身近な目の病気!角膜炎の治療期間について!
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身近な目の病気!角膜炎の治療期間について!

角膜炎の治療期間についてまとめています。角膜炎の原因は身近なものが多く、決して珍しい病気ではありません。しかし、放置してしまうと失明する危険性もある怖い病気です。角膜炎と思われる症状が表れたら、速やかに眼科を受診しましょう。角膜炎は治療に長い期間を要するため、早めに受診することが大切です。

角膜炎とはどんな病気?

角膜炎の症状

角膜炎になると目に痛みが出る

角膜は、黒目の表面にあります。この角膜が何らかの原因によって傷つき炎症を起こした場合、角膜炎と診断されます。では、角膜炎になるとどのような症状が表れるのでしょうか?

角膜炎の代表的な症状が、目の痛みです。ゴロゴロとした異物感を伴う目の痛みを感じる場合、角膜炎を疑いましょう。また、目の充血、涙や目やにがたくさん出るなどの症状も表れます。
このように、角膜炎は痛みや涙が出るなど分かりやすい自覚症状が表れる病気です。悪化すると視力低下や失明する危険性もあるため、このような症状を感じている場合は放置してはいけません。

角膜炎の種類ごとの原因

主な原因は目に入ったゴミ等からの感染

角膜炎は、原因によって細菌性角膜炎・真菌性角膜炎・アカントアメーバ角膜炎・角膜ヘルペスの4つに分けられます。それぞれの原因を見ていきましょう。

細菌性角膜炎の主な原因は、細菌感染です。目にゴミが入ったことにより細菌に感染し、炎症が起こります。通常は角膜に細菌が入ることはありませんが、角膜が傷ついている時に感染しやすくなります。
真菌性角膜炎の原因は、カビです。こちらも角膜に傷が付いた状態ですとカビが感染しやすくなります。また、ステロイド剤を長期間使用したことにより起こる場合もあります。

アカントアメーバ角膜炎は、微生物であるアメーバが原因で引き起こされる角膜炎です。通常ですとアメーバは池などに生息していますが、水道水の中にも生息していると言われています。このことから近年注目されているのがコンタクトレンズによるアカントアメーバ角膜炎です。コンタクトレンズを装着している人はアカントアメーバ角膜炎のリスクが高いと言えるでしょう。

角膜ヘルペスの原因はヘルペスウイルスです。多くの場合は乳幼児の頃にヘルペスウイルスに感染し、発熱などをきっかけに再発します。角膜炎の中でも再発しやすい種類と言われています。

角膜炎の治療と予防

角膜炎の治療期間

角膜炎の治療は点滴薬

角膜炎の治療期間は、種類によって大きく異なります。しかし、ほとんどの場合が治療に長期間を要すると言われています。種類ごとの具体的な治療期間はこちらです。

細菌性角膜炎は、抗菌点眼薬や抗菌内服薬、点滴薬によって治療が行われます。原因となった細菌によって、抗菌薬の種類も異なります。治療期間は数ヶ月程度と言われており、完治までには長い期間が必要になります。

真菌性角膜炎ではカビに効く抗真菌薬が使われます。抗真菌点眼薬、抗真菌内服薬、点滴薬による治療を1ヶ月以上継続して行わなければなりません。
アカントアメーバ角膜炎の場合、特効薬がないのが現状です。抗真菌点眼薬や消毒点眼薬、角膜を削る手術などが行われます。治療期間は数ヶ月と長く掛かるうえ、視力が戻らないなど後遺症が残るケースも少なくありません。

角膜ヘルペスの治療には抗ウイルス眼軟膏を使用します。治療期間は1週間から2週間程度と、角膜炎の中でも最も短いと言われています。しかし、前述した通り角膜ヘルペスは再発が多いとされています。

角膜炎の予防

コンタクトの人は角膜炎に注意

日頃からコンタクトレンズを付けている人は角膜炎になりやすいため、予防を徹底しましょう。
予防法として効果的なのが、コンタクトレンズの使用法を守ることです。コンタクトレンズの使用期限を守る、清潔な手でコンタクトレンズを触る、コンタクトレンズやケースはこまめに洗浄するなどが効果的です。

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