早期発見、治療をすれば生命や声を守れる!知っておきたい喉頭がんの症状
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早期発見、治療をすれば生命や声を守れる!知っておきたい喉頭がんの症状

歌手のつんく♂さんが声を失ったり、歌手の故忌野清志郎さんや落語家の故立川談志さんの死因にもなった喉頭がん。喉頭がんは早期に発見すれば生命も声も守れる病気です。ということはあらかじめ喉頭がんの症状を知っておきたいですね。喉頭がんの主要な症状をお伝えします。

つんく♂さんが声を失った原因とは

つんく♂さんが声を失った原因とは

ロック歌手でプロデューサーのつんく♂さんが声を失ったことが社会的なインパクトになりました。原因は喉頭がんです。

喉頭がんは有名人では他にロック歌手の故忌野清志郎さんや落語家の故立川談志さんの亡くなった原因としても知られています。

喉頭がんになると声を失ったり亡くなったりするの?

喉頭がんは5年生存率が平均で70%を超える、予後の比較的良いがんです。特にステージ2までに発見できれば5年生存率は90%を超えます。
また、ステージ2までに発見できれば、放射線治療や部分切除のみで治癒する確率も高く、声を失わずにすむ可能性の方が高いのです。

それだけに、是非早期発見したいがんでもあります。

喉頭がんのリスク要因

喉頭がんのリスク要因

喉頭がんの最大のリスク要因はタバコです。喉頭がんになった人の9割以上が喫煙者です。

ただし、タバコを吸わない人でも喉頭がんになることはまれにあります。お酒や口腔の不衛生、逆流性食道炎などが喉頭がんのタバコ以外のリスク要因です。

特にタバコを長年吸っている人は定期的に喉頭がんの症状をチェックするようにしましょう。

喉頭がんの症状

喉頭がんの症状

声門がん

喉頭がんの60%~70%は声門に発生します。そして、声門に発生した喉頭がんのほとんど全員に見られる症状が嗄声(きせい)です。

嗄声とは声がかれることです。声に雑音が混ざったり低いがらがら声になったり声質が変わります。嗄声はわかりやすい喉頭がんの症状です。そのため、喉頭がんの早期発見率が高いのです。

しかし、嗄声は喉頭がんのほかに風邪や声帯の使いすぎ、タバコの吸いすぎなどでも起こります。そのため愛煙家の方は声がかれていてもいつものことだと見落としてしまうことがあります。

特に愛煙家で嗄声が1ヶ月以上続くときは速やかに医療機関を受診しましょう。

喉頭がんで怖いのは…

喉頭がんは声門にできると早期から嗄声が見られるので、発見しやすいのですが、声門以外にできると自覚症状が少なく進行するまで気がつかないことがあります。

声門上がん

声門上がん

声門上がんは声門がんに次いで頻度の高い喉頭がんで、喉頭がんのうちの30%~40%を占めます。

声門より上にがんができると、かなり進行するまで嗄声は起こりません。嗄声以外の初期から見られる喉頭がんの症状は喉の違和感や異物感です。飲み込みにくさやいがいがした感じなどがあげられます。首のリンパ節が腫れたり、血痰が出ることもあります。

喉の異物感はヒステリー球や、慢性の咽頭炎でも起こります。喉の異物感が2週間以上続くときは医療機関を受診して原因を確かめることが大切です。

血痰の原因は多くは風邪です。気管支炎や肺炎でも起こります。喉頭がんのほかに肺がんや食道がんの可能性もあります。血痰が出たら初めての血痰であってもすぐに医療機関を受診しましょう。

声門下がん

声門より下にできるがんは稀で、喉頭がんのうち3%程度しかありません。しかし、声門下がんは喉頭がんの中でも怖いがんです。ここにできた喉頭がんは初期ではほとんど症状がありません。

進行してくると、呼吸が苦しくなってきます。嗄声や血痰などが出てくるのはかなり進行した後です。

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