もしかしてこんな症状も心身症!?頭痛に貧血、喘息…思春期心身症とは?
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もしかしてこんな症状も心身症!?頭痛に貧血、喘息…思春期心身症とは?

思春期心身症とは、心身症のうち特に思春期に多いものを指します。心身症というと精神の病気というイメージがありませんか?しかし、心身症の考えられる病気は頭痛に腹痛、気管支喘息やアトピー性皮膚炎などの意外なものも多いのです。

子供の気になる症状…こんなものまで心身症なの?

子供の気になる症状…こんなものまで心身症なの?心身症とは、こころの問題が身体症状としてあらわれる状態の総称です。
なんと心身症は0歳の赤ちゃんから見られることがあるそうです。特に体の成長とこころの成長のバランスを崩しやすい思春期には気をつけたい病気の一つです。
心身症が疑われる病気は頭痛に腹痛、睡眠障害、気管支喘息やアトピー性皮膚炎など、実にさまざまなものがあります。

心身症と精神疾患の違いとは

心身症というと、パニック障害やうつ病などを連想するお母さんも多いのですが、これらはどちらかというと精神疾患に分類されます。
心身症と精神疾患の違いとは、心身症は症状が身体に出、精神疾患では症状がこころや行動に出ることが主だということです。
しかし、精神疾患でも身体症状が多く出ることがありますし、心身症でも不安やイライラなどの精神症状を伴うこともあります。専門家でも見解の分かれることも多い分野です。

じゃあ、喘息やアトピーって心身症なの?

じゃあ、喘息やアトピーって心身症なの?

子供に多い心身症に、気管支喘息やアトピー性皮膚炎などがあります。また、頭痛や嘔吐、腹痛なども見られます。
それでは、これらの病気は全て心身症なのでしょうか。
そういうわけではありません。例えば気管支喘息の場合は、アレルゲンなどによる気道の炎症が原因で起こることがあります。しかし、ストレスで増大するなどの心身症の側面もある場合があるということです。

思春期心身症って何?

思春期は第二次性徴や身体の成長が大きく、また、受験や進学など社会的にも大きく変化をする危うい時期です。思春期心身症とはこの時期の子供のこころのストレスが身体をむしばんでしまう病態です。

どんな病気があるの?

思春期には子供に多い、気管支喘息やアトピー性皮膚炎、チック、夜尿症などもあります。大人の心身症に多い過敏性腸症候群や胃炎、頭痛も考えられます。
それに加えて思春期に起こりやすい病気もあるのです。

摂食障害

摂食障害

拒食症や過食症などの食べることの異常を摂食障害といいます。体型にコンプレックスを持ちやすい思春期の女性に特によく起こります。
単なるダイエットのし過ぎや食べすぎではなく、自分の意思では止められず悪化すると命にまでかかわる恐ろしい病気です。

起立性調節障害

起立性調節障害には朝起きられないとか、立っていると立ちくらみがひどかったり倒れてしまう、午前中にやる気が出ず夜更かしをしてしまうなどの症状があります。
学校生活に支障が出てきて、不登校の原因になることもあります。「やる気がない」とか「怠けている」と誤解されてつらい思いをすることもあります。

過換気症候群

過換気症候群は過呼吸とも呼ばれます。強いストレスがかかるとハァハァと強く呼吸をしすぎてしまい、動悸や頭痛が起きて立っていられなくなることもあります。

思春期の心身症、どうすればいい?

思春期の心身症、どうすればいい?

心身症は身体の不調として起こる病気ですから、15歳以上であれば内科か、あれば心療内科を受診しましょう。14歳以下の場合は、小児科が良いでしょう。特に、小児心身症を専門に診てくれる、こころに詳しい医師の在籍する病院がおすすめです。
治療方法はそれぞれの病気によって異なりますが、身体の症状に対する薬などが使われることもあります。
また、病院にかかるだけではなく、周りの大人が誤解や偏見の目で見ず、子供のストレスにも気を配ってやることが必要です。

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