血便と痔はどうやって見分ければ良い? 血便は大腸がんの可能性も
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血便と痔はどうやって見分ければ良い? 血便は大腸がんの可能性も

血便が初期症状となってあらわれる大腸がん。ただ、痔を患っている方は、血便と痔の区別がつきにくいと言われています。血便と痔はどのようにして見分ければよいのか、また、大腸がんの病気について詳しくご紹介しましょう。

早期治療をすればおよそ98%完治できる大腸がん

早期治療を開始すればほとんどの方が治る大腸がん

早期に発見をして、早期治療を開始すれば、ほとんどの方が治るとされている病気が大腸がんです。

大腸がんの初期症状は血便。ただ、痔の疾患をもっている方は、血便と痔の区別がしにくいことが多いです。どのようにして区別をすればよいのか、大腸がんの症状や原因、治療法について勉強しましょう。

大腸がんの初期症状

大腸

大腸がんの初期症状は血便です。痔の症状が出ている方は、出血をしていても、多分痔のせいであろうと考えて、病院に駆け込むことが少ないかもしれません。血便と痔を見分けるためには、便が全体的に黒っぽいかどうかを見てみましょう。

大腸がんの場合、腸の奥からの出血となるため、真っ赤ではなく黒っぽい色をしています。血液自体もべったりとしており、あまり広がりがないことが特徴です。
痔の場合、特に切れ痔になると肛門付近に痛みを生じ、血液はポタポタと滴り落ちることが多いでしょう。

また、大腸がんになると、腸が狭くなり便秘がちになります。便秘になると便が固くなり、いきんでもなかなか出てこないため、切れ痔になって血が出てきます。もし、痔かなと思っているような場合でも、大腸に出血がみつかる可能性もあるため、検査をすることでポリープが見つかる可能性もあります。

大腸がんの症状は血便の他にも、下痢と便秘を繰り返したり、おなかが張って腹痛を起こしたり、貧血や体重減少の症状が出ることがあります。

大腸がんの原因

たばこも大腸がんの原因の一つ

大腸がんになるのは、運動不足で便秘がちの人であると考えられています。普段から意識をして身体を動かすことが大切です。また、大腸にポリープができやすい遺伝体質の方もいらっしゃいます。

ここ最近、食生活が欧米化したことによって、肉や油などの脂肪分が多い食事をとりがちです。高カロリーの食事をとり続けることで、便に含まれている発がん性の物質が腸にとどまりやすくなってしまいます。

たばこも大腸がんの原因の一つだと言われています。たばこを吸う人は、禁煙者と比較して、およそ7倍も大腸がんになりやすいと考えられています。たばこの煙を吸うことによって、発がん性の物質をからだに取り込んでいるため、大腸がんに掛かりやすくなります。お酒も大腸がんになる原因の1つなので、過度の飲酒は控えることが大切です。

大腸がんの治療法

大腸がんの治療法

大腸がんの治療法ですが、どのような病状なのかによって治療法が異なります。大腸がんの治療法には、手術をしてリンパ節を切除する方法や、飲み薬や点滴による抗がん剤の治療などがあります。
また、手術をして切除した後も、画像検査や大腸内視鏡検査など、定期的な健診をして病気の経過を確認します。

大腸がん患者は、ここ最近急増しており、年間で11万人にもなると考えられています。がんの中で大腸がんが1位になると予測されており、男女ともに40歳代から掛かる方が増え始めます。年間に4万人近くの患者さんが死亡しています。

大腸がんの進行は、他の臓器のがんに比べて遅いことが特徴です。
早期に発見をすることで、生存率が高まり、ステージⅠの場合はおよそ98%、ステージⅡでも85~90%もの患者さんが治る病気です。大腸がんは、まず便潜血検査を行います。

それで異常が見られた場合は、大腸内視鏡検査や注腸X線検査などの精密検査を行い治療を開始します。便に血が混じっているかもしれないと感じたら、病院で検査をしてもらい、早期発見・早期治療をすることが大切です。

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