摂食障害の原因はいくつかあり、それらが重なり合って発症するようです。詳しく見ていきましょう。
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摂食障害の原因はいくつかあり、それらが重なり合って発症するようです。詳しく見ていきましょう。

摂食障害の原因には、社会文化的要因、心理的要因、家庭環境、遺伝的要因などが複雑に関わりあっていると考えられています。昨今のダイエットブームや太めを軽視する傾向が、それらの要因と重なり合って、心を蝕んでいくのです。どんな症状があるのか、どんな治療法があるのかも含め、詳しく見ていきましょう。

摂食障害の原因にはどんなものがあるのでしょう?

摂食障害で激太りや激やせになる?

摂食障害をおこす

過度なダイエットや家庭環境、性格、心理的要因などが重なって、摂食障害を引き起こすことがあります。性格の面からいうと、完璧主義だということ。そして、いやとはっきり言えず、他人にあわせてしまう人がそんな自分に嫌気がさし、自信をなくしていくという悪循環、これが摂食障害を引き起こす可能性があります。
家庭環境・の面からいうと、愛情不足がよくあげられます。職場でも、人間関係に悩みがある人で完璧主義の場合に、摂食障害になる可能性があります。次で細かく見ていきましょう。

社会・文化的要因

ダイエットしなくちゃ!!

社会・心理的要因とは、まず、世の中がスリムな女性を崇拝していることです。体重や体形に不満があると、ダイエットなどで痩せようと思いますよね。無理なダイエットが原因で摂食障害になってしまうことがあります。こういった社会・文化的要因もあるのです。
自分に自信がないのは、体型のせいだと思い込み、ダイエットを始めます。はじめは痩せたことを認められ嬉しくなりますが、太ったらどうしようと不安になり、ますます食べなくなるのです。

心理的要因

食べないではいられない

心理的要因から摂食障害をおこす

摂食障害には、過食症と拒食症がありますが、どちらかの場合と両方を繰り返す場合があり、心理的な要因が大きく関わってくるようです。性格的に完璧主義の人、周囲に対して嫌といえずに自分を抑えて人に合わせるタイプの人などは摂食障害になりやすいです。
これらは、発症の危険因子と考えられます。また、過度のダイエットで飢餓状態になると、うつや過敏症などの精神病の状態に陥ります。そして、自分を否定したり強迫観念に襲われたりします。これらを発症の危険因子に対して、病気の維持因子または憎悪因子と考えられます。

家族環境

摂食障害になる原因は様々です

両親の別居や離婚、両親からの愛情の不足、偏った教育や親からの期待などは、摂食障害を引き起こす推進的な役割を果たすと言われています。子どもの頃に心理的圧迫をしていると自尊心は育ちません。子どもに自信をもって何かに取り組む姿勢を育てることをしないと、摂食障害を引き起こしやすくなるのです。

どんな症状があるのでしょう?

原因でお話ししたことが複雑に絡み合って、摂食障害を発症するのですが、拒食症では、抑うつや不安、強迫症状、完璧主義、性的関心の低下、盗み食いなどが見られます。過食症では、むちゃ食いを繰り返す、隠れ食い、進むと自傷行為や自殺まで考えるので注意が必要です。

治療法

治療を始めるにあたり、患者と家族、病院側との話し合いが大切です。お互いに信頼関係がなければ治療もうまくいきません。外来治療と入院治療がありますが、患者へのモチベーションを高める工夫が求められます。カウンセラーや栄養士、患者が学生の場合は学校、社会人の場合は職場と連携して治療を進めることが基本なのです。

最後に

摂食障害についてみてきました。育った環境や社会的要因など、様々なものが複雑に絡み合って摂食障害を引き起こすことがわかりました。逆に言うと、人間の基本的な生活、家庭環境をきちんとすることが、いかに大事かがよくわかったと思います。
人間は弱い動物です。摂食障害にならないような工夫が必要ですね。

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