生理中の偏頭痛の原因は一つじゃない?!痛みの特徴から対処法を解説
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生理中の偏頭痛の原因は一つじゃない?!痛みの特徴から対処法を解説

生理中の偏頭痛には月経関連片頭痛と緊張型頭痛があり、それぞれ頭痛の原因が異なるため対処法も異なります。ただ、どちらも普段の生活習慣や食事内容を変えることで症状が緩和することが期待できます。月経関連片頭痛は主に下半身の冷え、緊張型頭痛は肉食過多とビタミン不足に注意しましょう。

生理中の偏頭痛には2種類ある

生理中の偏頭痛には2種類ある

生理中に感じる体調不調の中で腹痛や偏頭痛はもっともよく見られる症状です。

とくに生理中に偏頭痛に悩まされる女性は多く、頭痛のために起き上がれなかったり、吐き気をもよおすこともあります。このような生理中に見られる偏頭痛は医学的にも知られており、「月経関連片頭痛」と呼ばれます。月経が始まって2日目と3日目に頻発する特徴があります。「月経関連片頭痛」にはさらに、月経のときだけに偏頭痛になるタイプと月経以外のときでも偏頭痛になるタイプにわかれます。

どちらのタイプでも市販の鎮痛剤によって、ある程度の症状の緩和が見られますが、服用を続けることで効果が薄くなったり、あるいは薬のために頭痛が生じるケースもあります。そのため、鎮痛剤の服用は最終手段として他の方法で改善を試みて効果が感じられない場合に服用するようにします。

また、生理中の頭痛には鎮痛剤ではなかなか改善しないタイプの偏頭痛があります。この偏頭痛の原因は緊張型頭痛と言われ、筋肉の緊張や貧血などによって起こるものです。

今回は生理中に生じやすい月経関連片頭痛と緊張型頭痛の特徴とそれぞれへの対処法を解説します。

体の冷えで症状が悪化する月経関連偏頭痛

体の冷えで症状が悪化する月経関連偏頭痛

月経関連偏頭痛の特徴は目やこめかみ辺りが拍動に合わせてズキズキと痛むことです。

入浴や運動など体温の上昇に応じて痛みが悪化することが多く、普段も頭痛を経験する人に多いと言われています。この頭痛は若い人よりも中年以降の女性に多く、その原因はホルモンバランスの変化にあると言われています。

女性の体では排卵後から生理までエストロゲンの急減と、黄体ホルモンの急増というホルモン分泌が行われますが、この急激な変化のために血流が増加して、頭痛が起こります。とくに黄体ホルモンの分泌が過剰であったり、不安定な場合に頭痛が起こります。

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対処法としては頭や首を冷やすこと、安静にすること、腰にカイロを貼ること、体調に余裕があれば足湯や半身浴を行うことが有効です。それは月経関連偏頭痛の原因が体の冷えにあるためです。

健康な人は上半身と下半身の温度がそれぞれ37℃と32℃で、その差は5℃ですが、冷えのある人はこの差が7℃から8℃にまで広がっています。

このように上半身に比べて下半身が冷えていると生理前に体温を上げて血流を良くする黄体ホルモンがうまく働かず、そのために過剰に分泌されて血流をよくしすぎてしまい、血管を圧迫して頭痛になるのです。

体の熱分布が正常でないため、黄体ホルモンを分泌しても、下半身は温まらず、上半身だけが暑くなったり、血流がよくなってしまうのです。

子宮が温まることで改善することも多く、そのため、頭を冷やしながら、腰や腹部にカイロを貼って安静にすることで症状が改善します。カイロの他に湯たんぽを利用しても良いでしょう。

普段の食事から改善する緊張型頭痛

普段の食事から改善する緊張型頭痛

緊張型頭痛の場合には頭全体がぎゅーっと締め付けられるような痛みで拍動と一致しません。

肩や背中の筋肉が冷えて、緊張した状態にあり、吐き気を伴うこともあります。子宮からの出血により体内の酸素量や血液量が低下するために起こります。

とくに若い女性や生活が不規則、あるいは少食で体力がない人によく見られます。普段から食事で鉄分やビタミン、ミネラルなどの栄養が十分でないこと、また肉食が多すぎることも原因の一つです。

改善のためには普段から柑橘系の果物と良質な塩分と発酵食品をたくさん食べることが有効

改善のためには普段から柑橘系の果物と良質な塩分と発酵食品をたくさん食べることが有効です。

とくにオレンジやレモンは白い皮を含めてたくさん食べることで出血量が減少し、貧血を防ぐことができます。痛みを感じたら、全身を温めて、安静にして腹式呼吸を繰り返します。大きく呼吸することで全身の血液循環や酸素濃度が改善しやすくなります。

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