うつ病にチョコレート!?研究で明らかになったチョコレートの抗うつ効果
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うつ病にチョコレート!?研究で明らかになったチョコレートの抗うつ効果

うつ病にチョコレートが効くということが、ある研究で明らかにされました。チョコレートが好きな方はうつ病になりにくいということなのでしょうか?研究で分かった抗うつ効果のあるチョコレートについてご紹介しましょう。

チョコレートは抗うつ効果大!?

うつ病にチョコレートが効果があると噂にきくけれど、本当なのでしょうか?どのような研究から明らかにされたのか、チョコレートの適量はどのくらいなのか等についてご紹介しましょう。

研究された脳由来神経栄養因子とはどんなもの?

2015年5月に愛知学院大学の研究チームが、チョコレートをとることで、脳由来神経栄養因子が上昇するということを発表しました。脳由来神経栄養因子=BDNFは、血液の中や脳内にあって、記憶力や学習能力をつかさどっている海馬に多くあるものです。脳由来神経栄養因子=BDNFは、神経細胞の再生を促す効果があるといわれているタンパク質の成分で、うつ病と関係性があることが明らかにされました。

どんな実験がされたの?

チョコレートで抗鬱実験がされた

愛知学院大学の研究チームが行った実験は、一体どのようなものだったのでしょうか?

実験対象となったのは、男性が123人、女性が224人です。これらの方に、カカオが72パーセント入っている高カカオポリフェノールチョコレートを、4週間の期間食べてもらう実験を行いました。ポリフェノールの量が650ミリグラムあるチョコレートを、毎日25グラムずつ摂取してもらいます。そして、チョコレートを食べたあとの、体重の変化や血圧の上昇度合い、脂質や糖分の変化などを調査しました。

これらの実験によると、チョコレートを摂取することによって、脳由来神経栄養因子が6.07から7.39へあがったことが分かりました。これまでに、運動をしたり、脳のトレーニングを行ったりすると、脳が活性化されて脳由来神経栄養因子が増えるということが分かっています。カカオ成分が含まれているチョコレートを食べることによって、将来はうつ病の改善ができる可能性があるという結果に至ったのです。

どのくらいのチョコレートを食べるべき?

どれくらいのチョコの量で抗鬱作用があるか

今の研究段階では、すべての方がチョコレートを食べることによってうつ病が改善できるとは言い難いのですが、将来的にはうつ病の改善が可能になることがあり得ると分かりました。現段階では、カカオが72パーセント含まれている高カカオポリフェノールチョコを25グラム食べた結果、脳由来神経栄養因子が上がったのですが、どのくらい食べると予防をすることができるのかは、これからの研究に掛かっているようです。

チョコレートの抗うつ作用

チョコレートで幸福と活力を

愛知学院大学の研究チームは、2015年に研究を発表しましたが、世界では何百年も前からチョコレートには抗うつ作用や興奮作用があるとされてきたようです。世界の科学者たちの中には、チョコレートの中にアンフェタミンに似ている作用がある物質を発見しています。アンフェタミンというのは、覚せい剤に指定されている物質で、気分の高揚があり中毒性がある物質です。
また、チョコレートには神経伝達物質の1つであるアナンダマイドが存在していることも明らかになりました。アナンダマイドを摂取すると、インド大麻のように感覚と陶酔感が高まります。

チョコレートはこのように麻薬や大麻に似たような成分が入っていて、活力を与えて幸福感を持たせてくれるのですね。気分が落ち込んでいるときは、カカオポリフェノールが高めのチョコレートをひとかけ食べてみると、よいのかもしれませんね。

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