歩幅が狭くなる病気「パーキンソン病」の症状・原因・治療法
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歩幅が狭くなる病気「パーキンソン病」の症状・原因・治療法

最近、歩くスピードが遅くなったり、歩幅が狭くなったなと感じる方、もしかするとある病気に掛かっているかもしれません。歩幅が狭くなる病気であるパーキンソン病についてお伝えしましょう。歩幅が狭くなる病気のパーキンソン病の症状や原因、治療法についてみていきましょう。

姿勢が前かがみになって歩幅が狭くなるパーキンソン病

歩幅が狭くなる病気にパーキンソン病があります。パーキンソン病の症状や原因、治療法などをご紹介します。

パーキンソン病の症状は?

パーキンソン病の症状は?

パーキンソン病は、筋力があるにも関わらず、自分の思った通りに体を動かすことができなくなる病気です。パーキンソン病に掛かると、歩幅が狭くなったり、手や足がふるえることが多くなります。

【手足のふるえ】

手足だけでなく、唇や頭頂部にもふるえが起こります。じっと静かにしているときにふるえが起こることが特徴です。手足を動かしたり、首を傾けたりするような動作をすることで、ふるえは止まりますが、動作をするときにも起こる方もいらっしゃいます。また、丸薬をまるめるように、四本の指と親指が同じようにふるえるのも、パーキンソン病の症状の1つです。

【筋肉の緊張】

パーキンソン病になると、筋肉が緊張してしまいます。患者本人が感じることはないのですが、介助者がゆっくりと横になっている時に患者の手足を動かすと、関節が硬くなって動かしにくく感じます。

【転倒】

パーキンソン病になると、横や後ろの方向に転倒をしやすくなります。

【歩幅が狭くなる】

パーキンソン病になると、一歩の歩幅が狭くなり、ちょこちょこと足を出して歩くようになります。さらに、前後の歩幅だけではなく、左右の幅も狭く、歩き出しの一歩が出にくくなります。歩くときには、前かがみの姿勢になりがちです。

パーキンソン病になる原因は?

パーキンソン病になる原因は?

パーキンソン病は脳内から出るドーパミンが、不足しているために起こります。なぜドーパミンが出にくくなるのかという原因は、未だはっきと解明されていません。

黒質の神経細胞のドーパミンが変性するのは、環境要因であったり、神経毒であったり、活性酵素の影響だったりと、様々な仮説がたてられていますが、原因は不明なのが現状です。

パーキンソン病の治療法は?

パーキンソン病の治療法は?

パーキンソン病の治療法は、薬物療法と手術療法の2つの方法があります。

【薬物療法】

パーキンソン病になるのは、脳内のドーパミンが不足するためです。

よって、薬物で脳内のドーパミンを補う方法をとります。薬物療法では、レボドパ製剤と呼ばれる薬を使って、治療が行われます。レボドパ製剤が体内に入ると、脳内に入り込みドーパミンへと変わり、パーキンソン病の症状を緩和したり改善したりします。

ただ、このレボドパ製剤は、長期間使っていると薬が効く時間が短くなるウェアリング・オフの症状が出やすくなります。よって、初期段階では、少しの量から始めて、だんだんと増やしていきます。

【手術療法】

パーキンソン病の治療の中心は、薬物療法なのですが、薬が効く時間が短くなったり、薬の効かない患者さんは手術をして治療を行います。手術療法をして、病気を完治することはできないのですが、薬の量を減らしたり、症状の緩和が期待できます。

症状の緩和をするために

症状の緩和をするために

パーキンソン病の症状を改善するためには、生活の中で運動療法を取り入れたり、音楽療法を組み込んで、ゆったりと生活をすることが大切です。

運動療法は、腕を回したり、屈伸をしたりして体の柔軟性を高めます。また、音楽療法は、マーチのようなリズムがしっかりと分かる音楽が効果的なのですが、好きなクラシック音楽やジャズで心をリラックスさせても良いです。

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