ヒステリーは女性だけの病気!?いえいえ。ヒステリーの症状とこころの病気について
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ヒステリーは女性だけの病気!?いえいえ。ヒステリーの症状とこころの病気について

ヒステリックという言葉を聞くと、どうしても女性や子供の癇癪などのイメージを持たれかもしれません。けれど、ヒステリーとは、こころの病気として、きちんとした治療が必要な病気です。そこで、ヒステリーの症状や治療法について調べました。現代のストレス過多な時代では、切っても切れない病気になりつつあります。

ヒステリーとは?

ヒステリーとは?

以前はよくテレビなどでも「あの人ヒステリーだから」とか「ヒスな人」などとあまり良いイメージではなくヒステリーという言葉が使われていました。ですから、ヒステリックというと、ものすごい勢いで起こっている人のイメージを強く持たれている人が多いのではないでしょうか?

特に、女性がなりふり構わず人を起こっているイメージが高いため、ヒステリーというと女性特有の精神状態であるようなことを感じてしまうかもしれません。

言葉の由来が「子宮」だった!

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古来、ヒステリーとは女性特有の疾患であると誤解されていました。特に、その根本的な原因が子宮にあると勘違いされていたために、ギリシャ語で「子宮」という意味のヒステリアから、なりふり構わず怒鳴っていたり、癇癪を起して怒ってばかりなこの疾患を「ヒステリー」と言い、神経疾患であると考えられていました。

未だにヒステリーな状態となると女性のイメージがあるのは、こういったところからきているのかもしれません。

ヒステリーは心の病気です

現在は、ヒステリーという病名はなく、「転換性障害」と「解離性障害」という精神病で呼ばれています。

ヒステリーの症状によって、この2つの病気に分別されていますが、症状自体が、他の心療内科系の病気とも同じようであるために、一概にすぐにこの病名であると診断しづらいのです。

「転換性障害」と「解離性障害」とは?

ヒステリーの症状には、2つあります

ヒステリーの症状には、2つあり、その症状によって、2つの病気に区分されています。

転換性障害とは?

転換性障害は、大きなストレスなどの「こころ」に何らかの障害を感じたときに、それが声が出なくなったり、喉に違和感を感じたり、歩けなくなってしまったり、麻痺がおこったりすることです。

こころのストレスが、何らかの身体的な不具合に転換されてしまうと、フロイトが精神分析して、研究した結果です。

解離性障害とは?

転換性障害が、身体的に障害が出てくることである一方、解離性障害は、こころのストレスが、自分では処理しきれずに、新たな人格を生みだしてしまったり、あるいは、そのストレスを感じている間だけ、意識障害、記憶障害の状態のまま、生活をしてしまっている状態を言います。

つまり、処理しきれないストレスを処理している間のみ、自分自身の本当の人格から離してしまう状態を言います。これは、ユングが精神的分析をして考えついた障害です。

具体的な症状とは?

転換性障害の症状には、身体的な不調があり、痙攣が起こったり、麻痺がおこったり、喉の違和感、めまいやどこかの痛みや不調を訴えることが多いのです。

一方で、解離性障害は、すぐ直前のことを思い出せなかったり、普段と明らかに異なる言動を取ってしまっている場合などがあります。

多くの場合、病院へ行ってもその原因がはっきりしなく、それに加えて、なかなか原因が分からないために、その後さらに精神的に追い詰められて鬱になってしまったりすることがあるのです。

「逃げ出したい・・・」という気持ちがある

これらの疾患には、この心のストレスが本人にとって大きすぎて、処理できない状態なために、常に逃げ出したいという思いが強いことがひとつあります。

また、逆に「逃げること」によって、気が楽になるという思いから、このような行動をとれば「逃げられる」と思ってしまうこともあるようです。

ですから、まずは、こういったストレスをどうやって処理するのかをカウンセリングするようにすることが大切です。

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