子どもが激しい咳!急性気管支炎について知ろう
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子どもが激しい咳!急性気管支炎について知ろう

「かぜをこじらせる」とはよく言いますが、その一つに「急性気管支炎」があります。コンコンという咳からゴホンゴホンという激しい咳にあわてて病院を受診したら急性気管支炎という診断。小さなこどもは重症化しやすいこともあり注意が必要です。

「いつもの咳や鼻水でしょ」
「ただの風邪くらいで病院に行きたくない」

あまり薬に頼りたくない、過保護に騒ぎたくない、混雑している病院に連れて行くのは大変…。
分かります、分かりますが、ほんとうにそれはただの風邪でしょうか?
風邪をこじらせて急性気管支炎になってからでは、小さい子どもは体力がないので重症化してしまう可能性もあります。

今回は急性気管支炎について、子どもがかかりやすい原因やホームケアをご紹介しますので、ぜひ頭の片隅に入れておいて下さい。

子どもが激しい咳!急性気管支炎について

風邪をこじらせるとは

一口に風邪といっても、ウイルスはたくさんいます。
そして、そのウイルスが喉や鼻だけで悪さをして、鼻水や喉の痛みと言ったよくある風邪の症状だけで済むこともたくさんあります。

それを私たちは「ただの風邪」と表現しますね。一方で「風邪をこじらせる」とも言いますよね。

威力の強いウイルスが喉の奥、気管支まで入り込んで激しい咳を引き起こしたり、大変な高熱などを引き起こすことがあり、その一つに「急性気管支炎」があります。

特に小さな子どもは重症化しやすいこともあるので知っておきたいことです。

ウイルス感染が原因

肺の間の空気の通り道が気管支ですが、ここに炎症が起こるのが気管支炎で、急性と慢性があります。

気管支炎はRSウイルスのようなウイルス感染によるものがほとんどで、その後二次感染的に、ウイルスではなく細菌に感染することもあります。
いわゆる風邪の初期症状が出てから3〜5日後に気管支炎が発症するので、様子を見ていたら症状がどんどん酷くなるという場合もあり、お母さんとしては気をつけたいポイントです。

つまり、最初はコンコンという渇いた咳や鼻水、微熱などの症状だったのが、数日遅れて痰が絡んだようなゴホンゴホンという強い咳に変わり、高熱を伴うような症状になることが多いのです。

気管支炎はRSウイルスのようなウイルス感染によるものがほとんど

なぜ子どもがかかりやすいか

赤ちゃんや小さい2歳くらいまでの子どもの気管支は、短くて太くできているのでウイルスが入り込みやすく、急性気管支炎に移行しやすいのです。
また、細菌に対する抵抗力も弱いので、二次感染をおこして全身の症状に悪化することも少なくありません。
咳が長引いてしまうこともあります。

咳が激しくなるとつらそうにし、夜眠れなかったり、咳の弾みで胃が刺激されて吐いてしまったり、食欲もなく機嫌が悪くなってしまうこともあります。

去痰薬や二次感染を防ぐための抗生物質、咳の激しい場合には咳止めにより治療していくことになりますが、家庭で少しでも苦痛を和らげるホームケアの方法を知っておくといいでしょう。

咳が長引いてしまうこともあります

ホームケアのやり方を知ろう

安静が大切ですが、もうひとつ加湿にも気をつけましょう。加湿器などを利用して湿度を保つと咳が楽になります。
そして水分はこまめに多めに補給するようにしましょう。

一度にたくさんの水分を飲ませるよりは、数回にわけて喉を湿らせるようにすると良いです。
仰向けになると咳がでやすいので、バスタオルなどで枕を高くして上体をおこしてあげたり、枕元には吐き戻してしまった時のために、バスタオルやビニール袋をセットした洗面器を用意しておきましょう。

何より子どもが苦しいときは、親がゆったりとした気持ちで看護することです。小さくても吐いた罪悪感があったりするものです。
あわてないように予め準備しておきましょうね。

こじらせる前に

小さな子どもの場合は症状の変化を説明できないので、親が注意深く観察することが大切です。
確かに混み合った病院に連れて行くのは大変ですが、小さい子どもの場合は気管や喉が炎症ですぐに狭くなりやすく、呼吸困難やショック状態を引き起こすことも考えられます。

こじらせるまえに対処してあげることが、結局早い回復につながります。

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