最新!子宮頸がんの治療法。妊娠中の赤ちゃんを産みたい。子宮を取らず将来は妊娠出産したい。
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最新!子宮頸がんの治療法。妊娠中の赤ちゃんを産みたい。子宮を取らず将来は妊娠出産したい。

子宮頸がんになると子宮を摘出しないといけないのでしょうか。妊婦健診で子宮頸がんを指摘されたら赤ちゃんを諦めなくてはならないのでしょうか。最新の子宮頸がんの治療法についてまとめました。初期なら子宮を取らない治療法もあります。

標準的な子宮頸がんの治療法

出産を望むなら子宮頸がんを知ろう

子宮頸がんのステージは5つに分かれます。0期は子宮頸部の上皮内にとどまった非常に早期のがんです。1期でもがんはまだ子宮頸部内に限られています。2期移行のがんは子宮頸部を超えて広がっていきます。

標準的な子宮頸がんの治療法では、目に見える大きさになっていない0期や1期の初期は子宮頸部円錐切除術といって子宮頸部の病変部分のみの手術で済むことがあります。

しかし、1期b以降の目に見えるがんの場合は子宮頸部にしかがんがなくても子宮ごと摘出手術を行うことになります。術後の妊娠出産はもう望めなくなります。

さらに2期以降になると子宮と周辺組織を切り取る広汎子宮全摘が必要になり、以降化学療法や放射線治療も行われることがあります。

妊婦検査で子宮頸がん、赤ちゃんは?

妊婦の子宮頸がんの治療

日本では自覚症状のない女性が婦人科に通う習慣が根付いていないため、妊婦健診で初めて子宮頸がんが発見されることがあります。

0期や、それ以前の前がん病変なら妊娠中は何もせず、出産後に治療することもできます。出産後の治療でも多くは次の子も望むことも可能です。少し進んだがんは妊娠中に円錐切除術で子宮頸部のみを切除して、妊娠を続けることも可能です。

しかし1期b以降の場合は妊娠の継続を諦め、子宮を摘出することが必要になるケースもあります。
妊娠中は保存的な治療に専念し、赤ちゃんを産んでから子宮を摘出できる方法もあります。

ネットでがんの治療法を調べると同じステージでも温存的な方法が成功したケースが目に付き、目の前の医師が信じられなくなることもあります。

しかし、最善の治療法はがんのステージだけではなく、悪性度や母体、妊娠の状況によっても変わってきます。治療法に納得がいかない場合は「なぜその治療法なのか」をよく尋ねてみることが大切です。

1期b以降だけど将来の妊娠を望んでいる

早期発見と早期治療が大切

子宮頸がんがある程度進行してしまった場合は子宮を摘出し、妊娠を諦めなくてはなりませんでした。

しかし、現在では選択肢のひとつとして広汎性子宮頸部摘出術という新しい手術の方法が広まりつつあります。この手術では子宮頸部のみを摘出して、子宮体部と膣を縫合します。

子宮や卵巣を残せるので将来の妊娠も可能で、多くの患者がその後の妊娠や出産に成功しています。再発率も子宮を摘出する場合とあまり変わらないそうです。

ただし、患者の生命を優先するため、ほとんどの病院では広汎性子宮頸部摘出術ができる患者に制限を設けています。おおよそ、将来の妊娠を希望する若い女性で、病巣の小ささやステージ、悪性度などの条件が揃った場合に実施するようです。

定期検診と早期発見が大切です

親子

子宮頸がんと診断されていない人でこの記事を読んでいる方もいらっしゃるかと思います。また、健診などで子宮頸がんではないけれども異形成という前がん状態が発見された方もいることでしょう。

ここまでご紹介したように、子宮頸がんは早期に発見すれば治る病気です。かなり初期に治療をすれば将来の妊娠も可能です。

子宮頸がんとはいえない場合は定期的に子宮頸がん検診をしたり、経過観察を指示された場合はきちんと通って早期の発見や治療を心がけましょう。

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