その時どうする?てんかんの症状と発作の種類を知っておこう!
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その時どうする?てんかんの症状と発作の種類を知っておこう!

ニュースの中の話ではなかった!実は誰にでも起こりうる患者数の多い病気であるてんかん。 実際は、てんかんの症状は意識を失うことくらいしか知識がありません。 そこで、てんかん発作の種類や、目の前で発作がおきたときの対応について紹介します。

「てんかん」は患者数が比較的多く、1,000人あたり2〜3人とも、5〜8人とも言われています。

たいへん古くから知られる病気で神聖病とも呼ばれていた過去があり、そのてんかん発作の様子から偏見もありました。

少し前にはアニメを見ていた子どもにてんかん発作がおきたことや、最近では自動車など機械運転中に発作により意識がなくなり、事故につながったニュースで耳にしたりすることがあります。

てんかんの症状と発作の種類を知っておこう!

じつは誰にでも起こりうる病気

じつは誰にでも発作が起こりうる病気のひとつであるにも関わらず、しかもこのように社会で生活していく上で支障が大きいのに、わたしたちはてんかんの症状についてはあまり知識がありません。

小さい子どもから年齢には関係なくどの世代にも起こりますが、原因も症状もさまざまです。

意識がなくなるような発作の回数を減らしたり、発作そのものをなくすように治療していくわけですが、多くの場合は適切な抗てんかん薬による薬物療法で支障なく生活できるようになります。他にも症状によっては外科手術が行われる場合もあります。

じつは誰にでも起こりうる病気

てんかん発作を繰り返し起こす

このように一口にてんかんといっても、小児期から数回の発作で済み、大人になると完治するパターンの「特発性てんかん」と、意識がなくなるような発作をくりかえし、脳機能障害を起こす「難治性てんかん」もあります。

重症度も期間もさまざまです。

てんかん発作がなぜ起こるのかというと、脳の神経細胞が強い電気刺激により異常な電気活動を起こすためで、それが脳のどこでおきるかによりさまざまなてんかんの症状が変わってきますが、大部分は発作が治まると正常に戻るというのが特徴です。

てんかん発作を繰り返し起こす

てんかん発作にも種類がある

強直・間代(きょうちょく・かんたい)発作といって、強直発作は全身につっぱりやこわばりを起こし体がねじれ、意識がなくなります。間代発作は手足が屈曲し筋肉が伸展するけいれんが起こります。多くの場合は、連動して起こります。

子どもに多いのが欠神発作で、15秒ほどまでの短い意識消失を起こす発作で、動作がぴたっと止まったような状態になります。授業中などはぼーっとしているように思われてしまい、欠神発作だと気付かれ合いこともあるかも知れません。

複雑欠神発作では、意識のない状態のときに筋肉がピクついたり、脱力がある場合もあります。ミオクローヌス発作は、筋肉がピクついたりけいれんがあります。脱力してしまうと、いきなり尻もちをついたり、頭がガクッと前に垂れてしまうことがあります。

部分てんかんには、意識障害があるものとそうでないものがあり、口周などからけいれんが始まることが多く全身に及びます。
その他のてんかんとして、乳児や小児に多いのが点頭てんかんで、光音や音楽などにより起こるのが反射性てんかんです。

てんかん発作にも種類がある

冷静に発作を観察する難しさ

発作を目の前にすると冷静でいられなくなるものです。

しかし適切な治療のためには観察が大切になってきます。

発作はいつどんな状況で始まったか、発作の特徴や時間について、発作後の様子に変わったことはないかなどに注目して、ありのままに伝えるようにしましょう。

なかなか難しいとは思いますが、動画を撮るのも手です。そのほうが言葉より適切に伝えられることもあります。

けいれんに割り箸はもう古い

けいれんしている時は、怪我をしないようにまわりのものをどかし、衣服をゆるめますが、体をゆすったり叩くことはしないでください。昔、けいれんしているときには舌を噛み切らないように割り箸を噛ませるといいと聞いたことがある人もいるかもしれません。

しかし、今それは間違いです。無理に口をこじ開けるのは怪我のもとになります。

発作のあとは、名前を呼ぶなどの声をあまりかけずに、静かに寝かせましょう。このようなちょっとした知識で、てんかん発作に少しでも落ち着いて対応できるといいのですが。

けいれんに割り箸はもう古い

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