足が赤く腫れるのは、梅雨時の水虫から蜂窩織炎になった可能性も!
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足が赤く腫れるのは、梅雨時の水虫から蜂窩織炎になった可能性も!

じめじめする梅雨の季節。中年男性の病気だと思っていた水虫ももはや若い女性がかかるようになってしまいました。しかし恥ずかしいからとほっておいて足が赤く腫れることがあったら、要注意。厄介な病気、蜂窩織炎かも。

梅雨時は水虫の危険性が!!

女性に忍び寄る水虫!

梅雨時のムレで水虫になってるかも

最近はおしゃれなレインシューズも出てきて、梅雨の定番のおしゃれになりつつありますね。

しかしこの時期、ブーツの中は雨の湿気で蒸れた状態が続き、パンストも保温性に優れ、逆に水虫が繁殖するには好都合な履物ばかりで、女性でも水虫の脅威にさらされています。実際、年々女性の水虫患者が増えているんですよ。

なんと女性の70パーセントが水虫になったことがあり、5人に1人が今も水虫に苦しんでいる、というショッキングなデータも!
認めたくないですが、もはや水虫は中年男性の病気じゃないんですね。

水虫とは?

水虫はカビの一種が繁殖する皮膚病

水虫は、白癬菌といわれるカビの一種が繁殖する皮膚の病気です。手などにも感染しますが足が90パーセントといわれています。

これは上記のようにカビが繁殖しやすい環境が靴の中に整っているからなんですね。白癬菌のは40種類以上あるとされていて、このうち10種類程度が人に感染します。

水虫にはどんな種類が?

足の皮膚に感染する水虫は主に3つに分類されます。

指の間が赤くなり、それから白くふやけて、皮をむくと、液が出てじゅくじゅくし、かゆみを伴う「趾間型」。これは強い臭いも発します。

足の裏や側面に水疱や膿泡ができる「小水疱型」は、強いかゆみが特徴で、水疱は通常2~3ミリですが稀に大きくなることがあります。1週間程度でかさぶたになって剥がれ落ちます。

またかかとがヒビ割れて硬くなり表面がざらざらになる「角質増殖型」は、かゆみはありません。

侮ってはいけない水虫の傷

水虫がやっかいなのは、自然治癒は望めず、薬による治療が必要だということ。ただ、女性の場合は、恥ずかしさがあって、皮膚科を受診しなかったり、薬を買いにいかなかったりする場合が多いようですね。

でもその水虫の傷口から細菌が入り、足が赤く腫れることがあります。これは、下手をすると命にかかわる「蜂窩織炎」という病気です。

足が赤くはれたら「蜂窩織炎」かも

蜂窩織炎とは?

水虫の傷から蜂窩織炎になることも!

蜂窩織炎とは、黄色ブドウ球菌などによる皮膚感染症で、ほぼ9割がひざ下に起こり、ぼんやり赤く硬くなってはれて、発熱、寒気・頭痛・関節痛を伴うことがあります。

このきっかけとなるのが、水虫の傷から細菌が感染するパターンです。治療せずにほっておくと、細胞の壊死が進み命に関わります。

私たちの周りには常に様々な細菌が存在していて、通常ですと感染することはないですが、免疫や抵抗力が弱っているときに接すると容易に感染します。

上記の水虫の傷口だけでなく、虫刺されをかきむしってしまった傷や、毛穴や汗腺からも感染するので、日常の体調管理が大切です。蜂窩織炎は1年間に500人に1人が発症するといわれています。

蜂窩織炎の治療は?

基本的には、安静にし赤く腫れた部分を冷やします。むくみは症状を悪化させますので、立ち仕事は避けましょう。また血行をよくするようなマッサージは逆効果なのでやめましょう。

そしてなんといっても病院での適切な治療が必要です。抗生物質を服用すれば数日から2週間程度で治ります。炎症が重度の場合には入院が必要となることもありますが、通院での点滴治療で十分に治癒する場合もあります。

ひどくなる前に治療を

水虫の原因である白癬菌は決して強い繁殖力をもつものではありませんが、条件がそろうと増殖します。白癬菌が付着しても24時間以内にキレイに洗い流し、乾燥させれば繁殖しない、とされていますので、まずは水虫にならないようにしましょう。

また、もしなってしまったら、たかが水虫、と思わず、恥ずかしがらずにきちんと治療しましょう。

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