遠視、知っていますか?遠視の可能性はあなたやお子様にも?遠視とは。
270views

遠視、知っていますか?遠視の可能性はあなたやお子様にも?遠視とは。

遠視について正しく理解している人は案外少ないものです。遠視とはどういうものなのでしょうか。また、自分には関係ないと思っていた遠視が、あなた自身やご家族、お子様にも可能性はあるのです。放っておくと不都合が出ることも。

遠視って遠くが見えて近くが見えないことではない!?

遠視ってなんだ?

遠視の定義を案外間違えて覚えている人が少なくないようです。

近視は近くが見やすくて遠くが見にくくなる状態ですが、遠視とは、逆に遠くが見やすくて近くが見えない状態ではありません。

遠視とは

遠視とは目の屈折異常です。近視の場合は、目に入ってきた像が網膜の手前で焦点を結んでしまいますが、遠視の場合は網膜の後ろで焦点を結んでしまいます。

原因が逆なのだから、症状も逆になるかといえばそうではありません。

遠視の場合は、意識しないと遠くも近くもぼやけて見えてしまうのです。強度の遠視の場合は強くピントを合わせたり眼鏡をかけないとものが見えません。より軽度の遠視の場合は、少しピントを合わせると特に問題なくものを見ることができます。

子供の遠視

90%以上の子供は遠視です

90%以上の子供は遠視です。ほとんどは成長に従って遠視が治ります。治りすぎて近視になってしまう子供もいます。

しかし、遠視の度合いが強かったり治らないとものが見にくくなります。小さな子供の場合は見えにくいという症状がよく理解できていなかったり、訴えられません。

子供の強度遠視は放っておくと弱視につながることがありますので、早めの補正が必要です。

子供の遠視の症状

より軽度の遠視の場合は本人も周囲も気づかないことがあります

子供の強度の遠視は明らかに見ることが苦手だったり、健診などで気づかれることが多いのですが、より軽度の遠視の場合は本人も周囲も気づかないことがあります。

遠視の症状には、目つきのおかしさがあります。

見にくいものを見ようと、目を細めたり、顎を突き出して上から目線でものを見たり、より目にして見る子もいます。片目だけ遠視の子は、片目で見たり、斜めから見ようとしたりします。目つきのおかしさに気づいたら一度きちんと検査してもらいましょう。

また、ものが見えにくいために、指先を使う遊びやお絵かき、絵本やお勉強などが続かない子もいます。遠視を放っておくとこのまま、こういった遊びやお勉強が嫌いな子供になってしまう恐れもあります。

40歳以降の遠視

高齢になってから始まる遠視もあります

高齢になってから始まる遠視もあります。老眼同様40歳くらいから始まり、50歳くらいから症状がはっきりしてきます。老眼と区別がつきにくいのですが、近くのものだけでなく遠くのものも見にくいのが特徴です。

多くの原因は、元々遠視であったために起こります。

元々の遠視を、若い頃は自分の調整力でピントを合わせて見てきたものが、年齢を重ねると調整が効かなくなって遠視の症状が現れてくるのです。

初期症状は眼精疲労です。頭痛や仕事のはかどらなさ、肩こりや疲れやすさとして現れ、なかなか遠視が原因だと気づかないこともあります。

遠視の治療法

遠視の治療法は大人の場合、ありません

遠視の治療法は大人の場合、ありません。眼鏡やコンタクトレンズで視力を矯正することが対策となります。レーシック手術ができる場合もあります。

子供の場合は、成長で治ってしまうこともあります。成長するまで弱視にならないように眼鏡で矯正します。片方だけ遠視のときは、見えるほうの目をアイパッチで隠して訓練をすることもあります。

PR