幻聴がきこえる病気とは?誰もいないのに声が聞こえる恐怖
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幻聴がきこえる病気とは?誰もいないのに声が聞こえる恐怖

幻聴がきこえる病気というと、思い浮かべる病気は何でしょうか?幻聴と言われるとテレビドラマなどで見たことがある程度のイメージしか持ち合わせていないかもしれませんね。そう、一口に幻聴と言ってもじつはさまざまな聞こえ方があるのです。そもそも幻聴とはどのようなものでしょうか?

幻聴がきこえる病気を具体的に思い浮かべることができるでしょうか?

幻聴は、「実際には誰もいないはずなのに声が聞こえるてくる」ことで、幻覚のひとつです。経験の無い人には、気のせい?空耳?と、にわかに信じられないかもしれません。

幻聴がきこえる病気とは?

幻覚のひとつ

その声の聞こえ方にもさまざまなタイプがあります。

普段の他人の声と変わらず外から聞こえたり、頭の中から響いているような声だったりします。その声に反応して会話してしまったり、起こったり怖くなってしまったりと反応もさまざまです。

声に操られるように体が動いてしまうこともあります。聞こえるタイミングもはっきり起きている時だったり、夢なのか眠気のある時だったりします。

統合失調症の代表的な症状

幻聴だと自分で分かる場合もありますし、自分では気付くことができず先に周りの人間が気付くこともあります。

では、幻聴が現れる病気とは一体何でしょう。

すぐに思い浮かぶのは心の病。中でも「統合失調症」は幻覚や妄想が特徴の精神疾患です。10代後半〜20代といった比較的若い年齢層で発症する病気で、幻聴がとてもよく現れます。

しかも、命令や批判の声だったり、監視されているような内容で患者を苦しめます。声との対話はまるで独り言を言っているように見えてしまうので、なかなか周囲には理解されにくい病気です。

統合失調症の代表的な症状

アルコールや薬物の依存症

よくテレビの再現VTRで見かけるのがこのアルコールや薬物の依存症かもしれません。

大麻や覚醒剤、危険ドラッグといった薬物の作用で幻覚や幻聴が現れることがあります。アルコール依存症でも、飲酒をし続けていたり、または酔いが醒めた離脱状態になると、手のふるえや発汗といった激しい体の異変とともに幻聴が聞こえます。

そして薬物やアルコールが切れる苦しい状況を避けようとまた繰り返し使ってしまう。この悪循環がどうにも止められなくなり、依存症が体も心も蝕んでいきます。

アルコールや薬物の依存症

認知症でも

認知症でも実際にはない音や声を聞いたり、聞き間違えをする幻聴を訴える方は少なくありません。

脳の異常によって、気のせいではなく症状が強く出てくることもあります。また、加齢で目や耳が不自由になってくると、その不安が大きなストレスとなります。

するとかえって聞き間違いが増えることはありますが、間違いであると認識できるのは良いのですが、それが自分で認識できないこともあります。レビー小体型認知症といわれる認知症では幻覚がよく見られ、幻覚だと気付かないことがあります。

認知症でも

過去の辛い経験が

他にも災害や事件の後に必ず耳にするようになったPTSDといわれる心的外傷後ストレス障害でも、つらい経験が幻聴となって現れてしまうことがあります。周囲の人間の理解がとても大切です。もし、今後あなたの周りの人に幻聴があるのではないかと気付いたら、寄り添って話を丁寧に聞いてあげましょう。

精神科の専門医にかかる必要がある場合でも本人はためらうことが多いでしょう。昔の精神科のイメージと今は違うことを話してあげたり、一歩踏み出す勇気を添えてあげましょう。

また、もし自分に幻聴が聞こえているかもしれないと気付いたら、大切なのはひとりで抱えこまないことです。なにより、病気の場合は早期に適切な治療を始めることが重要です。

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