生理がこない病気【無月経】 どうして生理がこなくなるの? 原因と治療法
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生理がこない病気【無月経】 どうして生理がこなくなるの? 原因と治療法

生理がこない病気、無月経。無月経には2つのパターンがあり、生まれて一度も生理がこない場合と、生理がある時期からこなくなる場合です。どうして生理がこなくなるのかという原因や治療法についてご紹介しましょう。

生理がこない病気について教えて!

生理がこない病気【無月経】はなぜ起こるのでしょうか?無月経には原発性無月経と続発性無月経の2種類があります。原発性無月経は、生まれて一度も生理になったことがないというものです。原因には何が考えられるのでしょうか?詳しくみていきましょう。

原発性無月経の原因と治療法

原発性無月経になる原因は、視床下部、下垂体、卵巣、子宮、膣の6つの器官のうち、どこかの器官がうまく機能していません。器官別に原発性無月経の原因と解決法をご紹介しましょう。

【子宮・膣】

ロキタンスキー・キュスター・ハウザー症候群
生まれつき子宮が形成されていなかったり、膣の欠損がある場合に無月経になります。ホルモン分泌が正常な場合、生理はあるのですが外に血液を出せないことがあります。治療は膣をつくる手術をします。

【卵巣】

ターナー症候群
女性ホルモンを出す卵巣の機能がはたらいていないので、生理がこなくなります。治療は、エストロゲンやプロゲステロンの女性ホルモンを追加することで、生理を促します。

【下垂体】

先天性ゴナドトロピン欠損症
下垂体から出る酵素に問題がある病気です。この酵素がでないために、女性ホルモンの分泌もされません。ホルモンを補充して治療を行います。
では次に、今まで生理はきていたのに、ある時期からこなくなったという続発性無月経について詳しくみていきましょう。

続発性無月経の原因と治療法

過剰なダイエットで生理がこなくなる

生理がこなくなるのは過剰なダイエットのせい

今までに過激なダイエットをした経験がある方はいらっしゃいますか?
一度にたくさんの体重を減らすことによって、生理がこなくなってしまいます。どのくらいの体重減少が危険なのかというと、3か月で自分の体重の15%程度を減らすことです。急に体重を減らしてしまうと、脳は身体が飢餓状態になっていると判断して、本来であれば出すはずの女性ホルモンの分泌をとめてしまいます。

エストロゲンは骨の形成に関わりが深いホルモンです。生理がこなくなることで、エストロゲンの分泌が減り、それと伴に骨がもろくなってしまいます。骨密度が低下すると骨粗しょう症になってしまい、軽い転倒で骨折をするなど生活に支障がでてくることもあります。

治療をするためには、しっかりと食事をすることが大切です。ただ、今まで全く食べることができていない場合、急に食べようと思っても胃が受け付けない場合があります。ゆっくりと食べる量を増やしていくことが大切ですが、自己コントロールが難しい場合は、入院をして治療をすることもあります。

過剰な運動で生理がこなくなる

生理がこないのは過剰な運動をしたせい

生理が始まったばかりの頃は、生理周期がまだ安定していません。そのような時期に激しい運動をすると、定期的に生理がこなくなってしまいます。さらに、生理周期が定まらない不安定な時期に激しく運動をすると、心がストレスを受けてしまいます。脳の視床下部にストレスが及ぶと、ホルモンの分泌が異常になることがあります。

治療をするためには、過剰な運動をセーブすることが大切です。特に、生理が始まる思春期のころに激しい運動をすると運動性無月経になるため、運動をする時期に注意をすることも必要です。
今まで生理がきていたけれど、急に生理がとまってしまったというときは、なるべく早く、婦人科に相談をすることが大切です。

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