摂食障害の治療は早めに専門家に相談が肝心!食事量だけでなく睡眠や日常生活の変化なども見逃せない!
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摂食障害の治療は早めに専門家に相談が肝心!食事量だけでなく睡眠や日常生活の変化なども見逃せない!

摂食障害の治療は早く行うことが重要です。しかし、摂食障害になる思春期には食事が不安定になることが多々あるので摂食障害であることに気がつかない場合があります。そのときには食事だけでなく睡眠の質や寝起きの状態、意欲的な生活態度にも注意が必要です。睡眠が短すぎたり、意欲が著しく低い場合には要注意です。

摂食障害の治療

摂食障害かなと思われたら早めの対処が肝心

摂食障害には食べすぎる過食症と食べる量が極端に少なくなる拒食症があります。
どちらも適切に食事を摂取することができず、健康を損ねるため周囲は注意して患者をみていく必要があります。大抵の人は気分や体調、環境などによって一時的に食欲が失せたり、あるいは増えたりすることがありますが、病的な場合はこれらのような一時的なものは含めず、継続的に適正に食べることが出来ないことを指します。

摂食障害の治療は時間がかかることが多く、とくに対応が遅くなればなるほど、健全な食事を行うことができるまでには長い時間がかかります。出来るだけ早く適切な対処が必要ですが、実際には周囲が気がつくころには手遅れになっていることが多くあります。
このような場合には専門家に相談することがもっとも大切です。ただし、専門家の中には摂食障害への理解が乏しいために、むしろ症状を悪化させることもあるので、病院や医師はしっかり選び、治療方針が合わない場合にはすぐに変えることも大切です。

摂食障害の原因

摂食障害は思春期に発症することが多い病気です。この時期は自己の確立の上で大切な時期ですが、この時期に周囲の視線が気になったり、周囲をうまく付き合っていくことができないために適切に食べることができなくなることがあります。
そのため、摂食障害は心理的な問題が背景にあるとして、認知心理学の観点から治療していくことが多くあります。

一方、摂食障害の原因としては心理的なものだけでなく、脳や身体、あるいは神経的なことが原因であることも考えられています。その場合は、成長期が終わり、体が成熟する20歳前後で症状が改善したり、完治することが多いようです。このため、摂食障害を単なる心理的、あるいは性格的な問題として接すると患者にとって辛い思いをすることもあるようです。

拒食症より過食症の方が安心?

過食症も拒食症も命の危険があります

一般的に拒食症に比べて過食症は安心という向きがあります。しかし、過食症も拒食症と同じくらい重度になると命の危険がある症状です。過食症になる人は責任感や不安感などが強いことが知られています。さらに、食べることで快感を得やすいという脳の性質も強いこともわかっています。
そのため、食以外の快楽を学習すること、薬で快感物質の分泌を抑えることが重要です。

心理的な問題の摂食障害の特徴

心理的な問題から摂食障害になっている場合には、摂食障害以外にもいつくかの特徴があります。例えば、目立ちたがりや認承欲求が強い、卑屈、弱いものいじめなども特徴的です。一方で強い不安感を抱えている場合もあります。不安の種類は親や周囲の人からの愛情がなくなることや社会的に受け入れられるかも知れないことなど様々です。

このような強い傾向性がでると、過食症にも拒食症にもなります。一般的に過食症はストレス、拒食症は太ることへの恐怖が強いと言われますが、その背景にあるのはいずれも不安です。

拒食症はただ痩せたい、では ならない!

痩せたいからという理由だけでは拒食症にならない

拒食症は食べたいという欲求よりも痩せたいという気持ちが強い、という単純な気持ちでなるものではありません。
ダイエットをしようと食事量を減らしても寝ている間に無意識に食べていた、ということがあるくらい食欲というのは非常に強いものです。それでも、食べないでいられるというのは精神力や根性があるということではなく、ホルモンや神経、それらを統制する脳の働きに原因があるとみる必要があります。

身体的な問題の摂食障害の特徴

身体的なことが原因で摂食障害になっている場合には、睡眠や学習、仕事などの意欲の低下が見られます。自律神経やホルモンバランスが乱れることも多いために朝起きることができなくなったり、夜中になってもなかなか寝付けないなどの症状があります。

また、体のだるさや痛みを訴えることもあり、多くの不定愁訴を抱えることが多いようです。周囲からみると、それらの不定愁訴は食べ過ぎ、あるいは食べなさ過ぎのために起こるものだと言いますが、実際には体調不良のためにうまく食べることができないという場合も多くあります。

周囲に理解されないために、もともとは身体的な問題で摂食障害だったものが、心理的な病気に発展することもあります。このように、摂食障害以外にも心理的な問題ができると、症状はもっと不安定になり治療は長引くことになります。

食事だけでなく睡眠にも注目

摂食障害を悪化させないために生活を不規則にさせない

摂食障害を悪化させないためには、初期の対応が大切です。とくに身体的な問題が原因のとき、思春期には朝起きられず寝坊や遅刻が増えることがあります。
このとき、最初の数日は無理に起こしても良いですが、朝から起きているのに夜の寝付きに問題がある場合には、その後は無理に起こさず、十分な睡眠をとらせることも有効です。
軽度であれば、十分な睡眠を摂らせることで1週間程度でもとの生活に戻れることもあるからです。

食欲と睡眠の質は関わりがとても深いので食事量だけでなく、睡眠時間や睡眠の質についても注意してみる必要があります。

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