小脳腫瘍の症状は酔っ払いに似ている!動作や口調の他、記憶違いや勘違いにも注意!
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小脳腫瘍の症状は酔っ払いに似ている!動作や口調の他、記憶違いや勘違いにも注意!

小脳腫瘍の症状は酔っ払いの人によく似ています。動作が緩慢で歩くとふらつき、手元や足元がおぼつかなくなります。目を閉じると悪化するめまいがあることも特徴的です。話すとろれつが回らず、ゆっくりしゃべったり、反対に早口になるなど速度が一定になりません。記憶違いをすることもありますが穏やかに訂正しましょう。

小脳腫瘍の症状

小脳腫瘍ができると運動機能や記憶に混乱がおきます

小脳は後頭部の下側にありる比較的小さな脳です。
役割としては体のバランスを保つことや大脳で覚えたことを保管するという役割があります。そのため、小脳腫瘍ができると運動機能や記憶の混乱などが見られることがあります。
今回は小脳腫瘍の症状として特徴的なものを紹介します。

運動機能の症状の特徴

真っすぐに立てない

小脳に腫瘍ができると傍目からは酔っ払いのようにふらふらしているように見えます。
小脳は運動機能を司どる部位なので、単純な動きもおぼつかないことが多くなります。真っすぐに立つことができないだけでなく、真っすぐに歩くことも困難に感じます。
そのため、つまずきや転倒が多くなるので怪我をしやすくなります。

目を閉じるとふらつく

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真っすぐに立ったり、座ったりすることができなくなる他、強いめまいも感じます。通常、三半規管によるめまいは目を閉じたり、横になることで症状が緩和します。しかし、腫瘍が原因の場合は目を閉じることで、めまいは悪化します。これは目から入る情報を元に平行を保とうする脳に情報が行かず、脳が混乱するために起こります。

動作が遅くなる

小脳は運動機能に関わるので、この部位に腫瘍ができると動作が遅くなることがあります。
咄嗟の動きができずに転びやすくなったり、また体勢を立て直すことができなくなります。動作が遅くなるのはめまいなどの症状の他、浮遊感や空間認知がうまくできていないこともあります。
とくに見通しの悪いところや急に暗くなるなど環境の変化についていけないこともあります。

物がつかめない

小脳に腫瘍ができると、周囲を正しく認知することができにくくなります。
そのため、目の前にある物に手を伸ばして届かないということが起こります。正しく見えている場合でも適切な位置に手を持って行くことができなくなることもあります。
物をつかみそこねて落としてしまったり、飲み物をこぼしてしまうことが多くあります。また、人やモノにぶつかることも増えます。

会話や記憶違いの症状の特徴

小脳に腫瘍などができると記憶障害やろれつがまわらなくなる

ろれつが回らない

小脳の運動機能は手足だけではなく、舌の運動とも密接に関わっています。
意識ははっきりしていますし、お酒を飲んだわけでもないのに酔っ払いのような口調になります。
具体的には話をするときに十分にろれつが回らなかったり、話し方がゆっくりになることがあります。かと思えば、急に早口になることもあります。
内容と関係のなく速度が変わったり、話す速度を一定でなくなったら注意が必要です。

物忘れ

小脳には大脳の記憶を保管する役割があります。そのため、小脳の腫瘍になると、その機能が失われて家への帰り道が分らなくなったり、知っていることを勘違いしたり、忘れたりすることがあります。
多くの場合、勘違いや記憶違いがあっても、周囲の人が理性的に話せば勘違いに気がつきます。

同じようなことを何度も忘れたり、思い出すのに時間がかかることもありますが、厳しく批判したり怒鳴るなどの対応は控えましょう。
周囲の威圧的な態度で不安が大きくなると、症状はさらに悪化することがあるからです。
そのため対応は努めて穏やかに行うことが大切です。

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