胃拡張の症状とは?俗に言う食べ過ぎとは違うことを知っておこう!
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胃拡張の症状とは?俗に言う食べ過ぎとは違うことを知っておこう!

胃拡張と聞くと、多くの方が食べ過ぎや大食漢をイメージするかもしれませんが、それは違います。 「食べ過ぎて胃が大きくなったままのことでしょ」と思っている人にぜひ読んほしいです。 早期発見と適切な処置が必要な胃拡張の症状とは一体どんなものなのでしょうか?

私たちは俗に食べ過ぎて胃が大きくなったままの状態のことを胃拡張と言っていますが、じつはそれと胃拡張という疾患は全然違います。

胃拡張とは、なんらかの原因で胃から腸へ食べ物が移動できなくなってしまい、その結果として胃が異常に大きくふくれあがってしまう病気のことを言います。

胃拡張の症状とは?

単なる食べ過ぎではない

ですから、単なる食べ過ぎや大食漢とは違います。食べる量が多いので胃が大きいままになっている人というのとは違います。

ではなぜ、胃から腸へ下がらなくなるかと言うと、胃の筋肉である胃壁の緊張が低下するためです。

普通、正常な胃の場合には食べ物が入ると膨らみ、ぜん動運動によって腸に運ばれた後またしぼみます。しかし、胃壁の緊張が低下してしまう胃拡張の場合、このぜん動運動が起こらないので、腸に押し出すことができないのです。

ということは、食べ物が胃に溜まり続けることになってしまうというわけなのです。

単なる食べ過ぎではない

かつては死亡率の高かった緊急疾患

どうして胃壁の緊張低下が起こるのかについては実はまだよく分かっていません。

突然発症するのでこわい病気です。

また、胃潰瘍やがんなどにより、胃ではなくその先の消化器官が狭くなることがあります。そのような原因で胃拡張となるのは、高齢者に多く見られます。昔は死亡率の高い疾患でしたが、今は早期発見がなされることで死亡に至ることはほとんどなくなっていると言います。

それだけ胃拡張の場合は、早期発見・治療が大切だと覚えておきましょう。腹壁手術や全身麻酔、感染症が原因のことがよくありますが、急性膵炎や急性胆嚢炎、糖尿病などと合併して起こることがあります。

かつては死亡率の高かった緊急疾患

胃拡張の症状とは?

胃拡張になると、食べ物が滞留しているため、上腹部が張った感じがしたり、腹部全体の膨満感を感じます。考えただけでも苦しそうですよね。また嘔吐が起こり、吐き続けることも多いです。

しかも吐いたものには、かなり前に食べたものが混じって出てくることもあります。緑褐色の液体を、しかも大量に吐くので単なる嘔吐とはあきらかに違います。

黒褐色に色が変わってくると、次に心配なのは脱水症状です。嘔吐を繰り返すと脱水でショック症状に陥ることがありますので、早急に医療機関を受診しなくてはなりません。

胃拡張の症状とは?

しゃっくりが教えてくれる

また、中にはしゃっくりが止まらないという人もいます。

いつもなら気付いた時には自然に止まっているはずなのに、なかなかしゃっくりが止まらず病院を受診したら、胃拡張が判明したということもあります。

いつもと違うサインを見逃さないことが大切です。このように胃拡張の症状には特徴がありますので覚えておきましょう。

ペットを飼っている人も胃拡張を知っておこう

ペットを飼っている人も胃拡張を知っておこう

この胃拡張、人間だけではないのです。

ペットを飼っている方はぜひ知っておきたいところです。特に大型犬に起こりやすい病気として知られていますが、小型犬でも胃拡張になることはありますし、猫やうさぎでもありえる病気です。

発見が遅くなると胃が壊死して命を落とす危険もあります。お腹が膨らんでいる、必死に何かを吐き出そうとして苦しそうにしている、呼吸が浅いなどいつもと違う症状に早く気付いてあげることです。単なる食べ過ぎと胃拡張は違うと覚えておきましょう。

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