ちゃんと知ってる!? 気付いたら手遅れになっていることが多いスキルス性胃がんについて
695views

ちゃんと知ってる!? 気付いたら手遅れになっていることが多いスキルス性胃がんについて

スキルス性胃がんについて正しく知っていますか?実は私たちが知っている一般的な胃がんとはちょっと性質が違います。スキルス性胃がんの特徴やなりやすい人、少しでも早期に発見するための方法などについてまとめてみました。

スキルス性胃がんとは?普通の胃がんとどう違う?

発見が遅れやすく進行が速いスキルス性胃がん

通常の胃がんと比べて進行が非常に早いのが特徴

スキルス性胃がんの特徴はその進行の早さと悪性度にあります。また、進行のしかたもちょっと変わっていて、再発率も高いといわれています。

内視鏡などで見ている胃の粘膜に変化が現れないタイプのがんなので、発見が遅れがちになることが多いです。

スキルス性胃がんは、進行していくと胃が収縮してしまいます。最終的には正常なときの半分程度の大きさになってしまいます。この胃の収縮が始まらないとスキルス性胃がんに気がつくことができないケースがかなり多いようです。

発見時にはすでに転移も一緒に発見されやすいスキルス性胃がん

スキルス性胃がんは発見時に転移が確認されることが多い

スキルス性胃がんの患者さんのおよそ6割が発見時にかなり広い範囲への転移がみられることが多いと言われています。転移している患者さんの半数はお腹の中全体にがんが広がる腹膜播種というものであることが多いです。胃がんということもあって、やはり腹部への転移が多いようですね。また、腹膜播種の広がり方は「散らばる」という表現が適切で、こうなると手術での完治は難しくなってしまいます。

こんな症状があったらスキルス性胃がんを疑え!

どのような病気にもそのサインとなる自覚症状は存在します。スキルス性胃がんも例外ではありません。ただ、その症状が現れているときになかなか病気の可能性を疑うことができず、後になってから「そういえば・・・」と感じることが多いです。

胃の痛み、胸やけ、吐き気などもスキルス性胃がんの症状のひとつです。しかし、こういった症状は胃がんではなくても現れることがあるので、この症状で胃がんを疑うことはなかなかできません。

便の状態は健康のバロメーター、癌が疑われなくても日頃から気を付けておきたい

何気ない症状以外に注意したい症状がある

よくある症状に加えて、「食欲が落ちている」「便の状態がいつもと違う」「吐血した」といったようなことが起こっていないかをチェックしましょう。

日頃から便の状態を確認する習慣をつけておくことでスキルス性胃がんによる異常はもちろん、それ以外の病気の兆候を見つけることができます。

スキルス性胃がんになりやすい人っているの?

スキルス性胃がんは女性が20-40代の女性が罹りやすい

最も多いのは20代~40代の女性

スキルス性胃がんは、若い女性が発症することが多いと言われています。実際、他の年代の発症率と比べてみてもそれは明らかだと言われています。

もちろん、スキルス性胃がんは女性だけの病気ではありません。実際、私たちが知っている男性有名人の中にもスキルス性胃がんが原因で亡くなった方が多くいます。

スキルス性胃がんは早期発見できる?

がんは早期発見・早期治療が完治のポイントというのはよく知られた事実です。通常のがんよりもより一層早期発見して治療をすることが求められます。しかし、スキルス性胃がんはその驚異の進行の早さ故に早期発見がなかなか難しいという現実があります。

スキルス性胃がんは内視鏡では見つけにくいPET検査も検診などで受けておきたい

CT検査を受ける

PET検査はがんの検査をするためのものです。がんに印をつけるための検査薬を事前に点滴で投与します。がん細胞そのものに印をつけることができるので、通常の検査では発見することができなかった小さながんもこのPET検査で見つけることができるようになりました。より早期にがんを発見することができるようになりました。

臓器にできるがんでも使われますが、悪性リンパ腫などの血液のがんと言われるものではこのPET検査は欠かせません。

胃がんの検査で一般的なものは内視鏡検査(胃カメラ)ですが、スキルス性胃がんは胃壁の表面に症状が現れないため、内視鏡では見つけられないことが多いといわれています。

実際、費用はかかるものの、PET検査を行うのがスキルス性胃がんの早期発見に役立つと言われています。

がんの発症には遺伝的な要素もあるとされていることから、家族に消化器系のがんが多い人は、健康診断のひとつとしてCT検査やPET検査を取り入れることができれば望ましいと言える。

毎年は無理でも、家族歴があって、なおかつ胃の不調などを感じた時には迷わずPET検査を受けるというのもスキルス性胃がんを少しでも早く発見するのに役立つのではないでしょうか。

 

 

 

PR