生命に関わることも…女性に多い便秘になる病気とは
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生命に関わることも…女性に多い便秘になる病気とは

便秘のほとんどは病気ではない機能性の便秘です。しかし、中には病気が原因の便秘もあります。便秘になる病気には自然に治らないものや、放っておくと命に関わるものも多くあります。たかが便秘と思わず、気になる症状がないか再確認しましょう。特に、これまで便秘ではなかったのに急に便秘になった人は要チェックです。

便秘のほとんどは病気ではありませんが…

便秘のほとんどは病気ではありませんが…

多くの女性を悩ます便秘。便秘のほとんどは、排便習慣や食生活の乱れや運動不足などによる機能性の便秘です。

しかし中には便秘に重大な病気が潜んでいることもあります。特に今まで順調だった人が急に便秘になったときには要注意。

気になる症状がないかチェックしてみましょう。

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群

便秘になる病気で一番頻度が高いのが過敏性腸症候群です。先進国では10%もの人がこの病気にかかっています。

過敏性腸症候群は人により症状が異なり、下痢に悩む下痢型、便秘だけが出る便秘型、下痢と便秘が交互に訪れる下痢便秘型に分かれます。従来はストレスが原因と言われていましたが、今では免疫異常が関わっている可能性が指摘されています。

過敏性腸症候群での便秘は腹痛を伴うことが多く、便はコロコロしてウサギの糞のようになります。ストレスを伴う場面で酷くなり、夜間は症状がないのが大きな特徴の一つです。

大腸がん・直腸がん・大腸ポリープ

大腸がん・直腸がん・大腸ポリープ

がんやポリープで腸が癒着したり狭まると便秘の原因となります。

便に血液が混じっていたり、血液が付着しているとき、黒いタール状の便が出る場合は速やかに検査を受けましょう。他の症状は便が出てもおさまらない腹痛や、便秘から急に下痢に切り替わることなどです。食事の改善や便秘薬などの一般的な便秘解消法が効かないのも特徴です。

子宮筋腫・子宮内膜症

子宮筋腫・子宮内膜症

子宮と腸は近い位置にあります。子宮筋腫や子宮内膜症などの子宮の病気が進行すると、腸を圧迫して便秘が起こります。

便秘の症状は大腸がんや直腸がん、大腸ポリープと似ています。便秘薬などが効きにくく、便がコロコロして排便後も腹痛が続きます。違いは便に血液が混じらないことです。

強い月経痛や、月経量の過多、不正出血などもあります。

腸閉塞

腸が完全に詰まってしまう急性の病気が腸閉塞です。急な非常に強い腹痛と嘔吐が症状で、速やかな受診が必要です。夜間や休日であっても待たずにすぐに救急外来を受けましょう。

腸閉塞は成人の場合は開腹手術の後や大腸がんが進行したときなどに起こることが多いのですが、赤ちゃんや高齢者は普通に生活しているときに起こることもあります。

いぼ痔や切れ痔などがあると排便時に痛みや不快感を感じるため、自然と便秘になってしまうことがあります。

痔は目視できる病気ですが初めてだと気づきにくいこともあります。排便痛があったり、便に鮮血が付着する、肛門にいぼができている場合は痔かもしれません。

膠原病

膠原病とは全身の臓器や血管、筋肉、皮膚などが多発的に障害される病気の総称で女性に多いものです。腸に不調が出て便秘になることもあります。微熱や倦怠感が続いているなど他の症状がある場合は気にしてみましょう。

低血圧症・鉄欠乏性貧血

低血圧症・鉄欠乏性貧血

誤解されやすいのですが、低血圧症と貧血は別の病気です。低血圧は血液量が減ったり血液を送る力が弱くなることで起こり、貧血は血中のヘモグロビン量が減少することで起こります。しかし、2つの症状は似ています。

倦怠感やめまい、立ちくらみが主な症状です。排便の回数が減ったり、トイレでいきむときにめまいが起こったりして便通が困難になることもあります。

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