大きい音が怖い時・・・発達障害?もしくは音恐怖症かも
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大きい音が怖い時・・・発達障害?もしくは音恐怖症かも

子どもが「大きい音が怖い」と言ったらちょっと注意した方が良いかもしれません。人間誰しも不快な音はありますが、騒音やある特定の音を苦手とする子どもや大人がいます。そういう時には発達障害や音恐怖症を疑った方が良いかもしれません。

発達障害や音恐怖症とは?

自分の子どもに「大きい音が怖い」と言われたら、よく注意してお子さんを観察した方が良いかもしれません。大きい音が苦手な人はたくさんいますが、実は発達障害のお子さんも大きい音が好きではありません。また、音恐怖症という可能性もあります。
そして、こういったものは、子どもだけに限らず、大人にも当てはまります。大人の発達障害がありますし、後天的に音恐怖症になるケースがあります。では、発達障害や音恐怖症とはどのような症状なのでしょうか?

発達障害と音の関係

発達障害ってなに?

発達障害ってなに?

そもそも発達障害とは、社会的な領域において障害を持っていて、生き難さを感じている子どもや大人のことを指します。症状は人によって様々で、発達障害の中には自閉症やアスペルガー症候群、学習障害や注意欠如多動性障害と呼ばれるものがあり、さらに知的障害の有無も関わってきます。自閉症の特徴は、自分の世界の中で生きているように見えることで、社会性があまりなく、他者への興味も薄い傾向にあります。奇妙な行動をとったりこだわりが強かったりして、集団生活を苦手とし、知的な障害を持っていることもあります。アスペルガー症候群は、言語の遅れや知的障害のない自閉症と言われていて、コミュニケーションが苦手で、社会性に欠ける部分が見られます。

発達障害児(者)に見られる聴覚過敏

映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

トム・ハンクスが出演した映画「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」をご覧になった方は分かるかもしれません。主人公の男の子はアスペルガー症候群の疑いがあって音に敏感です。発達障害では感覚過敏になることも多く、大きい音や特定の音を苦手とする聴覚過敏になっているケースも少なくありません。そのため、不自然に音に敏感であった時には一度発達障害を疑ってみるのも一つです。

音恐怖症とは?

音恐怖症ってなに?

大きい音が怖い、苦手と感じる時には、音恐怖症になっているケースも考えられます。音恐怖症になると、突然鳴りだした大きい音や何の音か判別できない音を聞いたときに、パニックになるほど恐怖感を覚えます。それが悪化すると発狂したり気絶することもあります。

音恐怖症になる原因は?

音恐怖症になる原因は主に2つあります。まずは、何かのきっかけによって大きい音が怖いと感じるようになったことです。きっかけになった音を聞くとかなりの恐怖感を覚えるため、これは非常に分かりやすい例になります。もう一つはトラウマなど何もないのに気づいたら音恐怖症になっていたことです。これは、家族は知っているのに本人だけが分かっていないケースもあれば、誰も分からないというケースもあります。後者の場合は、改善や克服に時間がかかるため、少々やっかいです。

音恐怖症って治らないの?

音恐怖症って治らないの?「〇〇恐怖症」と呼ばれる病気は、完治させることもできます。
大きい音が怖いと感じる原因が音恐怖症なのであれば、精神科でカウンセリングなどを受け、改善することも困難ではありません。発症の程度や状況にもよりますが、「〇〇恐怖症」と言われるものであれば、メンタルの影響がほとんどなので、精神科を受診します。ひとりひとりの状態に合わせて心理療法や薬物療法、精神療法などを受けることになり、大きい音に慣れてくるようであれば完治したということになります。

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