主な外反母趾の手術方式と費用やダウンタイムについて
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主な外反母趾の手術方式と費用やダウンタイムについて

外反母趾の手術の方式は150種類以上もあることをご存知ですか?最近テレビなどでも話題のDLMO法などの日本で行われている主な3つの術式と、それぞれの特徴やトータルでの費用、入院期間などについてまとめました。

外反母趾の手術は150種類以上!?

外反母趾には様々な手術方法がある

長年付き合ってきている外反母趾もサポーターなどの保存療法で効果が見られなかったり、痛みが激しくなってきたり履ける靴がなくなってくるとそろそろ手術が気になってきます。
手術といってもどんな手術をするのか、痛みや治るまでの期間はどのくらいなのか不安になります。
また、外反母趾の術式には数多くの種類があり、なんと150種類以上といわれています。まず、現在主に日本で行われている外反母趾の手術の3つの術式をご紹介します。

外反母趾の手術の主な考え方

外反母趾の治療方法はおもに手術

足の甲には指の延長上に5本の骨が縦に通っています。その中でも母趾中足骨というのは親指の延長上に伸びている骨で、外反母趾ではこの骨が小指側にくの字に曲がったり、くの字の頂点が内側に出っ張ってしまっています。
この骨をまっすぐにしようというのが主な外反母趾の手術の考え方です。

Chevron法(シェブロン法)

シェブロン法は比較的軽度から中度の外反母趾の手術として用いられます。母趾中足骨の足指に近い方をV字型に切り取って、ずらします。ずらした部分はボルトなどで固定します。
入院期間は1週間程度で、1ヶ月くらい松葉杖などで安静を要します。

mann法(マン法)

マン法は歩くのも困難になってしまった重度の外反母趾によく行われる手術です。
シェブロン法同様、母趾中足骨の変形を取ってまっすぐにするのですが、骨を切る部分は足の踵側の深い部分です。また、同時に変形した出っ張りを切り取ることもあります。
入院期間や安静期間はシェブロン法とあまり変わりません。

DLMO法

慶應義塾大学で近年開発され、急激に広がっているのがDLMO法です。
やはり、シェブロン法のように母趾中足骨を切ってずらすのですが、骨はV字ではなくまっすぐ切ります。また、固定方法が違います。1本のワイヤーを縦に足の親指に沿って刺しておくのです。このワイヤーは、足の骨がくっついたら抜いてしまいます。
DLMO法には従来の外反母趾の手術にはないメリットがたくさんあります。
ひとつは比較的簡便な手術だということです。足に負担が少なく、入院期間も安静期間も画期的に短くなります。日帰り手術を実施している医療機関もあります。
傷跡が小さいのも嬉しいポイントです。DLMO法は人気が高いので手術の予約待ちが1年を越すという医療機関もあります。
ただし、全ての症例にDLMO法が合っているわけではありません。また、いくら簡便な手術で安静期間も短いとはいえ、普通のパンプスなどが履けるようになるには3ヶ月以上かかります。つい無茶をしてしまうことに注意が必要です。

外反母趾の手術の費用は?

外反母趾の手術にかかる費用は

外反母趾の手術には保険が適用されます。その他に、画像診断料や入院費用がかかるのでケースバイケースで上下しますが、およそ1週間の入院で3割負担で10万円から20万円くらいかかります。DLMO法の場合は、短期入院や日帰り手術ができますのでトータルの費用は半分以下に抑えられます。

手術は片足ずつ?両足一緒?

基本的に外反母趾の手術は片足ずつ行います。
費用面を考えると、片足でも両足でも手術費用以外は変わりませんから両足同時にやった方が経済的です。また、入院やその後のダウンタイムを考えるとどうしても両足同時に手術を受けたくなります。
しかし、両足同時に手術してしまうとその後の日常生活が困難になりますし、リハビリも難しくなります。
よほどの事情がない限りは片足ずつの手術をおすすめします。

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