年をとっても自分の歯で食べたい!歯を丈夫にするには?
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年をとっても自分の歯で食べたい!歯を丈夫にするには?

いつテレビを付けても目にする歯磨き粉や歯ブラシなどのオーラルケアのコマーシャル。現代病の一つとも言われる歯周病の予防に関心が高いですね。このようなケア用品だけでなく歯を丈夫にする方法で気を付けるべきことはあるのでしょうか?

歯は何本?

成人の歯の本数は、上下16本ずつ、合わせて32本

成人の歯の本数は、上下16本ずつ、合わせて32本と言われています。ただ、親知らずなど生えない歯もあるので、正確にはその人によります。乳歯は上下合わせて20本です。

歯はいつ作られる?

歯の元は妊娠3か月のころには作られ始め、すでにこのときには永久歯の元である永久歯胚も存在します。妊娠4~5か月頃になると乳歯の石灰化が見られます。生後6か月頃から乳歯が生え始めることが多く、永久歯も乳歯の下で準備を整えています。

歯の元は妊娠3か月のころには作られ始める

昔と違うオーラルケア

以前では、赤ちゃんに与える離乳食は、家族が咀嚼したものを上げたり、同じお箸やスプーンで与えることも珍しくありませんでしたが、近年では口内環境を第一に考え、清潔な器具を使って調理し、専用のカトラリーを使うようになりました。

また仕上げ磨きの習慣やフッ素への関心も増え、虫歯に深刻に悩まされるお子さんは減少しています。20年前の半数になったともいわれ、小学6年生で平均2本の虫歯のようです。

昔と違うオーラルケア

どうして歯を失うの?

虫歯が減ったとはいえ、実は自分の歯を失うのは虫歯だけではありません。歯周病が大きな原因にもなります。65歳以上で歯を失う原因の多くは、老化ではなく歯周病です。また、歯を強くかみしめすぎる、といったことも原因になります。

ずっと自分の歯でいたい

厚生労働省は5年ごとに、歯科疾患実態調査を実施しており、1992年の掲げた8020運動の成果を継続的に報告しています。

これは80歳で20本以上自分の歯を残そう、と始めたもので、2005年には約2割強ほどでしたが、2011年の調査では、4割弱に増えています。

1987年には1割にも達していなかったことを考えると、技術の進歩と意識の向上が目覚ましかったことが分かります。

ずっと自分の歯でいたいですよね

歯を残すには?

いつまでも自分を歯を残すには、虫歯にならないよう丈夫な歯にすること、その歯を支える歯茎が歯周病にならないことが大切です。

1本くらい抜けても大丈夫、などと軽く考える人もいますが、歯は1本1本がそれぞれの機能を果たすことによって1つの役割をはたしているので、1本抜けると他の歯に負担をかけ、次々と抜けてしまうことが多いのが現状です。

歯医者に次から次へとかからなくてはならないのは、こういった連鎖によるんですね。

歯を丈夫にするには?

食事では、歯の石灰化を促し、歯を丈夫にするカルシウムを積極的にとることが大切です。

乳製品、大豆製品、海藻類、小魚などをとり、カルシウムを効率よく取り込むために効果があるビタミンDを摂取すると良いです。

一番表面にあるエナメル質は、カルシウムやリン酸を主成分としたヒドロキシアパタイトでできています。エナメル質の下にあり柔らかい象牙質は、カルシウムだけでなくタンパク質も多く含まれていますので、良質のたんぱく質を摂るのも重要です。

つまり歯を丈夫にするには、歯の土台を構成するタンパク質、歯の石灰化を促すカルシウム、これらが正常に働くよう、ビタミンやミネラルが必要となります。

タンパク質、カルシウム、ビタミンやミネラルが必要

歯周病にならないためには

歯周病とは、歯を支える歯ぐきや骨が破壊されていく病気です。

虫歯が歯そのものの病気に対して、歯周病は歯の土台の病気で、歯が抜け落ちてしまうのです。

歯周病の原因の大きなものはプラークといわれる歯垢です。

食べのこし、というほど単純なものではなく、細菌の塊と言えるものですが、この細菌が厄介なもの。人は年をとると免疫機能がおとろえてきて、若いころなら何ともなかったものが、30代を過ぎると歯周病になりやすくなり、また進行も早くなります。

そのためにも、口内を清潔に保つことが必要です。

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