甲状腺がんの原因は?リスクがある人はどんな人?
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甲状腺がんの原因は?リスクがある人はどんな人?

女性ならだれもが知っておきたい甲状腺がんの原因について調べてみました。おとなしいがんと言われるわけは?どんな人がかかりやすいの?どれくらいの人が発症しているの?あまり知られていない甲状腺のがんについて正しい知識を持ちましょう。

喉の甲状腺に異常がでる

あなたのまわりにも甲状腺特有の病気を持っている方がいるかもしれませんね。
甲状腺の病気は、その働きに変化が出たり、形に変化が現われたりするもの、またはその両方に異常が現われるものがあります。

そして、女性が知っておきたい甲状腺の病気のひとつに、「甲状腺がん」があります。
腫瘍ができる、しこりがある、というとすぐにがんをイメージしてしまいますが、実際には良性・悪性・過形成(良性)という状態があり、がんかどうかは悪性かどうかの判断がポイントとなってきます。

甲状腺は蝶々のような形をしている

喉に甲状腺という臓器があり蝶のような形をしています

甲状腺は、のどぼとけのすぐ下にあり、気管を覆うように左右対称に蝶のような形をしている小さな臓器です。
役割は、新陳代謝をつかさどる生きていく為に不可欠なホルモンを分泌していて、全身のほとんどの細胞がこの甲状腺ホルモンに反応するのだそうです。

甲状腺といえば、橋本病やバセドウ病という病気を聞いたことがあるかもしれません。
ホルモンが減少するのが橋本病で、ホルモンが過剰に作られるのがバセドウ病です。

甲状腺ホルモンは、自動車のアクセルのようなものと考えると分かりやすいそうです。
つまり適度にアクセルが踏まれていれば順調に車は進むのですが・・・

年間10万人あたり7人前後が発症するがん

一般的に、男女共通で発症するがんの場合には男性の患者が多いものですが、甲状腺にできるがんは例外。
女性の方がなんと5倍も多く患うのが特徴です。

だから、女性のみなさんに知っておいてほしいのです。

甲状腺のしこりのうち約20%ががんで、甲状腺がんのほとんどを占めるのが「乳頭がん」。その他に「濾胞がん」「低分化がん」、悪性度の高い「未分化がん」「髄様がん」「悪性リンパ腫」と細かく分類されます。

この種類によって症状は異なりますが、しこり以外にあまり自覚症状がないのだそうです。

しかしながら、未分化がんや悪性リンパ腫の場合には、声のかすれやしこりの痛みが出てくることもあったり、違和感や、のみ込みにくさを感じることもあります。
自覚症状がないということなので、あらかじめがんになりやすいのはどんな人かを知っておくことが必要なのかもしれませんね。

女性の罹患率が大変高い甲状腺がん

リスクを持つのはどんな人か知りたい

甲状腺がんの原因は、ほとんど解明されていないのが現状ですが、甲状腺がんの一部はがん遺伝子の異常によるものと証明されているものもあります。
つまり、甲状腺疾患や甲状腺がんの家族歴がある場合のことです。

また、チェルノブイル原発事故の際に周辺の子どもたちに甲状腺がんが多発したニュースは耳にしたことがあると思いますが、このような被爆経験がある場合。
年齢や性別は、発生頻度が高いのは40歳以上と言われますが、年齢が25~65歳、女性、アジア系人種であることなどがリスク因子として上げられます。

ほかに病気に由来するものとして、幼少期に頭頸部への放射線療法の治療歴があるとか、甲状腺肥大の既往がある場合も言われています。

放射線治療などに由来して甲状腺がんになることがある

おとなしい性格のがん

もちろん、リスク因子があるからといって必ずがんになるとは限らないし、反対にリスク因子がないからといってがんにはならないというわけではありません。

必要以上に怖がる必要はありませんし、甲状腺がんはその他のがんに比べて進行が遅いという特徴があり、しかも治りやすいがんなんだそうです。

甲状腺がんのほとんどを占める乳頭がん、濾胞がん、髄様がんの進行はとてもゆっくり進行が進んでいくという意味では比較的おとなしい性格のがんと言えるでしょう。

女性が罹りやすいがんの知識を持とう

正しい知識をあつめましょう

進行がゆっくりとはいってもそこはがん、放置しておくと別の臓器に転移する可能性があります。

もしもがんになってしまったら、短い時間で治療方法について自ら選択していかなければならないのが大変だとCMでも言ってました。
そんな時のためにも、リスク因子を持つ人は甲状腺がんについて正しい知識・情報をあつめておきましょう。

そして集めた情報が本当に正しいものかどうかを、信頼できる医師に相談できるといいですね。

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