腱鞘炎は冷やす?温める?正しい対処方法はどっち
415views

腱鞘炎は冷やす?温める?正しい対処方法はどっち

手首や指の使いすぎや老化によって発症する腱鞘炎。腱鞘炎になると痛みや運動制限などによって手を動かすことが困難になります。そこで気になるのが腱鞘炎の時の正しい対処方法。腱鞘炎は冷やすと温めるどちらが正解なのでしょうか?正しい対処方法を知り腱鞘炎の悪化を防ぎましょう。

腱鞘炎になったらどうしたらいいの!?

腱鞘炎の正しい対処方法は”冷やす”or”温める”?

手首や指の慢性的な痛みが続く腱鞘炎。

様々な原因による手首や指の酷使や老化によっておこる痛みを伴う手の症状です。

腱鞘炎は、私たちが自由に手を動かすために必要不可欠な筋肉同士をつないでいる“腱”が炎症を起こすことで発症します。痛みは慢性的に続いたり、特定の動きをしたときに表れるなど症状や程度によって異なりますが痛みを感じたときには“冷やす”と“温める”どのような対処方法が正解なのでしょうか。

何気なく行っている対処方法が実は、症状を悪化させている可能性もあります。

腱鞘炎の基礎知識

まず、腱鞘炎の基礎知識をしりましょう。

腱鞘炎には2つの症状があり、手首の痛みを伴う「ドケルバン腱鞘炎」と指の痛みを伴う「ばね指(弾発指)があります。」

マウス操作中に手首が痛む、赤ちゃんを抱っこするときや重たい買い物袋などを持つと手首が痛む場合などはドケルバン腱鞘炎の可能性が大。

タイピングやスマホ操作など指を使う動作で痛みを感じる場合はばね指の可能性が高くなります。

腱鞘炎かな?と思ったときはまず無理に動かすのは絶対にNG!無理して動かすたびに症状は悪化します。

腱鞘炎は冷やす?温める?

実は“冷やす”も“温める”もどちらも有効!?

結論から言いますと、腱鞘炎の症状を緩和させるには“冷やす”も“温める”もどちらも有効です。

しかし、症状や痛みの進行状況によって冷やすと温めるどちらか最適な方法を選択する必要があります。症状に伴わない方法を続けていると、効果が表れないどころか症状が悪化してしまう可能性もあるので注意が必要です。

「冷やす」が効果的な場合

腱鞘炎を冷やす対処方法は腱鞘炎の初期、痛みの感じ始めに炎症が起こり患部が熱を持っている状態の時に有効です。

この方法はいわゆる「アイシング」と言われる方法でスポーツ選手などもよく行う方法です。アイシングによって熱をもった患部を冷やすことで熱を抑え一時的に痛みを緩和します。

しかし本来、体内を冷やすということは血液の流れが鈍る、体内機能の働きが鈍くなるなど健康によいことではありません。

患部を冷すことはあくまで一時的な応急的な処置において有効です。熱が引いたら冷やすのをやめ、同じ個所を連続して冷やし続けないように注意しましょう。

アイシングによって熱をもった患部を冷やすことで熱を抑え一時的に痛みを緩和します

「温める」が効果的な場合

アイシングで熱が落ち着いた後は、患部を温めましょう。

私たちの体内機能や臓器の働き、血液の流れは冷やすことで低下し温めることで向上しやすくなります。

痛みのある場所にかかわらず、身体を温めることで様々な不調が改善に向かうことも珍しくありません。痛みを感じる腱や周辺の筋肉をゆっくりと温めることで、痛みが改善されたり症状の悪化を防ぐことができます。

病院で行われる腱鞘炎治療に、レーザーによる照射や超音波療法がありますがこれらも患部を温めることで症状を改善する治療の一つです。

また、腕や指を長時間使う前に温めておくと筋肉がほぐれ血行がよくなり腱鞘炎の予防に効果的です。

慢性的な痛みが続く場合、冷やす方法は逆効果になることが多いので注意が必要です。

腱鞘炎を悪化させないために・・・

腱鞘炎かな?と思ったとき、冷やす、温めるどちらの対処法も症状に合わせて行うことで痛みの改善などの効果を発揮しますが、一番大切なことは“安静にしてなるべく動かさない”ことです。

腱鞘炎は始めは大した痛みがなくても、無理して使い続けるとどんどん悪化します。

そして、慢性的な痛みや違和感が続く場合はなるべく早く整形外科で診察を受け適切な治療や指導を受けましょう。

PR