風邪は長引かない!それでは長引く風邪って何!?

長引きすぎる風邪で多い2大原因は咳喘息と、副鼻くう炎

風邪が長引いてなかなか治らないと訴える方は多くいらっしゃいます。しかし、風邪はどんなに長引いても10日程度で治るものなのです。
2週間以上風邪が長引く場合はほかの病気が考えられます。
長引きすぎる風邪で多い2大原因は咳喘息と、副鼻くう炎で、どちらも風邪をきっかけに発症することがよくあります。

副鼻くう炎とは

副鼻くう炎は副鼻腔炎、蓄膿症とも呼ばれています。普段は意識しませんが、私達の顔には空洞があります。鼻の両脇、両目の内側、両眉の上、その両奥の計8箇所です。
その空洞に鼻水や膿がたまって炎症が起きるのが副鼻くう炎です。
きっかけは先ほど紹介した風邪のほかに、アレルギー性鼻炎や花粉症であることもあります。

症状が咳なのに原因が鼻!?

副鼻くう炎で咳が出るのには2つのメカニズムがあります

副鼻くう炎のよくある症状は、鼻づまりや鼻水、頭や顔面の痛みや重い感じなどです。
これらの症状が伴う咳は副鼻くう炎の可能性があるのですが、他の症状があまりなく副鼻くう炎で咳だけに気がつく人もいます。
副鼻くう炎で咳が出るのには2つのメカニズムがあります。

副鼻くう炎で咳が出る理由1・後鼻漏

副鼻くう炎で咳が出る理由のひとつは後鼻漏です。
鼻水は鼻の穴からだけではなく、奥から喉へも流れ出ています。無意識に鼻をすする癖のある人は、副鼻くう炎の鼻水に気づかず、症状が後鼻漏だけのことがあります。
後鼻漏の方が夜眠ると、鼻水がどんどん喉に溜まり、これを吐き出そうと咳が出るのです。

副鼻くう炎で咳が出る理由2・喉の炎症

副鼻くうの炎症が喉に感染して、喉自体にも炎症が起こることもあります。喉の痛みや腫れも出てきます。
逆に風邪などの喉の炎症から副鼻くう炎を発症することもあります。この場合も喉の炎症が続くことがあります。

副鼻くう炎の咳の特徴

副鼻くう炎の咳の特徴は、湿った感じの咳と痰です。後鼻漏の場合、寝ているときに痰がたまって朝咳が強く出ます。しかし、咳は夜間に限らず、ひどくなると一日中咳き込んでしまうこともあります。
また、副鼻くう炎はとても長引く病気です。咳が何ヶ月もずっと止まらないことがあります。

副鼻くう炎の咳で注意すべきこと

咳の原因が副鼻くう炎の場合は、市販の咳止め薬などが効きません。副鼻くう炎の治療をする必要があります。副鼻くう炎は軽い場合は副鼻くう炎用の市販薬で治る可能性もあります。しかし、市販の副鼻くう炎の薬は漢方薬や生薬が大半で、体質に合わないと改善に役立たないこともあります。
副鼻くう炎が重症になると目や耳、脳にまわることもあるので、何ヶ月も治らない場合は耳鼻咽喉科を受診すべきです。

副鼻くう炎の診断

副鼻くう炎の診断

副鼻くう炎の診断は耳鼻咽喉科でできます。
多くは内視鏡やX線写真で診断が可能です。CT検査を行なう場合もあります。

副鼻くう炎の治療

医療機関での副鼻くう炎の治療にはさまざまな方法があります。
まず行なうのは薬物療法です。症状を抑える薬だけではなく、炎症を起こす原因となっている菌を殺す抗菌薬を併用します。
鼻吸引や鼻洗浄で鼻からきれいにしたり、喘息でも使うネブライザーによるステロイドの吸入なども使われます。副鼻くう炎の種類によっては手術が有効なこともあります。

PR