治らない風邪…それって風邪から肺炎になったのかも!?
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治らない風邪…それって風邪から肺炎になったのかも!?

風邪と肺炎は全く違う病気です。それでは、風邪をこじらえて肺炎になるというのは症状が似ているために作られた都市伝説なのでしょうか。実は、一定の条件で風邪から肺炎になることはあります。風邪と肺炎の違いと、肺炎の症状や注意すべき場合をお伝えします。

風邪と肺炎は違います

風邪と肺炎は違います「風邪は万病の元」と言いますが、風邪と肺炎は異なります。
主に異なるのは病気を起こしている身体の場所で、風邪は鼻やのどなどの上気道が炎症を起こす病気です。肺炎は肺に炎症が生じます。
症状も異なります。風邪では鼻水や咳、くしゃみが出たり喉が痛んだりしますが、肺炎の場合は咳のほかに、胸の痛みや息切れ、高熱などの症状が出ます。
それでは、「風邪から肺炎になった」というのは誤解なのでしょうか。

肺炎の初期症状が風邪と似ている

風邪をこじらせて肺炎になったと言われる原因の一つに、肺炎の症状が風邪に似ていることがあげられます。
咳や発熱などは共通した症状ですし、肺炎に特徴的な胸痛や呼吸困難などになかなか気づかないこともあります。

本当に風邪から肺炎になることも

風邪と肺炎は別の病気ですが、本当に風邪から肺炎になることもあります。
風邪はウイルスや細菌が喉や鼻に感染して炎症を起こす病気です。しかし、風邪で弱っているところにそのウイルスや細菌、あるいは別のウイルスや細菌が二次感染を起こし、肺炎になってしまうことがあるのです。
特に子供や高齢者などは風邪から肺炎になることがよくあります。

インフルエンザからの肺炎

インフルエンザから肺炎になることもあります。インフルエンザは数日で治りますが、インフルエンザからの肺炎はインフルエンザが治ったころに始まるのが特徴です。
インフルエンザからの肺炎は重症化することも多く、死に至る危険性もあります。

こんな人は風邪からの肺炎に要注意

呼吸器の弱い高齢者や乳幼児は肺炎にかかりやすい肺炎のリスクの高い人がいます。
まず、高齢者や乳幼児です。呼吸器の弱い高齢者や乳幼児は肺炎にかかりやすく、重症化しやすいのです。高齢者や乳児は肺炎の中でも頻度が高く、合併症の危険の高い肺炎球菌のワクチンが定期接種となっていますので、忘れずに打ちましょう。肺炎球菌以外の肺炎にも注意が必要です。
気管支喘息などの慢性疾患がある人や、タバコによるCOPDになっている人も肺炎のリスクが高くなります。また、他の慢性疾患や過労、妊娠中の女性も肺炎に気をつけましょう。

こんな症状に要注意

風邪からの肺炎で一番特徴的なのは、なかなか治らないことです。風邪やインフルエンザは数日で治りますが、肺炎はほとんどの場合、すぐに自然治癒はしません。風邪が1週間以上長引いているときは、もう一度内科を受診しましょう。
また、肺炎の場合は、胸に痛みが出たり、呼吸が苦しくなります。痰が出たり、全身のだるさや食欲がなくなるのも特徴です。熱も高くなります。風邪の場合は38度くらいまでの熱ですが、肺炎は38度以上の熱が出ます。

肺炎の予防方法は

まず風邪を予防すること風邪から肺炎になるのを予防するには、まず風邪を予防することです。手洗いやうがいをしっかり実行しましょう。風邪にはワクチンはありませんが、有料ですがインフルエンザには予防接種もあります。
肺炎球菌による肺炎はワクチンで予防できます。
高齢者の場合は誤嚥性肺炎といって、食べ物や飲み物が気管に入って起こす肺炎も考えられます。高齢者は食べやすい形状のものをゆっくり食べ、口の中の清潔に気をつけてください。
睡眠不足や過労、喫煙もよくありません。日頃から健康的な生活を心がけてください。

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