朝起きると手がこわばる…冷え?膠原病?腱鞘炎?症状の特徴と見分け方
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朝起きると手がこわばる…冷え?膠原病?腱鞘炎?症状の特徴と見分け方

特に寒い季節は朝起きると手がこわばることに悩まされる女性は少なくありません。その手のこわばりはもしかしたら怖い病気かもしれません。放っておくと関節が破壊されてしまう膠原病や、手の使いすぎによる腱鞘炎、ホルモンバランスの変化に伴うこわばりやパーキンソン病など、朝手がこわばる症状のある病気を集めました。

朝の手のこわばり、膠原病?ただの冷え?

朝の手のこわばり、膠原病?ただの冷え?

寒い季節になると朝起きると手がこわばる症状が気になってきます。

もしかして、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの膠原病の症状でしょうか。それとも単なる冷えや疲れでしょうか。

膠原病とは

膠原病とは自分の免疫が自分を攻撃してしまう女性に多い症候群です。一つの病気ではなく、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの個々の病気の総称です。

高齢の女性に多い印象がありますが、それは症状が進んでからの話で、初めて発症する年齢はむしろ20代~40代の若い世代がほとんどです。

手がこわばる原因

起きると手がこわばる原因とそれぞれの見分け方をチェックしてみましょう。

関節リウマチなどの膠原病

「朝起きると手がこわばる」というのは関節リウマチのよくある初期症状です。

関節リウマチでは、全身のさまざまな関節に症状が現れるのですが、初期症状として気づきやすいのは手指の動かしにくさです。

また、普通の関節炎は関節を使ったあとに症状が悪化しやすいのですが、関節リウマチの場合は睡眠で安静にしていた後の起きたときに症状が悪化します。

膠原病は関節のこわばり以外にも、原因不明の発熱や、リンパ節の腫れなどが症状として出ることもあります。

膠原病は自然治癒はせず、放っておくと関節や内臓などが再生不能の破壊をされてしまいます。早めの治療で進行を抑えることができますから、気になる症状があるときは医師に相談してみましょう。

女性ホルモンの変化

女性ホルモンの変化

女性の月経や妊娠に関わるホルモンの中には、出産に備えて関節の結びつきを不安定にするものがあります。

ホルモンバランスが激しく変動する更年期や妊娠の初期症状として、関節のこわばりをおぼえる女性も少なくありません。

更に、更年期の場合は骨粗鬆症もはじまっていることがあります。

腱鞘炎・ばね指

腱鞘炎・ばね指

手の使いすぎで腱鞘炎になっているのかもしれません。指の腱鞘炎を特にばね指と呼びます。腱鞘炎もばね指も特に手を使う作業の多い人がかかります。

腱鞘炎の初期症状では、手や指の動かしにくさがこわばりとしてあらわれます。特に寒い季節は朝起きたときに症状を感じることがあります。特徴としては手や指を動かしたときに途中で引っかかって痛みを感じます。

腱鞘炎は手を使う作業を休んだり、休憩を多く取ると自然に治ることもありますが、放っておくと悪化することもあります。

悪化してしまうと治りにくく、外科手術が必要になることもあります。悪化する前に適切に診断して、安静や薬などで早めに治すことが必要です。

パーキンソン病

パーキンソン病は神経の病気です。若い人には少なく高齢者に多い病気で、40代以降に多く発症します。

パーキンソン病の主な初期症状はふるえと関節のこわばり、身体の自然な動きの減少、姿勢を急に変えることが難しくなることがあります。また、うつ病に似た精神症状があることもあります。

パーキンソン病のこわばりは症状が進むまで本人はあまり気づきにくいものです。最初に気づく症状は片方の手のふるえであることが多いです。

冷え

特に寒い季節では冷えで朝の手のこわばりが起こることもあります。冷えると手の関節への血流が滞り、手が動かしにくくなります。

このような場合は温めると症状が改善するのですが、膠原病やパーキンソン病、腱鞘炎などの病気があった場合も温めると症状が改善する現象が起こることもありますので識別が必要です。

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