食後に胃が苦しいなど、胃に違和感があるときは、すぐに検査を。
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食後に胃が苦しいなど、胃に違和感があるときは、すぐに検査を。

食後に胃が苦しい、という症状は誰もが一度は経験したことがあるものでしょう。食べ過ぎや早食いなどによる消化不良の場合も、胃が苦しくなるものですが、食後に胃が苦しいという症状が繰り返し起きるようであれば、病気の可能性が考えられますから、検査をすることが大切です。

食後に胃が苦しいのは、食べ過ぎのせい?

食事は腹八分目を心がけよう。

お腹がすいているときに食事の時間を迎えると、空腹を満たそうとついつい短時間に多くの量を食べ過ぎてしまって、その後しばらく胃が苦しくなってしまった、というような経験をしたことは、誰にでもあるでしょう。

食事の量は腹八分目にして、野菜が多めの食事をよく噛んで食べる、というのが、健康な生活を送る基本です。食べ過ぎや、脂質の多すぎる食事などは、胃に負担をかけることになりますから、気を付けるようにしましょう。

食事は腹八分目を心がけよう。

Junk Food too / judacoregio https://www.flickr.com/photos/heresialoira/4142103270/

食後に胃が苦しい症状を繰り返す場合。

食事をした後に、胃が苦しくなるという症状が繰り返し起きるようなときには、次のような病気が原因になっていることが考えられますから、症状が重くならないうちに、できるだけ早く病院で検査をし、原因を調べておきましょう。

症状が重くなると、治療に時間がかかるだけでなく、取り返しのつかないことにもなりかねません。

機能性胃腸症。

機能性胃腸症という言葉は耳慣れない人でも、神経性胃炎、慢性胃炎という名には聞き覚えがあるのではないでしょうか。機能性胃腸症というのは、食後に胃に不快感があるほか、胃痛、胃もたれ、胸やけなどの症状がある病気で、原因としては、胃酸過多、消化管の運動異常、社会的ストレスや精神的や要因などが考えられています。

胃カメラや、超音波による腹部の検査では異常が見られないにもかかわらず、ある程度長期間にわたり症状があるのが特徴です。治療としては、食生活の見直し、睡眠不足の解消、お酒やたばこを控える、適度な運動をするなど生活習慣を改善することや、服薬などを行います。

機能性胃腸症。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍は、胃酸や酵素の作用で、胃や十二指腸の粘膜が傷ついて起こるもので、食後にみぞおちの周りが傷んだり、胸やけや吐き気をもよおしたり、酸味を感じるげっぷが出たりします。

制酸剤や胃粘膜保護剤などを服用して治療を行いますが、ピロリ菌に感染している場合は、除菌のための治療も行います。治療を終えた後も、再発していないかどうか、定期的に胃カメラにより検査をしておくといいでしょう。

胃がん。

胃がんは、がん治療が進歩してきた現在でも、日本人の死亡率の上位にあり、完治するためには、早期発見が何よりも重要となります。早期がんの時点では、自覚症状がないことが多く、がんが進行すると、胃部の不快感を始めとする様々な症状が現れてきます。

早期の胃がんで、胃粘膜の下層までにとどまる浅いがんの場合、5年生存率はほぼ100%ですから、少しでも胃に違和感を感じた場合は、できるだけ早く検査をすることが大切です。

胃がん。

胃以外の疾患の場合も。

食後に胃が苦しい症状がある場合、中には胃以外の疾患が原因となっていることもあります。

例えば、胸の強い痛みが起きる印象が強い狭心症ですが、軽症の場合には胸やけや胃の痛みのような症状が起きることがあります。また、急性肝炎や慢性肝炎の場合にも、腹部の不快感が現れることがありますし、病気ではありませんが妊娠のつわりの症状でも、食後に胃が苦しいと感じることもあります。

このように、胃に不快感がある場合は、様々な原因が考えられますから、間違った自己診断をしないためにも、検査を受けて原因を確かめるようにしましょう。

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