声を失う可能性がある喉頭がんの治療と喉頭がんについて
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声を失う可能性がある喉頭がんの治療と喉頭がんについて

喉頭がんは喉頭にできるがんになりますが、進行することで声を失う可能性があります。しかし、早期発見することで声帯を確保することができます。また、喉頭がんの治療は2種類に絞られることができ、この喉頭がんの治療について説明いたします。さらに喉頭がんの初期症状や検査方法そして喉頭がん予防についても説明します。

人が生きていく中で重要な喉頭の働き

人間ののどは、咽頭と喉頭から成り立っています。喉頭は、甲状軟骨に囲まれた部分になり舌の付け根から気管につながっている部分になります。

喉頭にはどのような働きがあるかと言えば、声を出す発声の働きがあります。声帯を振動させることで声を出すことができます。

次に誤嚥防止の機能があります。飲食をして食べ物や飲み物を飲み込む時には、喉頭蓋が働き、喉頭や声帯を閉じることで、気管に入ってしまう誤嚥を防ぐことができます。この機能も喉頭の働きになります。

喉頭は、他にも肺と気管の空気の通り道の働きがあります。この3つの機能は、人が生活していく中で大変重要な機能となります。

人が生きていく中で大変重要なのど

もし、喉頭に何かあれば、会話ができなくなりコミニケーションが取れなくなる、上手に食事ができなくなる等色々な不便さが生じることになります。この喉頭の部分に発症ししまうのが喉頭がんになります。この喉頭がんが進行することで、喉頭の機能が損なわれることになります。

喉頭がんは、がんの中でも発症率が極めて低いがんに分類されます。この喉頭がんは、発生する部位により名称が3つに分類できます。声門がん、声門上がんそして声門下がんに分類でき、発症する割合は、声門がんについては60%前後、声門上がんは30%前後、そして声門下がんは発生が極めてまれだと言われています。

初期の段階から症状が発生しやすい喉頭がん

喉頭がんは、がんの中でも他のがんに比べて発症する可能性が低いのですが、初期の段階でわかりやすい症状が出るため、早期発見できる特徴があります。

喉頭がんの代表的な症状としては、声帯に関係がある場合には声のかすれや声枯れ等、声を発生する時に違和感が現れます。

その他にも喉の痛みや呼吸がしにくい、そして食べ物が飲み込みにくいなど、普段の生活で違和感を感じる症状が現れるため、大変わかりやすく早期発見が可能となります。

初期の段階から症状が発生しやすい喉頭がん

喉頭がんの部位の違いによる症状としては、声門がんは、声帯にできるがんで、声帯は声を発声するために大変重要な器官となるので、声のかすれや声枯れの症状が現れやすいです。

声門上がんの症状としては、発症する場所が喉頭蓋と呼ばれる場所に発生するがんになり、声帯に影響を及ぼす場所でないため、喉の異常や喉の痛み等、喉全体の症状が現れます。また、首のリンパ節に転移した場合には、首を触った時にしこりも感じることもあります。

声門下がんは、声帯の下の部分や気管の上の部分にできるがんです。呼吸が苦しくなるなどの症状が現れることになります。声門がんに関しては、発症する確率が他の喉頭がんに比べて高く声に影響が出るのですが、早めに検診を受けることがなければ、進行することで声を失う可能性があります。

喉頭がんは、部位により異なる治療を行う

咽頭

喉頭がんの治療に関しては基本的に、放射線による治療と外科的手術による治療が中心となります。通常、早期発見のがんの場合には放射線治療やレーザー治療を行うことになります。外科的手術の場合には、喉頭の部分切除や喉頭の全摘出を行うことになります。全摘出することで声が出せなくなる問題が生じるので、そのため最近の外科的治療では、喉頭を温存する治療を行うことが多くなっています。

声門がんについては声帯にできるがんのため、早期発見の場合には放射線治療を行うことになりますが、レーザーを用いた切除手術を、早期の場合でも行う場合が増えています。放射線治療で効果が現れない場合には、喉頭の部分切除を行いますが、声帯を温存するため今までと同じような声に近い状態が確保されます。進行が進んでいる場合には、基本的に喉頭の全摘出を行いますが、声を出せなくなる問題があるため、放射線化学同時併用療法を行う施設が増えています。

声門上がんは、早期治療の場合には放射線治療を行います。しかし、声門上がんは、首のリンパ節に転移しやすい特徴があるため、放射線照射は広い範囲を行うことになります。こちらのがんでも放射線治療の効果がなければ喉頭の部分切除します。がんの進行が進んでいた場合には、喉頭の全摘出を行うことになりますが、放射線治療を併用してがん自体の大きさを小さくしてから摘出する方法があります。また、首のリンパ節に転移している場合には、リンパ節とその周辺の組織を切除する頸部郭清術を行うことがあります。

声門下がんについては、他の喉頭がんの治療方法とは異なることになります。早期発見の初期症状であっても放射線治療を行うことなく、外科的治療となる喉頭部分切除が一般的に行われます。声門下がんは早期発見が難しいがんになるため、発見された時には進行が進んでいる状態なります。その結果喉頭全摘出切除を選択する場合が多いがんになります。

喉頭がんは、部位により異なる治療を行う

喉頭がの検査と効果的な予防方法

喉頭がんに関しては、治癒率が70%となっており、頭頚部のがんの中でも比較的治療しやすいがんになります。早期発見の可能性が高いがんに該当することで、声を失わずに治療することが可能です。

喉頭がんの検査に関しては最初に問診や触診を行うことで、ある程度予測できるものです。さらに進んで検査を行う場合には、音声分析や視診を行い、がんの発見を行うことができます。がん細胞を検査する病理検査や頚部エコーやMRI等を利用する画像検査があります。

喉頭がんの予防に関しては、タバコは大変因果関係があり、喫煙者が発症する確率が大変高いがんの1つになります。そのため喉頭がんの予防に関しては、まず禁煙する必要があります。ヘビースモーカーに該当する人は、禁煙していても定期的な診察が必要です。

飲酒も関係しており、アルコール度数の強いお酒を多く飲酒するのは、喉頭に悪い影響を与えます。喉の酷使をしないように大きな声やカラオケをした場合には気をつける必要があります。

お酒とたばこ

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