まるで中耳炎のよう?!耳のがんの症状とその特徴とは?
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まるで中耳炎のよう?!耳のがんの症状とその特徴とは?

耳のがんの症状は耳への圧迫感、耳の痛み、耳だれ、耳鳴りなど中耳炎にも似た症状であることが多いようです。しかし、やがて吐き気やめまい、顔面麻痺、歩行障害など様々な症状がでるようになります。そのため、耳のがんの症状は耳以外にも出ることを知っておきましょう。

珍しい耳のがん!耳のがんの症状とは気がつかない?

珍しい耳のがん!耳のがんの症状とは気がつかない?

がんは体のいたるところにできるものですが、実はがんができやすい部位とそうでない部位があります。男女ともにがんができやすい部位としては胃、大腸、肺です。性別では、女性は乳房、子宮、男性では前立腺と、男女ともに生殖器もがんができやすい部位です。

一方、がんができにくい部位もあり、その一つが耳です。耳はがんの中でも発生する確率が1%ほどと言われるほどがんになりにくい部位です。

しかし、がんのできにくい部位であるために、症状がでてもがんだと思う人はわずかです。そのために、病院への受診が遅れることがあるということを知っておきましょう。

今回は、耳に気になる症状が出たときの目安として、耳のガンの特徴と症状を解説します。

耳にできるがんの特徴

耳のがんは外耳、中耳、内耳とあるなかで、そのほとんどが中耳にできます。原因はできものが炎症して腫瘍になり、それががん細胞になるためと言われています。がんの腫瘍は耳の穴を覗くとはっきりと確認できるほど大きくなります。中耳炎を合併しやすいため、最初は中耳炎と思う人がほとんどです。

耳のがんの段階別によく見られる症状

耳のがんの症状には次のようなものがあります。

【1】最初の違和感

最初の違和感

耳のがんの症状は最初は耳の違和感や圧迫感として感じることが多いようです。

やがて、その違和感が痛みになります。その頃になると耳だれがでたり、時折、耳鳴りや強い痛みを感じることがあります。これは中耳炎と同じような症状であるため、最初からがんを疑う人はほとんどいません。また、我慢できる痛みであることが多いため、しばらく様子を見る人も少なくありません。

【2】がんが大きくなると現れる症状

がんが大きくなると現れる症状

やがて、耳のがんが大きくなると、聴こえが悪くなったり、頻繁に耳鳴りがしたり、また、その耳鳴りの程度がつよくなることがあります。この頃になると、膿ができて、痛みはかなり強くなります。

がんのできる位置によっては、大きくなる段階で三半規管にまで影響がでやすくなります。三半規管に影響が出始めると、平衡感覚に問題が生じるようになり、めまい、吐き気、嘔吐などの症状がでるようになります。

これらの症状は悪化の一途をたどるのではなく、良くなったり、悪くなったりしながら徐々に悪化します。そのため、症状が改善するときもあるからといって、様子を見ているうちにがんが大きくなるケースが多いようです。

【3】最後には脳や神経に影響がでる

最後には脳や神経に影響がでる

耳のがんがさらに悪化すると、最終的には、顔面の神経や脳にまで影響が及びます。

このような段階になると、がんによって神経が圧迫されるため顔面に麻痺が見られるようになります。また、脳への影響がでるまでになると、視力障害や歩行障害などの症状がでてきます。

視力や歩行に問題がでると、それぞれの症状に意識が行きがちですが、この頃になると耳の痛みはかなりのものになり、強い不快感や苦痛を経験するようになります。

耳は一時的な痛みや違和感を覚えやすい器官です。そのために、病院への受診が遅れがちですが、耳の違和感や圧迫感、あるいは聴こえの悪さが1週間にわたって続く場合には速やかに病院に行きましょう。連日、異なる症状が出たとしても、いつも耳に不快感がある場合に早めに受診することで早期の発見、治療につながります。

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