幼児から高齢者まで要注意!肺炎の症状と潜伏期間を紹介!
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幼児から高齢者まで要注意!肺炎の症状と潜伏期間を紹介!

肺炎の症状と潜伏期間について紹介します。肺炎は高齢者の死亡原因第3位と言われるほど、高齢者にとくに多い病気ですが、幼児から成人でも多く見られます。ほどんとの肺炎では咳や発熱などがあります。潜伏期間については原因によっても異なり、また常在菌が肺炎の原因となることもあります。

肺炎の症状と潜伏期間

肺炎は年齢に関わらず、どの世代でもかかる可能性がある病気です。しかし、子どもや高齢者では後遺症や亡くなることもあります。とくに高齢者では死亡原因の第3位と言われるほど、非常によくみられるものです。ひとくちに肺炎といっても原因やその感染源などから多くの種類があります。今回は主な肺炎の症状とその潜伏期間について説明します。

【1】もっとも頻度の多い細菌性肺炎

もっとも頻度の多い細菌性肺炎細菌性肺炎は肺炎の中でももっともよく見られるものです。統計的にはおよそ6割の肺炎が細菌性肺炎であると言われています。肺炎の原因になる細菌が肺の中まで入り込んで、そこので増殖することで罹患します。気管支の中だけでなく、血液まで細菌が入り込むことが稀ですが、あります。そうなると肺胞に達するため重症化する可能性が高くなります。肺炎を起こす細菌には肺炎球菌、インフルエンザ菌、緑膿菌、クレブシエラ菌(肺炎桿菌)、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MARS)、黄色ブドウ球菌、大腸菌、レジオネラ菌、嫌気性菌、クラミジア菌などがあります。症状としては、頭痛、発熱、咳などの風邪の諸症状によく似ていますが、高熱が出たり、ひどい咳が続くという特徴があります。細菌性肺炎の潜伏期間はその人の体力や抵抗力にもよりますが、1日から2日と比較的短いことが多いようです。

【2】幼児に多い肺炎球菌性肺炎

幼児に多い肺炎球菌性肺炎肺炎球菌性肺炎は幼児からかかる肺炎です。成人になってなる人もいますが、大抵は生後数ヶ月で体内に入り、常在菌として体に定着する菌の一つです。幼児が初めて肺炎球菌の侵入を受けた際に肺炎になることがあります。とくに秋から冬にかけて発症する幼児が多いと言われています。症状としては発熱、悪寒、倦怠感、息切れのほか、咳があります。咳は痰がからんだものが多くでます。また、左右どちらかの肺に強い痛みを覚えることがあります。痛みが強い場合には胸膜炎の可能性もあります。潜伏期間は1日から3日ですが、その後、体内に常在菌として存在するため抵抗力が落ちた時などに突発的に症状がでることがあります。

【3】若い人にも多いマイコプラズマ肺炎

若い人にも多いマイコプラズマ肺炎若い人にも多い肺炎としてマイコプラズマ肺炎があります。マイコプラズマ肺炎は、細菌性の肺炎の一つで、マイコプラズマという真菌が原因で発症します。比較的健康な人でもかかる肺炎で、症状も軽いという特徴があります。しかし、咳が長引くことが多く、重症化して合併症を起こすこともあるのであまり軽視することはできません。とくに細菌では抗生剤に耐性のある菌も増えているため注意が必要です。潜伏期間が1週間から2週間と比較的長いために集団感染を起こしやすい肺炎と言われています。

【4】物理的な気道の詰まりで起こる閉塞性肺炎

物理的な気道の詰まりで起こる閉塞性肺炎閉塞性肺炎は別名、慢性閉塞性肺疾患とも呼ばれています。喫煙や有毒ガスなどの微粒子を吸い込み、気管に炎症を起こしたり、肺胞の傷つけたりすることが原因で起こります。気管支が詰まるという物理的要因に発生するために閉塞性と名前が付いています。症状は痰が出る、息切れ、呼吸困難など気管支全体の調子が悪くなります。この閉塞性肺炎の場合、潜伏期間はなく、微粒子の吸い込み量が多くることで発症するリスクが高くなります。日常的には工場などからの排気の他、タバコの煙でなることが多いと言われています。

【5】免疫異常による膠原病性肺炎

肺炎の中には膠原病性肺炎という肺炎もあります。膠原病は自己免疫疾患の一つで、本来なら外的に対して反応する免疫システムが自分自身の体に対して誤って攻撃をしてしまうという病気です。この免疫システムが自身の肺を攻撃したときに肺炎となって現れることがあります。膠原病の他、関節リウマチが原因で引き起こされるリウマチ肺炎もあります。症状は、発熱、倦怠感、感染痛、食欲の増減などがあります。この肺炎の場合にもとくに潜伏期間はなく、膠原病やリウマチなどの自己免疫疾患の場合には潜在的に肺炎になるリスクがいつでもあるということになります。

【6】好酸球性肺炎

好酸球性肺炎は白血球の中にある好酸球が肺の中に多く侵入することで引き起こされる肺炎です。おもに好酸球が肺に入り、肺に炎症をもたらすものですが、中には炎症だけでなく肺機能を害するものなどもあります。肺の中に入る好酸球の量やどのような問題が生じるかで症状や病態が大きく異なります。主な症状は咳、発熱、倦怠感、喘息のときのような喘鳴(ゼイゼイ、ヒューヒューという呼吸)を伴います。とくに咳は数ヶ月に渡って続くこともあります。

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