軟便の特徴でわかる?!便が柔らかい原因と考えられる病気
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軟便の特徴でわかる?!便が柔らかい原因と考えられる病気

便が柔らかい原因は様々あります。そのため特定することは難しいですが、軟便の色や特徴によっては比較的原因がわかるものもあります。また、軟便の色によっても緊急性は変わってきます。いずれにしても2週間ほど軟便が続くようでなければ、基本的には心配する必要はないといわれています。

便が柔らかい原因と特徴とは?

便が柔らかい原因と特徴とは?

下痢とまではいかない柔らかい便は軟便と呼ばれるものです。軟便は一時的なものであれば心配ありませんが、2週間以上続く場合には注意が必要です。今回は様々な軟便の特徴や考えられる病気について紹介します。

【1】茶色の軟便

軟便の色が黄色から茶色の軟便は急性な軟便にみられるものです。このような軟便の原因はなんらかの原因で腸のぜんどう運動が活発になったことが考えられます。

健康な人では1日で腸を通る水の量は9リットルですが、そのうち、99%は腸で水分が吸収され便は適度な硬さになります。しかし、ぜんどう運動が活発になると、腸壁から水分が吸収される前に排泄されるため、多くの水分を含んだ軟便になってしまうのです。

健康な人では1日で腸を通る水の量は9リットル

ぜんどう運動が活発になる原因は食物繊維の取りすぎやアルカリ食品の過剰摂取、あるいは炭酸水などを多く飲む事、乳製品の過剰摂取などが考えられます。そのほか、体が毒と判断したアレルゲンやアルコールやカフェインも体調によってはぜんどう運動を促す要因になります。

基本的にこのような軟便は続くことはありませんが、続く場合には過敏性腸症候群や甲状腺に異常がある場合も考えられます。2週間を超えて軟便が続く場合にはほかに症状がなくとも一度内科へ受診しましょう。

【2】黒っぽい軟便

黒っぽい軟便

軟便が黒っぽい場合には短期間であっても病院へ行くようにしましょう。

ただし、海苔や黒ゴマなど黒い食品のために軟便になったという心当たりがある場合は別です。そのような心当たりがなく、食事が普通である場合で軟便が黒い場合には小腸や胃、十二指腸などで出血をしている可能性があります。

内臓で出血をしていると赤い軟便になりそうですが、体内で出血してそのまま赤い血が排泄されるのは大腸や直腸などに潰瘍がある場合です。

血便と呼ばれるこのような便の場合には軽度なもので潰瘍ですが、最悪の場合にはガンである可能性もあります。そのため、血便の場合にも早めの受診が必要です。もっと奥の小腸や胃などで出血すると黒っぽい便になります。

【3】軟便と便秘を繰り返す

軟便と便秘を繰り返す

中には軟便と下痢を短い期間で繰り返す人がいます。

これが続く場合には消化管悪性腫瘍が疑われます。胃や腸などの消化管のどこかにガンができることで、消化やぜんどう運動が適切に行えなくなるために出る症状です。

女性で生理周期に合わせて軟便や便秘になる場合には自律神経やホルモンバランスの乱れであることが多いようです。改善のためには規則正しい生活と多くの休養、睡眠を取り、体に負担をかけない生活を心がけることです。

【4】灰色や緑の軟便

灰色や緑の軟便

便の色が灰色や緑など明らかに正常の色ではない場合には内臓の機能低下あるいは機能不全が考えられます。考えられるのはすい臓や胆のう、肝臓などの異常です。

これらの器官に問題があると脂肪やたんぱく質をうまく代謝、消化、吸収できずに変わった色の便として排出されることがあります。ただし、この場合にも1度や2度の場合には食品や薬の色である可能性があるので、あわてる必要はありません。

ただし、このような便が断続的にでも数日から数週間かけて出る場合には早めに病院へ行くことをおすすめします。病院へいくときにはできるだけ、便を出した時間、便の特徴や量などを記しておきましょう。

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