治療と介護に携わる全ての人達必須。脳梗塞の後遺症を正しく知ろう。
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治療と介護に携わる全ての人達必須。脳梗塞の後遺症を正しく知ろう。

脳梗塞の後遺症を正しく知る事は、不運にも発症された当事者のみならず、見守る周囲の方々にとっても大変重要です。運動機能面、発声や言語や記憶面、更には人格や精神面に著しい変化が見られるケースもあり、冷静に現状を受け止め対処する姿勢が求められます。

脳梗塞とは?

脳梗塞は血栓により脳の血の循環が機能停止する。結果、言語障害や運動障害など後遺症が残る

昨日まで意のままに動いてくれていた自身の身体なのに。

脳梗塞とは、脳中にある血管に血栓と呼ばれる物が出来てしまい、血の循環が機能停止してしまう症状です。人の脳は血のめぐりが止まってしまうと脳細胞が死んでしまう(壊死)ため、身体全体においても重大なトラブルを引き起こしてしまいます。脳梗塞が起きた際、すぐに死に至るというわけではなく、脳細胞への酸素・栄養不足がはじまり、少しずつ異常が出始めます。

例えば指先の感覚がなくなってしまった、言葉が詰まって出てこない、顔面に対する感覚がなくなってしまった、などの症状が出た時にはすぐにお医者さんへ行くようにしましょう。また脳への刺激を抑えるためにも、救急車での搬送が大切です。

脳は私達の全身の動きを司る器官であり、その一部が「梗塞」してしまった以上、四肢を自由に動かす為に必要な指令系統がトラブルを生じてしまうのは、大変残念ですが避けられない現実です。とりわけ脳梗塞に見られる運動障害は、身体の片側に集中して生じるケースが顕著です。当事者はもちろんの事、見守る周囲の人達も含め、この現実を冷静に捉える姿勢が求められるのです。

脳梗塞の後遺症について

脳梗塞の後遺症として、発声あるいは言語の障害 などが挙げられます。また半身不随など体への代償も少なくありません。しかし、後遺症は早期発見・治療によって軽減することが出来ます。何かいつもと体の調子が違うなと、予兆が見えた時にはすぐ行動へ移すようにしましょう。一度失った脳細胞は元には戻せません。後悔してからでは遅い問題でもあるため、家族全員が脳梗塞のリスクを考えながら生活するようにしましょう。

脳梗塞ののちの後遺症がある生活では、自身もながら家族の理解とサポートが必要

周りのサポートこそが最大のリハビリ法です

この場面で大切なのは、何より周囲の方々の精神的なサポートと思いやりです。当事者は懸命に現実と対峙から闘っています。相手が言葉を発し切るまで、決してせっつく事無く「待ってあげる」思いやりを届けてあげましょう。脳梗塞の後遺症は十分に回復の余地を有しています。あせらずゆっくりと治すようにすることが大切です。

性格や好みが変わる事も。

脳梗塞の後遺症として、それまでとは人格全体が一変してしまう事例もまた、多数確認されています。それまでの価値感や嗜好がまるで別人の如く180度変わってしまい、周囲の人達が戸惑ってしまうケースは決して珍しくありません。特に長年連れ添った配偶者のそうした急変を目の当たりにすれば、誰もが戸惑い悲しみ途方に暮れてしまっても仕方ありませんが、大切なのは全て1人だけで抱え込まない姿勢なのです。

脳梗塞の後遺症として、人格や価値観や味覚や嗜好に変化が出ることも!

あんなに甘味処が嫌いだったのに、止めなければ延々食べ続けるなんて・・・

私達の脳内の信号系統のシステムは、今日未解明の部分も数え切れず、脳梗塞という1度の大きな障害の発生が結果、別人格を招いてしまう現実が否定出来ません。

見守る側も確かに大変ですが、何より当事者自身が戸惑い傷つき悲しみ、更にそんな自分自身を自己コントロール出来ない辛い現状を生きておられるのです。割り切っての実践は大変ですが、戸惑いを覚えた際には「初対面の馴染みの無い人は、こんな風に考えているんだ」と、その一挙一動を一旦肯定的に捉え、受け止めてあげる姿勢が回復に繋がるのです。

 

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