30~40代の女性は要注意!働き盛りの年代に多いスキルス胃がん、完治はできるものなの?
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30~40代の女性は要注意!働き盛りの年代に多いスキルス胃がん、完治はできるものなの?

胃がんは日本人に多い病気のひとつです。その中でもスキルス胃がんは進行が早い上に悪性度が高いことで、胃がんの中でも最も恐ろしいといわれています。スキルス胃がんの初期症状とは?少しでも早く発見するためにはどうしたらいいのか?完治することはできるのか?気になるスキルス胃がんについて調べてみました。

「スキルス胃がん」ってどんな病気?

胃がんの中でもスキルス胃がんは早期発見が難しく恐ろしい

胃がんの一種です。しかし、胃がんの中でも最も恐ろしいと言われています。

胃がんそのものは日本人にとても多い病気のひとつです。かつては不治の病と言われていたがんも早期発見・早期治療を行うことができるようになってきています。そんな現代でも早期発見が難しく、発見されたときには手の施しようがないというケースが非常に多いのが「スキルス胃がん」です。

スキルス胃がんは他の胃がんと違って、胃の粘膜の中で進行してくタイプの胃がんです。見た目の変化があまり見られないのです。そのため、レントゲンはもちろん直接胃の内部を見ることができる胃カメラでさえも早期に発見することが難しいのです。

スキルスには「硬い」という意味があります。がんにより、胃が硬くなっていくのがスキルス胃がんです。

「スキルス胃がん」になりやすいのは?

胃がんの場合は40代以降の中高年は注意が必要だとされています。しかし、スキルス胃がんの場合はそれよりも若い年代に多く見られるという傾向があります。

意外なことに30~40代の特に女性に多いというのです。若いから大丈夫、なんて言ってる場合じゃありませんね。若くてもカラダの異変に敏感に反応できるようにしておかなくてはいけませんね。

それ以外にも、生活習慣や体質などで胃がんになる可能性は変わってきます。

ピロリ菌の保有者

ピロリ菌は日本人の8割が保有している菌です。菌があること自体は悪いことはありませんが、これが増えすぎると胃の不調を招くようになります。また、このピロリ菌ががんの原因になる、とういこともよく言われていることです。

日本人に胃がんが多い、と言われていたのはこのピロリ菌の保有率と関係があるのかもしれませんね。

肥満体質の人

肥満は万病のもと

肥満気味の人もそうではない人と比べると胃がんのリスクが上がってしまいます。ただし、肥満が病気の要因になってしまうのは、胃がんに限ったことではありません。肥満が気になる人は早めにダイエットしておきたいですね。

コレに関しては私も他人事では済ませられません^^; 女性特有の病気(乳がんなど)も肥満傾向の人に多いと言われていることもあるようですし。それ以外にも様々な病気の原因になってしまうことを思うと、何とかしておきたいですよね。

塩分が多い食事

塩分が多い食事も体に良くありませんね。高血圧などの原因にもなってしまいます。また、味の濃い食事はついつい食べ過ぎてしまうので、肥満の原因にもなります。

「スキルス胃がん」で見られる症状とは?

ちょっとした胃の不調から始まる

スキルス胃がんの症状はちょとした風邪くらいの感じで分かりにくい

スキルス胃がんの初期症状はほとんどないといわれています。また、もし何らかの不調があったとしても、ちょっとしたことで風邪をひいたときに起こるようなものに似ているためについつい見逃してしまうことが多いといわれています。

胃が張る・重い・もたれる、といったごくごく一般的な症状もあります。

スキルス胃がんの名前の通り、胃が硬くなっていくので動きが悪くなってしまいます。そのため、胃が食べ物を消化しようとするのが妨げられてしまいます。自然な動きができなくなってしまうので、何となくおかしいな、と感じることがあるかもしれません。

便通や出ている便にも変化が現れます。最初のうちは便通の変化、そして便の色が少し黒っぽく見えるようになります。更に進行するとタール便が出るようになります。

こうなると末期であることがほとんどです。健康管理のひとつとして便の状態をチェックする習慣にすることはとても重要だといえます。

「スキルス胃がん」はどう治療する?

スキルス胃がんの治療方法は手術

「がん」と聞くと、やはり治療方法は手術・抗がん剤・放射線治療が思い浮かびますよね。もしくは、これらを組み合わせて行う場合も考えられます。「スキルス胃がん」もこの一般的によく知られている治療方法で治療できるのでしょうか?

スキルス胃がんも基本的には手術で治療します。胃を切除して、再発を予防するための抗がん剤投与が約1年続けられます。

ただし、スキルス胃がんの患者さんの半数が腹膜播種(ふくまくはしゅ)という腹膜への転移を起こすといわれています。腹膜播種は内臓を包んでいる腹膜に胃から零れ落ちるようにがんが広がってしまっている状態のため、手術が大変難しくなってしまいます。腹膜播種が認められた場合は手術を行わないケースもあります。

腹膜播種に対応するために、術前に抗がん剤を投与して、腹膜播種を散らしておいてから手術をする、というケースもあります。
新しい抗がん剤も次々と開発され、現在も日々様々な臨床試験が行われています。スキルス胃がんの治療法も今後新しいものが出てくる可能性もあります。

「スキルス胃がん」は完治できるの?

スキルス胃がんは発見されたときには末期であることが多いため、完治は難しいといわれています。
リンパ節や他の臓器への転移が見られる場合は手術はできません。その場合は、がんの進行を遅らせたり、痛みを和らげる緩和ケアを主に治療を行うようになります。

しかし、スキルス胃がんで多く見られる腹膜播種が手術できれいに取り除くことができ、一般的な治療を一通り行うことができれば、患者さんの生存率はかなり高くなることが期待されています。

早期発見は難しいとされているスキルス胃がんですが、普段とちょっと違うな、という体の変化にすばやく気付いて、「これくらいなら大丈夫」と見過ごさないことで早期発見をすることができるかもしれません。早期に発見できれば、治療の見込みは当然高くなります。

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