知っているようで知らない『痛風と外反母趾』。その違いと原因と症状が知りたい!
1,342views

知っているようで知らない『痛風と外反母趾』。その違いと原因と症状が知りたい!

足の痛みと聞いて頭に浮かぶ『痛風と外反母趾』。この2つは同じ痛みでも原因も痛みも全く違います。風が吹いただけで痛いと表現される『痛風』、オシャレ女子には欠かせないファッションアイテム、ハイヒールなどが原因といわれる『外反母趾』。よく耳にするけれどこの2つはどう違うのでしょうか?

よく間違えられる痛風と外反母趾

どちらも足先に痛みがある痛風と外反母趾

「外反母趾」と「痛風」はその似た症状からよく間違えられるそう。しかし、痛風と外反母趾は全く別の病気です。それぞれどんな病気なのでしょうか?調べてみました。

「風に吹かれただけでも痛い」という【痛風】

痛風とはどんな病気なのでしょうか?
痛風は最も古くから知られている病気で歴史上では、マケドニアのアレクサンダ-大王、神聖ロ-マ帝国皇帝のカルロス五世、プロシア国王フリ-ドリヒ大王、フランスのルイ十四世、宗教改革のルター、清教徒革命のクロムウェル、芸術家ミケランジェロ、レオナルド・ダ・ビンチ、詩人ダンテ、ミルトン、文豪ゲ-テ、スタンダ-ルやモ-パッサン、天才物理学者ニュ-トン、生物学者ダ-ウィンなど等、数多くの偉人が苦しめられたといわれています。
日本では明治以降に知られるようになったといわれ、かのルイス・フロイスやドイツ人医師ベルツは「日本には痛風がいない」と記録しています。

昔は「贅沢病」ともいわれたこの病気、わが国で、よく知られるようになったのは1960年代以降といわれ、現在では全国に数十万人の痛風患者がいると考えられています。その原因は、食生活の欧米化で動物性タンパク質や動物性脂質を取りすぎることが原因といわれているのです。また、男女比でいうと9:1で圧倒的に男性の発症率が高く、年齢でいうと働き盛りの30代~40代が多いのが特徴です。

痛風の原因と症状

痛風は贅沢病といわれるほど酒の飲みすぎや贅沢な料理の食べ過ぎでなりやすい

痛風の原因はいろいろ考えられますが、最近よく耳にするのが「プリン体」の過剰摂取による尿酸の増加です。また、飲酒(ビール、ワイン、日本酒)、食べ過ぎ(生もの「あん肝、レバー、白子」)、ストレス、腎機能の低下が原因として挙げられます。また特徴的な痛風の痛みは尿酸の結晶が血液中や関節内に溜まることで痛みが発症します。

痛風は、外反母趾とは違い足の変形はありません。症状としては突然足の親指が赤く腫れ上がり、痛みは締めつけられるように激しく、足を動かすこともできない…という症状が痛風発作といわれる症状です。この発作はほうっておくと半年から1年ごとに繰り返し、足の親指以外の関節まで腫れ、痛風発作の間隔も短くなっていきます。

外反母趾ってどんなの?

外反母趾になると親指の骨が変形して痛む

足の痛みの原因でよく話題に上るのが「外反母趾」です。外反母趾は簡単に言うと、足の親指が変形して小指側に「く」の字に曲がる病気のことです。この曲がりがひどくなると足全体が変形して靴に当たって炎症を起こし、ひどくなると靴を履いていなくても痛むようになります。もともとは靴を履いての生活の歴史が長い欧米人に多い病気でしたが近年日本人にも増えているといわれています。

外反母趾の一番の原因は靴を履くこと(身もふたもないですが)。男性に比べて女性の方が13倍外反母趾になってしまう確率が高いという統計結果もあります。最近では低年齢化もいわれています。女性が多いわけは、女性は関節が柔らかく筋力が男性に比べて弱いので簡単に曲がりやすいといわれています。先の細いヒールの高い靴、長時間立ち仕事も外反母趾の原因です。年齢は子供から年配幅広い人が対象になります。
以上、外反母趾と痛風、似ているようで原因も症状も全く違う症状なのはお分かりかと思います。どちらにせよ足に違和感を感じたら早めに医療機関を受診しましょう。早めに治療を開始する事が大切です。

PR