筋腫があっても大丈夫?子宮筋腫でも出産できるの?
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筋腫があっても大丈夫?子宮筋腫でも出産できるの?

妊娠してから筋腫が見つかったというケースも珍しくはありません。子宮筋腫があっても妊娠を継続することができるのか?子宮筋腫でも出産できるのか?妊娠・出産のときのトラブルやリスク、対処方法などを解説していきます。

子宮筋腫があっても大丈夫?

Primera ecografía

Primera ecografía / .:elNico:. https://www.flickr.com/photos/elnicofotos/4408626585/

一昔前は、腹囲などを図って妊婦検査をしていたようですが、今の妊婦検診に欠かせないのは、超音波検査です。また、子宮筋腫も超音波検査で小さなもの、子宮の後壁にあるものまで見つけられるようになったのです。

ですから、妊婦検診で一緒に子宮筋腫も見つかったという方もいるかと思います。「子宮筋腫」と聞くと、少し怖く感じてしまうかもしれませんが、すべてが危険なものではありません。

なので、妊娠も可能ですが子宮筋腫の大きさと出来ている場所の影響が大きいのも事実です。子宮筋腫があると、リスクはない方よりも高くなります。

子宮筋腫があってもなくても、何が起こるか分からないのがお産です。今後のためにも、子宮筋腫でも出産・妊娠できるのか考えていてほしいです。

妊娠出来ても…子宮筋腫の問題とは?

子宮が硬くなると「流産」の危険性がグンと上がります

子宮筋腫があっても、妊娠出来たから。とは簡単な話ではありません。

子宮筋腫がある妊婦さんは「子宮筋腫合併妊婦」と呼ばれます。きちんとした管理が必要となってきます。病院によって判断基準は違いますが、子宮筋腫が10個ほどある場合、もしくは5センチ以上の大きなものでなければ悪化しないように注視する必要があるのです。

妊娠の継続が難しい場合もあります。そのような診断が出た場合は、妊娠したとしても筋腫のみを摘出するための「筋腫核出手術」を行います。

そうは言っても「子宮筋腫合併妊婦」は比較的起こりやすいので、ほとんどのなんの問題もなく出産を迎えることができます。

子宮は本来、妊娠すると柔らかくなります。胎児の成長できる環境を整えるのです。ですが、子宮筋腫があると子宮が硬くなります。ここに問題がありました。

子宮が硬くなると「流産」の危険性がグンと上がります。妊娠初期に流産を招く原因となってしまうのです。他にも、ちょっとした刺激でも子宮の収縮が起こりやくなっており、妊娠22週を過ぎてからの早産につながる可能性があるのです。

また、筋腫が子宮内を圧迫し、胎児の「発育不全」に陥る場合もあるのです。たくさんの危険が付きまといます。

子宮筋腫がある場合の出産方法は?

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dsc_4073.jpg / snorp https://www.flickr.com/photos/snorp/2816326056/

子宮筋腫があると、帝王切開になるのかな?と不安になる方もいるかもしれませんが、必ず帝王切開になるってことはないのです。陣痛が来たときに、赤ちゃんの頭がどのくらいさがってきているかなどの状況を見ながら判断していきます。

筋腫がない場合の出産は、陣痛が起こってから始まりますが、筋腫があると筋腫の部分が収縮しないので「微弱陣痛」になってしまいます。微弱陣痛の時は、「陣痛促進剤」使用します。

陣痛促進剤は、母体や胎児への負担が大きくなると言われています。(陣痛促進剤は、筋腫がない方でも微弱陣痛になる方もいるので、その場合も使用します。)

筋腫が子宮の出口付近にある場合、出産のときに赤ちゃんの頭が通らない「産道通過障害」を引き起こしてしまいます。その時は、母体と胎児のために帝王切開を行います。筋腫があると、出血の量が通常よりも多くなってしまったり、分娩後に子宮の収縮が十分にできないため、大量出血を引き起こす危険もあります。リスクが多いので、担当医としっかり話し合いましょう。

また、不安に思った時はすぐに相談するようにしてください。「万が一」の場合がほとんどですので、心配し過ぎは赤ちゃんにもよくないので、リラックスして出産にのぞんでください。

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