恋愛で痩せた?いやいや胃が小さくなった?と思ったら神経性食欲不振症かも
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恋愛で痩せた?いやいや胃が小さくなった?と思ったら神経性食欲不振症かも

好きな人ができて恋愛に夢中になり、食欲がなくなった、胃が小さくなったと思っている人は、都合の良いダイエットと思っているかもしれません。しかし、これは神経性食欲不振症の可能性があります。 こちらでは、症状や治療法などをお話ししていきます。

神経性食欲不振症かも

恋愛をすると、女性はきれいになりますよね。女性ホルモンが活発になってフェロモンが出ることで、キラキラしたオーラを発するのです。

一方で、恋愛に夢中になると、食欲がなくなることもあるでしょう。我慢して痩せるわけではないので、都合の良いダイエットだと思う人もいるかもしれません。

しかし、食欲がなくなったり、胃が小さくなったりするのは、神経性食欲不振症の可能性もあります。以下で詳しくお話ししていきます。

神経性食欲不振症とはどんな病気?

神経性食欲不振症とは?

神経性食欲不振症とは?

神経性食欲不振症とは、心理的な要因によって少食になったり過食になったりして、食行動に異常がみられる病気のことです。

思春期から30歳以下の女性に多い症状で、身体に異常があって起きるものではありません。

心理的要因としては、恋愛や失恋、トラブルなどがあります。これらによってストレスが溜まり、胃腸炎などを起こして、そこから体重が減ると今度は痩せたことで有能感を味わってしまい、どんどん食べられなくなります。

食行動に変化がある

神経性食欲不振症になると食行動に変化が見られます。例えば、少食や拒食です。他にも、隠れ食いをしたり盗み食いをしたりします。

食べ物に関して、固執するといった姿も見られます。

行動面でも変化がある

行動面でも変化がある

行動面では、痩せて自信が付き、何でもできるのではないかというダイエットハイや、肥満への恐怖、痩せているのに満足できない身体像認知の障害、強迫観念や不眠症などが起こります。

身体も変化する

最初は身体に異常はなかったのに、神経性食欲不振症になってしまうと、悪影響を及ぼします。
例えば、皮膚の乾燥や脱毛、便秘やむくみ、無月経や低血圧などが起こります。

合併症もある

合併症もある

合併症も起こります。例えば、不登校や会社の欠勤、家庭内暴力や自殺願望です。性的に逸脱した行為や甲状腺の機能低下、骨粗しょう症や不妊症なども見られます。

治療方法は?

治療方法は、軽度か重度かでも変わってきます。標準体重の7割を切るような痩せ方であれば、入院になります。
定期的に体重を測ったり、薬や精神療法によって治療をしていきます。

家族の協力も求められます。神経性食欲不振症の患者は、不安やストレスを抱えていることがほとんどで、誰かに助けを求めています。

家庭環境が具現化されての結果と言える場合もあるため、家族が理解して協力すれば、スムーズに治療を行うことができます。

中心静脈栄養や経鼻胃管になることも

体重が30kg未満になった時には、経口で食事を摂る中心静脈栄養や経鼻胃管によって注入することもあります。

ヒアリングも大切

ヒアリングも大切

食事に対する心理的抵抗はもちろん、不安やストレスなどを抱えていることがほとんどです。

そのため、丁寧にヒアリングをしていき、体重が増えることへの恐怖心を取り除いていく作業も行います。

認知行動療法も

ストレスや不安が強い時には、認知に歪みが生じます。抑うつ感が強まったり、非適応的な行動をしたりします。
そのため、認知行動療法と言って、ものの受け取り方や考え方に働きかけて、適応的な方向へ正す治療を行います。

治療には1年から数年かかる

治療には1年から数年かかる

治療を受けてから完治するまで、早くて1年、長くて4、5年かかります。中には慢性化してしまう人もいて、全体の7パーセントは死亡に至ります。

決して侮れない病気なので、手遅れになる前に治療を受けた方が良いでしょう。

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