味がしない病気 亜鉛欠乏でも起こる味覚障害の症状・原因・治療法
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味がしない病気 亜鉛欠乏でも起こる味覚障害の症状・原因・治療法

食べ物を食べたけれど、味がしないようになってしまったという方、それは亜鉛不足などによる味覚障害が起こっている可能性があります。味覚障害とはどのような病気なのか、症状や原因、治療法についてご紹介しましょう。

味がしないのは味覚障害かも!?

「あれ?食べ物の味がしない」このように感じたら、味覚障害になっているのかもしれません。味がしないのはどうしてなのでしょうか?味覚障害の症状・原因・治療法について勉強しましょう。

味覚障害の症状

味覚障害の症状

味覚障害の症状は大きく5つに分けられます。1つは味覚減退で食べ物を食べても味が薄く感じてしまいます。

そして、味覚消失、これは食べ物の味がしないように感じ、味が全く分からなくなってしまいます。また、自発性異常味覚という味覚障害もあります。これは、何も食べていないのに、いつも苦みを感じてしまいます。

悪味症は、どの食べ物を食べてもまずいと思ってしまいます。解離性味覚障害は、甘味や苦味のみが感じられなくなっているなど、特定の味覚だけ障害がある状態です。

味覚障害の原因と対処法

味覚障害の原因と対処法

味覚障害が起こる原因は多岐に渡ります。それぞれの原因と対処法をみていきましょう。

【亜鉛不足】

味を感じ取る舌にある味蕾は、新陳代謝が激しい細胞です。

新陳代謝が行われるためには、亜鉛が必要となるのですが、亜鉛不足になると味蕾の細胞内で新陳代謝が行われず、味覚障害の症状が起こります。亜鉛不足による味覚障害の場合は、亜鉛を補うことですぐに解消されます。

亜鉛が多く入っている食品は、牡蠣やうなぎ、チーズやナッツ類などがあります。亜鉛はビタミンCとあわせて摂ることで、体内吸収率が高まるため、これらの食品と一緒に果物などでビタミンCもとりましょう。

【加齢】

歳をとると、味覚を感じる舌が衰えてしまいます。加齢による味覚障害は、有効な薬が認可されているものがありません。高齢者の味覚障害は、亜鉛不足と加齢の2つの原因が考えられ、亜鉛製剤を内服することでおよそ7割の方に効果が出るようです。

【嗅覚低下】

風邪などで嗅覚が低下してしまうことによって味を感じられなくなってしまいます。鼻づまりが原因で味覚障害が起こることもあります。風邪で鼻づまりを起こした場合は、風邪を治して嗅覚が回復すると、味覚障害も解消します。

【舌苔】

舌が白っぽくなっていると感じたら、舌苔が原因で味覚障害になっているのかもしれません。舌苔ができるのは、食べかすや剥がれた細胞がたまっているからです。舌苔をとるブラシで磨いたり、ムチンという粘液素が入っている納豆などの食べ物でとることもできます。

【花粉症】

鼻炎による嗅覚障害で、味がしないことがあります。花粉症にかかると口内に炎症が起こり、舌にも炎症ができます。花粉症の症状が治まると味覚も戻ってくるため、花粉症の治療から始めましょう。

【薬】

鎮痛剤や抗アレルギー剤、抗がん剤などの薬を服用することによって味覚障害が表れます。薬の副作用のため、薬をやめることで味覚障害が解消されます。

味覚障害と感じたら・・・

味覚障害と感じたら・・・

食べ物の味がしない、味覚障害かも?と思ったら、耳鼻咽喉科を受診して調べてもらいましょう。

耳鼻咽喉科では、舌の上に塩味、酸味、苦みの成分を含ませている、ろ紙ディスク検査を受けたり、舌の上に微弱な電流を流して味覚がどのように感じられているか神経を調べたり、血液中の亜鉛や鉄分などの含有量を調べる血液検査が行われます。

味覚障害だと診断されて治療をする場合は、3か月から数か月程度掛かるため、通院をして根気よく治療をしましょう。

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