唾が溜まる原因は全身のいたるところにあり!見分け方や初診の科は?
580views

唾が溜まる原因は全身のいたるところにあり!見分け方や初診の科は?

よだれが止まらなかったり唾が溜まることに悩まされていませんか。唾が溜まる原因は大きく唾液自体の分泌が増えている場合と、唾液を飲み込むことができなくなっている場合に分かれます。その原因も、脳腫瘍から妊娠、自律神経失調症まで多岐にわたります。さまざまな原因と病院にかかるならどこが良いのかをご紹介します。

唾が溜まって辛い…

唾が溜まって辛い…
唾液が溜まって、よだれが溢れてしまったり、うまく飲み込めなくて吐き出さなくてはならない、そんな症状に困っていませんか。

唾が溜まるのは唾液分泌過多症なのでしょうか。あるいは何か深刻な病気が隠されているのでしょうか。

唾が溜まる原因は大きく2種類

唾が溜まる原因は大きく分けると2種類です。

1つは、唾液自体の分泌量が増えている場合です。

もう1つは唾液を飲み込むのが上手く行かなくなっている場合です。

実は、唾液自体の分泌量が増える「唾液分泌過多症」は大変まれです。

唾液が出すぎて困る、多すぎて困るという人の唾液量を測定すると、唾液の分泌自体はむしろ少なかったりします。唾液を飲み込む機能がうまくはたらかなくなっているのです。

唾液の分泌量が増えている真性の唾液分泌過多症か、飲み込み不良による仮性の唾液分泌過多症かは、医療機関で唾液量を測定してもらえばわかります。

唾液分泌過多症の原因

「よだれつわり」は比較的頻度の高い唾液分泌過多症

本当に唾液の量が増えて唾が溜まる唾液分泌過多症はまれで、原因は口内炎や合わない義歯などの口中にある場合や、脳炎やパーキンソン病などの脳や神経の病気であることがあります。

また、妊娠すると唾が溜まる「よだれつわり」は比較的頻度の高い唾液分泌過多症です。

原因不明の唾液分泌過多症もあり、ストレスや精神的な不調が原因ではないかと言われています。

唾液嚥下障害の原因

自律神経失調症

唾液を飲み込むことがうまくいかなくなる最大の原因は過労やストレスからくる自律神経失調症です。唾液の分泌や嚥下は交感神経や副交感神経などの自律神経が行っています。

ドライマウス

唾液量が減少することをドライマウスといいます

唾が溜まることに悩んでいる患者さんの唾液を測定すると、むしろ唾液量が少ないことが多くあります。唾液量が減少することをドライマウスといい、虫歯や口内炎、口臭などの原因となります。

意外なことに、ドライマウスで唾液が減ると、唾液が少なすぎて飲み込みにくくなるため、唾が溜まって唾液が多いかのように錯覚することがあるのです。

鼻炎や蓄膿症などの鼻の不調

慢性鼻炎や蓄膿症など、鼻の不調をずっとかかえていると、口呼吸になり、唾が飲み込みにくくなって溜まることがあります。

鼻の病気を治したり、鼻呼吸を促進するテープなどでよくなります。

消化器の疾患

喉や食道、時には胃の疾患で嚥下障害がおきていることがあります。嚥下障害は、食べ物などが飲み込みにくくなる障害ですが、自分の唾も飲み込みにくくなるのです。

脳や神経の病気

脳や神経の病気で唾が溜まることがあります

非常に稀ですが、脳腫瘍や、パーキンソン病などの脳や神経の病気で唾が溜まる、よだれが出ることがあります。特に高齢者がよだれを出すようになったら注意しましょう。認知症の症状の場合もあります。

唾が溜まるときにかかるのは何科?

これまであげてきたように、唾が溜まる症状は複数の科の病気の可能性があります。唾液の心配で病院にかかる場合はまず何科にかかったらよいのでしょうか。

唾が溜まる、よだれが出る場合はガムを噛んで唾液量を計測し、唾が多いのか、飲み込みに障害があるのかを識別するなどの検査や診察を行います。

初診でかかるのは、耳鼻咽喉科か口腔外科をお勧めします。結果、病気によっては神経内科や心療内科、胃腸科などに紹介されることもあります。

PR