足がボコボコすると下肢静脈瘤かも?原因や治療法をご紹介
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足がボコボコすると下肢静脈瘤かも?原因や治療法をご紹介

足がボコボコと血管が浮き出ていたり、むくみがひどかったりすると「下肢静脈瘤」の可能性が疑われます。女性に多くみられる症状で、妊娠などをきっかけとして起こることも。ここでは下肢静脈瘤の原因や治療法を解説します。

下肢静脈瘤とは?

下肢静脈瘤とは?血管は逆流を防ぐための働きをする弁がありますが、静脈の弁が何らかの理由で壊れてしまい正常に閉じなくなって血液が逆流することで下肢静脈瘤は起こります。しかし、40代の約半数がかかるといわれている病気でもあるため誰にでも症状が現れる可能性があるでしょう。特に男性よりも女性は起こりやすく注意が必要です。

下肢静脈瘤の症状

足がボコボコと血管の浮き出た状態になる、むくみがひどい、足がだるくて重い、ほてったりつったりする、痛みがある、足の皮膚が茶色に変色しているなどの症状が現れると下肢静脈瘤かもしれません。しかし初期には疲労との区別がつきにくく、判断を誤ってしまうこともあるため、症状が長引いたり違和感を感じたりする時は受診しましょう。

原因

運動不足で同じ姿勢が多い

運動不足で同じ姿勢が多いデスクワークが多かったり、長時間立ったままのになったりすると静脈の流れが悪くなりやすく、下肢静脈瘤を引き起こす原因に。椅子に長時間座る時はたまに立ち上がって体を動かしたり、立ち仕事をする場合は適度に歩き回ったりしましょう。

妊娠や出産による影響

妊娠するとその継続のために黄体ホルモンが分泌され、胎児へ栄養を送るなどするために血液の量が増えます。そのため、血管も拡大して下肢に流れる血液の量も増大、結果静脈の弁を壊してしまうことも。
しかし、妊娠出産のあと症状が治まる場合もあるため妊娠中は特に治療せず、出産後下肢の様子を見て治療が行われることになります。

加齢による影響

40代頃から下肢静脈瘤にかかる人が増えてくるため、加齢による影響は避けられないでしょう。年齢と共に弁が弱くなるだけでなく体を動かす機会が減るためにさらに弁の働きが衰えやすくなります。

何科を受診すればいい?

何科を受診すればいい?皮膚に症状が現れる場合が多いですが、受診する科は皮膚科ではなく「血管外来」です。しかし血管外来は総合病院でなければ受診が難しいため、一般の病院では一般外科、循環器科、形成外科で受診しましょう。ホームページや口コミなどで下肢静脈瘤の治療実績が多いとみられる病院を選ぶのが安心できるポイントです。
最近では下肢静脈瘤の治療を行っている病院も増えてきているため、比較的受診はしやすくなりました。

下肢静脈瘤の治療法

下肢静脈瘤の進行度によって治療法は以下の通り変わってきます。

弾性ストッキングの着用

医療用の弾性ストッキングをはくだけの手軽にできる方法で、足に適度な圧力を与えることで余分な血液が滞ることを防ぎ足の深い場所にある静脈の流れを助けます。手軽にできる反面、医療用とはいえ保険適用外なので自費になり、夏場は蒸れて熱くなりやすいデメリットも。

硬化療法

硬化剤という、血管を固める薬を静脈に注射したあと、弾性包帯を巻いて血管をつぶす方法。軽い症状であれば外来でも受けることができ、施術時間が10分から15分と短いこともメリットのひとつです。しかし硬化剤を注射した部分に色素沈着があったり、2割から3割ほど再発の可能性があるというデメリットも。

ストリッピング手術

下肢静脈瘤の手術として、古くから行われている方法。足の付け根や膝などを数センチ程度切開して静脈弁を引き抜きます。これまでの治療実績が長いうえ再発率が低い方法ですが、入院が必要になったり後遺症が出る可能性も。

下肢静脈瘤の予防

下肢静脈瘤の予防日常生活から、下肢静脈瘤にならないように予防することが出来ます。
立ち仕事やデスクワークをしている方は、同じ姿勢にならないように動いたり、一定時間は足を休ませてあげましょう。また、寝る際には足が少し高くなるように、クッションなどを敷いて寝たり、普段履いている靴を歩きやすいものに変えたり工夫をしましょう。

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