肉離れのとき太ももをテーピングする基本的な方法と考え方とは?
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肉離れのとき太ももをテーピングする基本的な方法と考え方とは?


肉離れのとき太ももをテーピングする意味

太ももの肉離れは安静が大事

太ももが肉離れの際には安静にすることが大切ですが、しかし、太ももをまったく使わないということは不可能です。
運動競技者でなくとも日常生活を送るために太ももに負荷をかけることは仕方のないことです。このとき、肉離れを起こした太ももに何も対処や保護をしないで負荷をかけると肉離れの痛みはなかなか引かないことが多いようです。テーピングを行うことは太ももへの負荷を軽くするという意味があります。

正しい位置での固定は治療速度を早くする

太ももにテーピングを巻くことで痛みの軽減だけでなく、適切な位置で筋肉を固定しておくことは肉離れの治癒速度を高めることも期待できます。ただし、適当にテーピングで固定しても太ももの構造に適していなければ、その効果は低いと言われています。太もものテーピングは太ももの筋肉などの位置を考えて、巻く順序や角度、方向などが重要なポイントになります。

太ももにテーピングする基本的な方法

太ももにテーピングする方法

太ももは体の中でもっとも大きな筋肉がある部位です。また、立つ、歩行するなどの際に常に下向きに負荷がかかることを想定した巻き方が必要です。このとき、テーピングの巻き方の基本は重ねて巻くことで、太ももの動きを阻害ことなく、筋肉にかかる負荷を軽減することを意識します。

【1】患部の表面を固定

太ももにテーピングを巻く時には、まず痛めた部分の表面を覆い、患部を軽く固定します。これが基本固定になります。肉離れを早く改善するためにこの基本固定の前にオリーブオイルやマッサージオイルを塗ることで筋肉の質を早く改善させることも有効です。

【2】下から斜めにサポート

次に太ももの横から前側をサポートするために幅2センチから3センチ程度のテーピングを巻いて行きます。このとき大切なのが巻く角度と方向です。
太もも側面から前側を通って反対側の側面に向かって斜め40度の角度で左右から巻いて行きます。左右から巻かれたテーピングが前側でクロスするような形になるのが理想です。
また、テーピングを巻く方向は下から上に向かっていくように貼ります。このように下から上に向かってすくい上げることを意識してテーピングを巻くことで下向きの負荷を軽減する効果があります。
このように下から斜めに補強するようにテーピングを巻くのは太ももの動きを邪魔しないためです。段階的に側面から固定するように巻くことで太ももの前側に少ない負担で動くことを助けます。

【3】横方向にサポート

横にサポートするテーピング

太ももの動きを助けるようにテーピングを巻いたあとは、太ももの筋や腱を保護を目的とした固定を行います。その方法として3センチ程度のテーピングを太ももの側面から前側を通って反対の側面までを横一直線に貼って行きます。
このとき、膝に近いところから股方向にかけて巻くこと、さらに、左右の側面から交互に出発して巻いて行きます。例えば、膝上2センチ程度の位置から左側面から前側を通って右側面に向かってテーピングを貼ると、次は同じように右側から左側に向かって巻く、さらにその次は左側から右側に向かうように巻いて行きます。このような貼り方で数センチずつ上方向に移動しながら貼って行きます。

【4】太もも全体を覆う

縦にサポートするテーピング

最後に太もも全体の固定を行います。このときに必要になるのは比較的丈夫で幅や厚みがしっかりしたテーピングです。このときにも巻く方向が大切です。下向きの負荷を軽減させるために、ここでも下から上に向かって螺旋状に巻くことが基本になります。
ここでも固定する方向が大切になってきます。太ももの動きを自然に行えるように外側から内側に向かって巻き上げるようにすることがポイントです。

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