偏頭痛もちはピルを飲めないって本当?ピルを飲むとどうなるの?
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偏頭痛もちはピルを飲めないって本当?ピルを飲むとどうなるの?

偏頭痛もちはピルを飲めないという話を耳にする人も多いのではないでしょうか。現在では多くの人が偏頭痛に悩まされています。また、避妊目的だけではなく病気やホルモンバランスを整えるためにピルを服用している人も少なくありません。では、なぜ偏頭痛もちはピルを飲んではいけないのでしょうか?

偏頭痛の種類

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偏頭痛は、月に1回から2回、酷い場合は週に1回から2回程度起こる頭痛です。

偏頭痛による痛みは長引くことが多く、最大で72時間とも言われています。偏頭痛は、頭痛以外にも様々な症状を引き起こします。例えば、吐き気・嘔吐・臭いに敏感になる・光が眩しく感じる・音がうるさく感じるなどです。

偏頭痛によって、体の様々な部位が敏感になると考えられます。このような症状から、人によってはベッドから動くことができず、仕事や家事が一切できなくなってしまいます。

現在、日本人の約8.4%が偏頭痛に悩まされています。偏頭痛の特徴として、頭痛が治まれば全く異常のない元気な状態になります。そのため、多くの人は頭痛を感じたら鎮痛剤を飲み、ゆっくりと休んで対処しているようです。

そんな偏頭痛は、2つの種類に分けられます。その2つとは、前兆の無い偏頭痛と前兆のある偏頭痛です。偏頭痛もちの人の約20%から30%の人が、前兆のある偏頭痛と言われています。

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前兆のある偏頭痛の場合、主に目に前兆が表れます。具体的には、視野が狭くなる・視界がぼやける・目がチカチカするなどです。また、人によっては手足のしびれを感じたりろれつが回らなくなることもあります。

これらの前兆は15分程度続き、その後頭痛が起こります。このような前兆のある偏頭痛の場合、前兆の無い偏頭痛よりも脳卒中のリスクが高いと言われています。

偏頭痛もちはピルを飲めない

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ピル=避妊のために飲むイメージがありますが、現在では婦人科の病気の治療にもピルが使用されています。

そのため、避妊目的ではなくても日常的にピルを服用している人は少なくありません。しかし、偏頭痛もちはピルを飲めないと言われています。その理由は、ピルの効果にあります。

ピルはホルモンバランスを変化させる効果があります。このような効果があるピルは、偏頭痛を誘発する恐れがあると言われています。

ピル

実際に、偏頭痛もちの人がピルを服用したところ、頭痛がいつもより長く続いたり痛みの度合いが増したという意見が見られます。このように、ピルは偏頭痛を誘発・悪化させてしまう可能性が高いのです。

また、偏頭痛もちの人がピルを飲むと脳卒中のリスクが2倍になると言われています。偏頭痛もちの人がピルを飲み、喫煙していると脳卒中のリスクがなんと34倍にも高まります。更に、ピルは脳卒中だけでなく血栓症のリスクも高めます。

血栓症とは血管に血栓ができ、血液が流れなくなってしまう病気です。最悪の場合死に至ることも考えられる恐ろしい病気なのです。偏頭痛もちはピルを飲めないのは、このような命に関わる重大な病気のリスクを高めることも関係しています。

ただし、偏頭痛もちだからと言って必ずしもピルが飲めない訳ではないようです。基本的に、ピルの服用が禁止されているのは前兆がある偏頭痛の人です。前述したように前兆のある偏頭痛の場合は様々な病気のリスクが高まってしまうためです。

医者

前兆の無い偏頭痛の場合は基本的にピルの服用は禁止されていません。しかし、ピルを服用する際には医師と十分相談することが大切です。

前兆の無い偏頭痛の場合でも、ピルを服用することによって偏頭痛に影響を与える可能性はあります。

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